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2003年10月27日(月) 下がり続ける

日に日に気温は下がってゆく。バイトの帰り道、これは寒いと思ったら気温1度。もう1度下がれば池の水も凍る

学校は午後のみ。マグダレンの授業。相変わらず風邪のためあまり参加できず。"blotch, mole, dandruff, blister, etc" という皮膚の障害を表す単語を一つ一つ説明し、さらにあなたにはある?と一人一人聞かれる。さすがに、教室を間違ってしまったのかと疑ってしまった。終了後、雨の中リッチモンドへ出る。メキシコのファーストフードの店に行き、ウィリアムズに持ち込み、カプチーノを飲む。ゆっくり過ごす。

さらに強くなった雨の中、一旦帰宅。久々にルームメイトより先に家に戻る。のどが渇き続けていたので紅茶を入れる。窓の外の、冷たい空気と雨とは対照的に、部屋のライトの光が何とも優しく映り、思いがけずやわらかい空気を感じた時間だった。しかしすぐにバイトへ。途中、事故で迂回する。ぎりぎりの時間に到着。Lisaのみで、店も結構ひまだった。余裕さえ感じながら動いていたが、緊張感の途切れたある瞬間にミスはしてしまった。Sorry.

帰ると、ルームメイトと弟と彼女がホッケー観戦。ゲーム終わるまでの数分は同席する。興味もないので特に口を利かず。なんていうか、やはり入れない世界ってある。縮まらない距離ってある。越えられない壁ってあるよね。つい過去を思い出す。


2003年10月26日(日) 1時間余分に

サマータイムは昨日ですでに終わったそうだ。そろそろだと思っていたら。おかげで寝坊できた。バイトはいつもの日曜日らしく、あまり忙しくない。テーブル3件。最後に来たお客さんだが、ワサビを小皿に大盛り余分に頼まれる。Promise me, 全部食べてしまうようにということを言い、時間が来たので私は先にレストランを出たが、結局どうなったのだろうか。


2003年10月22日(水) 学校

学校へ。理由は知らないが、午前中マグダレンが不在だったため、代わりにジャスティンが講師を務めていた。MG氏の姿も見かけず、昼は1人でウィリアムで昼食。相変わらず過食は止まらず日替わりのEntreeなど注文してしまう。窓側の席に座りリッチモンド側の通りを眺めていた。意外でもなんでもないが、知ってる人を何度も見かける。向うは、カフェから誰かに見られていることなど知る由もなく。ついでに、見てはいけないもの、見たくなかったものまで見てしまう。次第に想像なのか現実なのかさえ分からなくなってくる。

午後はジェニー。先週と同じくライティング中心の授業。しかも独創性を求められる課題ばかり。Piglet on Pacakeというタイトルで、とらがバターになる例のお話を無理やり結びつけ、別の課題ではテネシーから、プレスリーを無理やり関連付け、とりあえず合格点を頂いた。

遅めに帰宅。ジェイミー来る。今日の中継は、通常より遅い時間帯だったらしい。計算外だった、と一瞬悔やんだ。とはいえ、まだ風邪をひいたままなので、一口の赤ワインの後に風邪薬を服用し速やかに眠りに落ちる。


2003年10月21日(火) 避難(箇条書き)

風邪薬のせいもあり、朝は目覚めが悪かった。正午を過ぎても体は重いまま。最近ずっと聞いているB'zさえ今日はなんだか重々しく聞こえたくらい。いつものように、日当たりの良いダイニングで昼食。外出しようとした頃に、何だか雲行きが怪しくなってくる。寒い中、5分ほどで来たバスに乗り込んで南下。最初にショッパーズの郵便窓口へ。ようやく従姉妹とバーモントのフローラに葉書を出すことができた。そしてルディの誕生日カードも。小雨が降る中、本当に柄にもなく図書館で勉強するためにギャレリアへ向かう。間にファーストフードの夕食をとったくらいで、それ以外はひたすら独語だとか英文会計だとかをやっていた。結局、予定通り閉館時刻まで過ごした。帰りは雨。短い区間だけバスに乗る。帰宅すると、小包があるのを発見。家からだった。カイロとか入っていた。ありがとうございます。その後ラベンダーの紅茶を飲む。ルームメイトも風邪であること知る。よほど疲れていたらしい。だってあのラベンダーミルクティーはいただけないでしょう。お大事に。明日は起床時刻が普通でないほど早く、また予定もそれなりにあったりするので今日はここまで。おやすみなさい。

笑顔が消えるとき。争いの起きるとき。


2003年10月20日(月) 風邪?2

朝とても起きれそうもなかった。おそらく軽い熱があったと思われる。ひきはじめに抑えることができず、風邪はひどくなってしまった。何の用があったのか忘れたがウォルマートへ。夜に、また嫉妬してしまう。電話で話す声。だけどもういい。本当に。envyではない。あきらかにjelousだ。ダンスはするのに散歩にはいかないって??

