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2003年09月29日(月) 消極的幸福

午後は引越しの手伝いを少し。車を借りに行ったり。夜はシンプソンをはじめコメディチャンネルを延々と。土曜の夜にどこかへ行っていてほしいなどと告げられる。予期せぬ事態が起きたことは事実だが、ルームメイトがいることは最初からわかっていたはずであるし、他に手段が取れないとは思えない。理解不能ルームメイト。

失うものがないというのもまた幸せの一つであるのかもしれない。確信できそうだ。


2003年09月21日(日) Are you ready to ask?

明け方、あまりの寒さに目が覚める。気がつくと窓が開いていた。ソファから降りて窓を閉めに行くが、空が夕焼けを思わせるほどにオレンジであることに気付く。おそらく期待通りの美しい朝日だろうと窓から首を伸ばしてみるが逆の方角にあるため光源は見えず。

昼は掃除や読書をしてだらだらと過ごす。Wendy'sに昼食。そのあと隣のMac'sに寄る。入り口のドアを開けたところ、そこにマットがいた。ちょうど今帰ってきたところだったらしい。私は数秒で買い物が終わる。その間待っていてくれたので、共に帰宅することができた。ありがとうございます。

夕方バイト。オーナーの不思議そうにしている顔を何度見たか分からないほど暇だった。しかしお客さんは少なくても私の緊張は変わらないわけで。未だに注文を取りにいくたび、あまり複雑な注文をしないでとか、難しいことを聞かれませんようにとか、理解できますようにとか、通じますようにとか祈ってる自分がいる。最後の最後でオーダーミス。終業時間後にミスのことを深く謝罪。"That's ok,that's ok." と、Marikoさん。数秒置いて、"So, what did you do?" 次回から、より気を引き締めて。


"Are you ready to order?"


2003年09月17日(水) Go to the vet

日中は、やはり日差しが強い。それでいて風だけは冷たいので、夏なのかそうでないのか分からない。分からないまま過ごしていると風邪をひいてしまった。初期症状の今のうちになんとか食い止める。

そんな状態で、メイソンヴィルに向かいバスに乗っていると、散歩中の犬を良く見かける。が、明らかに注意を怠っているのか、無関心なのかと思わせる飼い主が多すぎる。非常に気になるものとしては、小型犬を自転車やインラインで散歩している輩。たいてい犬のほうはもはや、飼い主についていくというより引っ張られている。見た目もかなり必死で、息切れしている状態。ほかに、太陽が一番高く昇る時間帯にハスキーを連れている輩。これはもう言うまでも無い。熱射病にしたいのか?随分と以前なるが真夏の昼間、街路樹の陰で、子犬と、子犬に寄り添っている2人の女性を見たことがある。状況から察するに、熱で動けなくなってしまったのだと思われる。犬が。女性らは懸命に水を飲ませたり子犬の体を冷やしたりしている様子だった。それを見守ることもできず、私は信号を渡ってしまったが、あの後すぐに回復したのか、獣医に診てもらったのだろうかと、しばらくの間、心配していた。

家族の一員として迎え、精一杯の愛情を注がれるべきだと私は思うが、世話をするからには、それなりに十分な配慮と知識が必要である。全ての責任は飼い主にあるのだから。ただ、散歩の例だけを述べるが、自転車で犬を引っ張ったり、時間帯を考えずに散歩に連れ出したり、要は面倒臭がりとか、自分の都合しか考えないとかいうくらいなら、最初から飼うべきではない。


2003年09月16日(火) 理由

今日は、昼に学校に行くがしのぶには会えず。電話してみたところ、昨晩遅くまで飲んでいたらしく、朝は見送ったそうだ。話し終える頃にまさるがやってくる。酔いからさめて間もないという表情。NYのTシャツを手渡し、少し話したあとウォルマートへ。バイト用の靴下を買う。夕方帰宅。まだ旅の疲れが取れないでいる。

思わず、「忙しくて」と言ってしまった!!!!失格。


2003年09月15日(月) 帰国

午前3時に帰宅。悪天候の真夜中にターミナルからタクシーで自宅に戻り、そのままソファで寝てしまった。体力の限界を試された長い旅であった。おそらくもう二度としないだろう。

