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予定通りの時間に起きる。アラームが鳴る直前に目が覚め、時計を見つめながら鳴るのを待っていたところ、鳴らなかった。おそらくこれが初めてではないと思われる。過失ではなかったことが証明された。昨夜の間にすっかり雪は積もったようだ。乱反射して輝く雪道を歩き、線路を抜け、ティムへ。目覚ましのコーヒーと、ボストンクリーム。家に戻り、F氏に電話したところ忙しいとのこと。1時間後に掛け直すように言われ、眠気が覚めないので75分ほど寝る。マカロニをゆでながら電話。やはり眠い。失礼なことをしてしまった。早めに家を出てメイソンへ。そろそろ冬支度と思っていたが、やはりまだ本格的な寒さには想像が及ばず、とりあえず何が必要かはっきりしてからと思い直し、モール内を少し歩いてからバスに乗り、バイトへ。あまりの眠気の立ちくらみのようなもので、まともに仕事ができるか心配だったが、忙しさからいつの間にかその心配も忘れていた。ようやく目が冴えてきたのが夜だった。急かされることはあっても、ミスらしいものは一つとしてなかったので、今がチャンスだと、調子に乗り、何も恐れずにMarikoさんに1月の連休の件をお願いした。二つ返事。
気温が比較的高い。しかも久々に晴天。寝坊したため窓からの眩しすぎる日光で目を覚ますこととなった。バイトは特に忙しくなかった。日本人客2件。私が日本語を口にしたとたん、「あ、日本人ですか!」などと驚いたような反応を見せると同時に、急に肩の力を抜き、安心感を見せる。ほっとするというか。私だけではなかったらしい。疲れているときに限って日本人が多いのは、もちろん自分を甘やかしてはいけないのだが、ありがたいことでもある。外国人との接客を重ねるに連れ、最初の不安を隠せず怖気づいていた頃に比べると、慣れてきたのは当然だが、細かいこと複雑なことになると理解が十分でなかったり、説明が明快でなかったり、無能さを痛感することも多々ある。登る山は高い。
自信を与えてくれるものを得たことで、自分自身を取り巻いていた何やらややこしいもの煩わしいものが、今となっては小さいものに思えてきた。最も重要なものに向かっていたはずが、どこかで道に反れたり、何かに邪魔をされたりしようとも、結局軌道修正される。それは自分の力であったり、他人の影響であったり。
同じウェイトレスにはMakiという私の名前の代わりに"Roll"と呼ばれ、「なんでこんなに寒いのー」という驚嘆に、ルームメイトには「冬だからだ」という一言で片付けられる。今日は日中氷点下。
昼に起きる。雨。ルームメイトは映画を観ていた。どうやらフットボールは中止になったらしい。ならフィギュアを見せて欲しかった。早めに家を出てウォルマートへ。しかし肝心のフィルムを忘れる。バイトへ行く時間なのだが、バスなかなか来ない。ただでさえぎりぎりのスケジュールだったのに、さらに遅れたバスのせいで、5分ほど遅刻してしまう。私が着いたとき、一時的に非常に忙しい様子だった。寝不足というのもあり、最初の数分は頭が働かず手元も頼りない。"More quick"と指摘を受ける。帰り際には、警告を受ける。遅刻するとクビだと。"I miss Janett." いつもの寿司シェフにキャリロールと天丼をもらう。ありがとうございます。避難場所のウィリアムで23:40まで時間をつぶす。読書とココアとマフィン。家に戻るとみんな帰った後だったので安心する。ルームメイトも機嫌良い。メイプルリーフが勝ったからだ。いつもに比べ、珍しく長く話した。非常に珍しい。
早朝に目が覚める。読書の残り。家にFAX送ろうとしたところ受話器を取られた。起きていたらしく、話す。スケカナ録画せよという指令。一瞬パニックに陥ったが、とりあえず先にトレイシーに電話してみる。"Ok"、と快く引き受けてくれた。家賃支払いのため銀行へ。帰ってまもなくルームメイトも帰宅。機嫌よく迎える。しかしまたすぐ外出。私はバイトへ。1階エレベーターが開いたときにちょうどルームメイトとすれ違う。また機嫌よく別れる。バイト適当に忙しかった。バイト中の記憶はあまりない。一時的に大量にテーブルを担当。22時過ぎに帰宅。家は留守。しかしついさっきまで居た模様。フリーウィリーとブレアウィッチのそれぞれ最後の部分だけ見たり。みんなどこにいるのか。しかしまったく見当がつかないわけでもなかった。選択肢はそう多くない。会えなかったら諦めるつもりで。着替えてから最初にオールドシカゴへに行くが見当たらず。初めて行くPochersへ。階段の下に居た。最初に気付いてくれたのが韓国人の友人。その後色々あって、まあ一応楽しい夜だったといえる。
川村
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