ルディにカード書く。明日きっと投函。



2003年10月19日(日) 風邪

風邪で苦しい。昼過ぎまで寝る。窓から直射日光。ルームメイトがキャンプから帰る。早すぎる。バイトに行く途中にあるはずのショッパーズに行くのが目的だったが、実際バスを降りて近づいてみると看板だけで、店は開いていなかった。バイトは暇。担当したテーブルは一つだけ。ノースウェストからきているという2人の女性だった。少し話せた。もしイエローナイフに来ることがあったら、と名刺をくれた。本当に行けたらいいのにと思う。「作った笑顔」と本物と見分けがつくようになった気がする。20時に終了。これも早すぎる。オックスフォードで降りて、アデレードのショッパーズへ。バスが来ないので歩いて。そして帰りもかなり歩いて家に着く。ウーロン茶飲みながら結局一緒に見てしまった映画は"See Spot Run"。犬と子供が登場する軽めのハートウォーミングストーリー。所々に涙を誘う場面があるが、それぞれ感動に浸る暇もなく短時間で終わるのが何か物足りない。


2003年10月14日(火) (箇条書き)

朝から天気悪い。正午過ぎまで家で過ごす。自分で髪切ったり。雨は止む気配を見せない。雨の中バス乗り場へ。LCBOとショッパーズへ(トイレットペーパーが目的)。マクドナルド。ストレスのはけ口、落ち込んでいるときは食に走る癖。一時的なものとわかっているものの。止まらない。家に戻る。

夕食はベンタンの残り物少し。テレビ見つめながら座ってみる。しかし、やはり冷たい。Tracyに電話。キューテップ死んだこと知らされる。良くないこと悲しいことが続く今日この頃。

韓国の友人2人にようやくメール。


2003年10月11日(土) あまり好きではない。

ルームメイトが外出する際に、夜にホッケー観戦―つまりパーティを開く―をするので来客があるからと聞かされる。その瞬間に一気に気分が沈んだ一日の始まりだった。80年代の映画をつけっぱなしにして、Bzを大音量で聞きながら昼食を作ったりCANADIAN Artをぱらぱらとめくったり。その時しのぶから電話。日曜日の予定等について少し話す。思えば一週間話していなかったので、久々の電話は嬉しかった以上に、安心させてくれた。

バイト。かなり眠い。あまり忙しくない。よって通常より早めに終業させてくれたが、「家に帰りたくない」などとわがままを聞いてもらい、もう少し手伝いなどしながら居させてもらうことになった。

それでもパーティはまだ半分を過ぎたくらいの頃だろうという時間に帰宅してしまう。ティムで時間を潰すことを考えていたが、気付かないうちに身体は疲れていたからだ。バイト自体は疲れるものでなかったが、睡眠不足が原因だったと思う。昨日寝たのは明け方だった。だからこそ、今日は一人で静かに休息したかったものを。

もはや意識的にため息を何度もつきながらアパートへ。10階にたどり着き、ドアの前に立つと中から甲高い笑い声だとか叫び声だとかが聞こえ、お祭り騒ぎの模様。この年一番のため息をつきドアを開ける。

唯一正気の人間が半ばあきれながら、熱に浮かされ騒ぎ周る人間ノリにあわせるのは容易なことだった。部屋に戻ってもまともに休めるとは考えられないので、意思に反しながらも輪に入る。表情も口調も何もかも変わってしまったゲストやルームメイトを観察する。

ちょっとした嫉妬にさいなまれる悪い癖は今日もまた現れたが、結局のところそれは抑えられるものではないことが分かってきたし、その対象はあくまで他人であるのだから、自分でコントロールできるものではない。一時的に息が詰まりそうな気持ちになり、圧迫感を覚えても、自分は自分でいいんじゃないかという結論に達し、そこで終わる。その繰り返し。

それほど悪くない気分のまま深夜にパーティは終了。果たして本当にお酒で本音を聞き出せるのだろうか?非常に強い疑問が生まれる。常に誠実を求めているのであれば、おそらく酒はその手段にはなり得ない気がしてならない。

酔っている彼も彼女も別人。だからこそ許せたり、許せなかったり。


2003年10月09日(木) 虚飾(箇条書き)

午前中は浴室と玄関に掃除機をかけるだけで済ませ、勉強に取り掛かる。朝の混雑を避けて近くのティムへ。ラージカフェだけ買って持ち帰る。午後に遅めのアフタヌーンティー。この時間はダイニングに溢れるほどに日が差し込む。BGMはあえてノラ・ジョーンズ。ティーカップを置き、窓の向うを眺める。一瞬ではあったが、満ち足りた幸福と余裕という雰囲気を感じる。空気全体から、全身で感じる。しかしそれは見せかけでしかない。こうしていると、自分のどこかでは常に安息を求めているということを認めずにはいられなくなる。