水が止まるというので、早いうちに起きてシャワーを浴び、コーヒーを入れる。間もなく突然、人が続々と入ってくる。パイプの工事だという。家具をいくつか動かされ、壁に大きな穴を開けられた。外出するにもできず、疲れがまだ残っていたため、部屋にこもったまま再び寝てしまう。工事は数時間続いていた模様。

ルームメイト帰宅。荒れきった部屋を見て、何が起こったのかという表情で、立ち尽くしていたところに、私が説明する。事前に何も聞いていなかったとのこと。そりゃ驚くのも無理はない。家具は移動し、壁や天井は破壊されたまま残されているのだから。驚きと苛立ちを隠せないでいるのは言葉からも明らかだったが。すぐに管理人に問い合わせたところ、翌日修理と掃除に再度業者が来るそう。やれやれだ。ただ、1週間ぶりにようやく顔を見たのに、もっとまともな言葉を最初に聞きたかったものだ。

数分後外出。しのぶの家へ。





2003年09月08日(月) ぎりぎり

本当に、最近何もかもがギリギリ。今日の午後渡米します。なんていうよりも、今カナダに居るので、ナイアガラの向う岸に渡るだけ。

しかしまだ準備ができていない。

数日後に帰宅予定。多分すぐに。pretty soon


2003年09月06日(土) 前日

前日になって、メイソンヴィルへ結婚式のための服を探しに行く。結局、気に入ったもの、似合うものは見つからず。マリアージュでよく見かけた、ワンピースとストールのような、ありきたりの組み合わせも見ることはなかった。ここではドレスというと、一見豪華なカクテルドレスだとか、イブニングドレスが種類が豊富。しかも安い。あくまで、モールの中での話。マリアージュだとこれで十分だろう。VOGUEに載っているような衣装を探すならモールでは間に合わない。しかし明日何を着ればいいのか。

I have no idea.


2003年09月02日(火) Where to go, when to go

窓から差し込む日差しでというよりむしろ、強く眩しい直射日光で顔面に熱を感じるまで目が覚めなかった。10時を少し回ったところ。約束どおり、徹夜のせいで寝坊。

昨日、数十件のホテルにBCCでメールを送る。部屋の空き状況を知るため。急な思いつきなので仕方がないが、直前であるほど予約が取れにくいのは当然のこと。しかもハイシーズンの今は尚更。今朝返信がいくつかあった。既にいっぱいだとか、1日なら空いているとか、やはりこちらの都合の良いようにはいかない模様。

ただ、いつ行くかということはすでに決めたものの、実は、一番重要である行き先が確定していないのである。行き当たりばったりの旅もいいが、この広大なカナダで彷徨うにしても、これではあまりに準備が足りないではないか。危険すぎる。

しのぶから電話があり、家にお呼ばれ。ティムのコーヒーと純和風の夕食をご馳走になる。PEIの写真を見せてもらっているうち、やはり私も旅にでるべきだと次第に決心が固まる。しのぶと話すのは好きだ。だけど今日話を聞いている途中で、今の辛いことを思い泣きそうになることがあった。しかしすぐに、それは強さに変わる。感極まりそうになり泣きそうになる。決して負けまい。

夜に帰宅。マットに旅のことを話す。落ち込んでいる時には旅に出るのがいいと思って、などというのは全く冗談というつもりではなかった。だけど、心配かけてはいけない。発言には気を付けなければならなかったのに。マットは、カナダなら北へ行くのが良いとか、一人で行くなら都会が向いているとか、あらゆる助言をしてくれた。昨日からこんな風だが、ただそれだけで目が潤んできた。

何となくではあるが、行くべき方向がはっきりとしてきた。もうすぐ半年を迎えようとしている。

Thanks!Shinobu, Sarah, Matt.


2003年09月01日(月) 休日

労働者の日ということで今日は祭日。朝から一日中曇り空だった。冷気まで流れてきた。短かかった夏とも別れが近いことを思わせる。

間借り人もマスターも、ほとんどは家で過ごす。

それにしても、楽才なし、詩才なし・・・、で取り柄というものが無いことを自覚しては、落胆してしまう。伸ばせるものならその努力は惜しまないでしょう。しかし自分の能力の限界を知ること、自分自身であることを認めることで今は精一杯なのであります。それでも、向上心と動機だけは捨てられない。気抜けしたままじゃ生きていても面白くない。

今日はちょっと良いことがあった。


川村 |MAIL