虚飾的幸福を10分ほど味わったところで、バイトの用意。いつもより早めに出たのは、Chaptersに寄るため。30%オフになっていたShopaholicのシリーズのうち1冊と、季刊のCanadian Artとドイツ語ボキャブラリーの本を購入。いつになく、短時間での選択であった。Southdaleを越えて四季へ。歩いてみると思いがけなく遠く、四季に着いたのは始業時間ぎりぎりになってしまった。

夜にパルプフィクションの途中だけ見る。興味を引いたのはダンスの部分くらいまでで、それ以降は何だかめちゃめちゃな展開とストーリーという印象が強く、とても見ていられなかった。日本語字幕で一度見たような記憶があるのだが、やはりあの時も途中で止めたのだと思う。

最近妙に疲れやすい。
"See you tomorrow." いつもの言葉ながら、なんだか寂しかったですね。その姿も。それではまた。


2003年10月07日(火) 晴天(箇条書き)

選挙は明日だと思い込んでいたら今日だった。あなたのおっしゃる通りでした。

相変わらず主婦みたいな生活をしている。午前中は家に電話したあと、髪を少しカットし、残っていた洗い物を少し、浴室の掃除も少し。その勢いで自分の部屋の掃除。BGMノラ・ジョーンズ。遅めの昼食は昨日のクラフトディナー。今度は冷凍してみたのだが、やはり風味が落ちていたのは変わらなかった。日当たりの良い、一応ダイニングになるのだろうか、そこある大きなテーブルでドイツ語復習。簿記は帰ってからにしようと、出かける。ウォルマートへ。髪を切るハサミと柔軟剤を買う。最近、買い物に行くと、モールの空気が悪いのか、最初の数分のうちに疲労がじわじわと押し寄せてくるのを頻繁に感じるようになったため、可能な限り早めに済ませるよう努めている。が、結局今日も探しているものが見つからなかったり、服や本を眺めたりしているうち、かなり時間が過ぎてしまった。帰ったのは夜。

テレビを数時間眺める。ルームメイトは風邪か。それにここ数日はネットばかりしているようだが。

感情のコントロールというのも、そう難しくないのかもしれない。どんなに腹立たしいときでも、しゃくに障る相手でも、無視したり苛立ちをあらわにする代わりに、あっさりとした笑顔と挨拶を向ける。それが相手にどう映っているのかは考えるまでもないが。その時点で相手を見切っている場合もある。あたり散らしてしまうその前に、まず考えてみよう。

相手の存在がある上で自分の存在があるのだから。ただ自分の思うままに行動するのが必ずしも良いとはいえない。自分を抑制できないことと、自分に嘘をつくこととは、また別問題なのだ。


2003年10月06日(月) 失言(箇条書き)

あの時の発言が失言だったことに今頃になって気付く。なぜ一瞬あんな反応をされたのか、ようやく理解する。「ただのウェイトレス」。無論ただのウェイトレスには変わりがないし、自分でもそのように感じていた。しかしそのような言い方をしてはいけない相手に言ってしまったのだった。その彼のガールフレンドが6年間ウェイトレスだったなんてことは知る由もないことで。それに本来私が意味したかったのは「ただのバイト」だということ。だから最初から「ただのバイト」と言うべきだったのです。それに、「ただのウェイトレス」という仕事さえ、簡単には手に入れることが出来なかったことを忘れていたのか。寝ていて降ってきたものではなかったものを。なんとおごり高ぶったこの態度。So sorry!




2003年10月04日(土) 考えすぎ

早めに家を出てバス停へ。途中の道でジャスティンに会う。二日酔いというような表情と顔色。仕事はどうかと尋ねられる。いつも優しい。ウェストマウントの方向へ。といっても冬支度以外に特に買い物をするつもりはなかったのだが、ふらっと立ち寄ったCARLTONCARDSでクリスマスのオーナメントをつい見てしまう。見てるとやめられなくなる。面白い。さすがは本場なだけはあるかもしれない。興味をひいたものは多数あるが、シンプソンズからオペラ座の怪人、プレスリー等、まるで玩具であるがかなり本格的である。

バイト。昨日よりは気合を入れたつもりで、始業前には深呼吸までしてしまった。しかも土曜日。忙しくなることも、ミスをするかもしれないということも予想していた。やはり全テーブルが埋まるほどに混雑し、オーダーミスだとか料理を運ぶ段取りを狂わせるとか、自分でもあきれるようなミスをした。注意力と冷静さを失っていた気がする。

今日接客した日本人、加古川市出身だった。奇遇。世間は狭し。

頭痛がしそうなので早めに切り上げたいと思う。深夜にルームメイト達が帰宅。状況は察知したが、何も訊く気にはなれなかった。そのときの心境については、今とても書けそうにない。突然にしてかき乱された状態は簡単には整理できそうもない。

「人騒がせな人たち」


川村 |MAIL