2006年08月31日(木)
戦い疲れたとき

迷走している

自分との戦いに

終戦なんて存在しないから

延々と続いていく

自分で自分を認めるために

誰かと自分を認めるために


ただ戦い疲れたとき

羽を休める場所が欲しいだけ


いつか戦い疲れたとき

ゆっくりと眠る場所が欲しいだけ




2006年08月30日(水)
期待か悲哀か

扉の向こうは

空の下に続いていく

そこからきっと

飛び出していけるんだ


そんな夢を見る


それは期待か

それは悲哀か



2006年08月29日(火)
とても小さな

体の距離が離れることと

心の距離が離れることは

違う


違うもので

あってほしい


不安をかき消すために

大声で呼んでみた


街路樹が揺れることもなく

世界が変わることもない





2006年08月28日(月)
破壊

侵食されていく

精神パラメータ

強固な城だと思っていたのは

遠い昔の幻だった


逃げ道を探した

その時点で逃げていた


全力とは何だったのか

やれると思った場所に

僕はまだ辿り着いていないのに




2006年08月27日(日)
できること

まだまだ終わらない

人生の途中で

立ち止まる時間すらない

この逆境が

僕を強くしてくれる

僕を大人にしてくれる


だからいまは

あらゆるものを受け入れる

ただそれだけが

いまの僕に出来ることだ




2006年08月26日(土)
困難を恐れない

二人の距離を遠ざける

迫りくる困難


それを

試練と考えるのか

それを

イベントと考えるのか


誓った未来が揺るがないなら

なにひとつ恐れることはないね


離れてても

想いはきっとつながっている




2006年08月25日(金)
オンリーになる

僕にしかできないことが

どれだけあるか

それが

僕の居場所を決めている


必要とされたい

その気持ちが僕を動かす

バカだって言われても

それで前に進めるなら

僕はそれでいいと思う





2006年08月24日(木)
不確定の近未来

不満のない日々が

どれほど幸せなのか

それはたぶん

不満が生まれたとき

気づくことなんだろう


怖いことだらけだ

不確定の近未来

時間に背中を押されながら

次の一歩をためらっている






2006年08月23日(水)
渦に出会う

大きな渦に飲み込まれた

僕のまわりの景色が激しく揺れる

忘れていたけれど

いままでが平穏すぎたんだ


最後に一人取り残される

そんなことにならないために


走る走る走る

僕の空気を支配する





2006年08月22日(火)
終着点

自分を探そうと

旅に出たけれど

終着点は結局

いつもの場所


どこにもいかないよ

たぶん

自分の意思でここにいるんだ


どこにもいかないよ

たぶん

ここにしか僕の居場所はないんだ





2006年08月21日(月)
夢と現実

ときどき夢は膨らんで

現実世界をおびやかす


やるべきことを見失い

途方にくれて空を見る


やりたいことをしているよ

好きなことをして生きてるよ

それでも物足りないのは

きっとただの僕のわがままだ


たくさんの歌に囲まれて

生きていくのも悪くない

たくさんの言葉に囲まれて

生きていくのも悪くない


選ぶのは夢か現実か

僕が最後に決めること

そしてその決断に

ちゃんと責任を持つということ





2006年08月20日(日)
無常感

一向に進まない

やるべきことはあって

やるべきことをするべきなのに


無常感に苛まれる

僕は居場所を失っていく


無常感に苛まれる

僕は言葉を失っていく


がんばっても何も変わらない

そんなときに何ができる?

がんばっても何も変わらない

そんなときに何をしていた?




2006年08月19日(土)
つながっている

見えないところで

つながっていると信じている

信じていないと

壊れそうになる


たとえば

一人の夜

たった一通のメールで

僕は救われている


そんなこと君は

心にも思っていないだろうけど





2006年08月18日(金)
回顧録

あのとき

歯車が狂ってしまったと

後悔したことも

長い月日はあっさりと

忘れ去らせてくれる


喜怒哀楽のすべてを

ぶつけあっていた日々

言葉はたしかに残っていく

残された言葉に

心がタイムスリップする


うしろを見ることで

前へ進む力を得ることもあるんだね

知らなかった

知らなかった

知らないうちに僕の

心は余裕を失っていたんだ





2006年08月17日(木)
占領されて

知らないうちに君は

僕の心を占領して

ほんのちょっと苦しいよ

占領されても笑えるなんて

どこまで僕は堕ちていくのか


知らないうちに君は

僕の心を占領して

さっきからちょっと暴れている

胸の奥がズキズキしてる


知らないうちに君は

僕の


いや 知らないうちじゃない

ただ僕が

見てみぬフリしてたんだ


遠い昔から心のどこかで

期待していたことなんだ





2006年08月16日(水)
二人して笑顔

目標に向けて

新しい一歩を踏み出した

あなたの未来が

もっともっと輝けば

僕の未来もきっと

ずっと明るいものになると思う


二人して笑顔

とても小さなことだけど

そんな小さな目標の連続が

未来の幸せを作ってゆくんだ





2006年08月15日(火)
子供

認めたくないことでも

認めなくては

次の一歩は遥か遥か遠いところ


もう何度も繰り返した

もう何度も反省した

成長してると言い張る

その行為がとても子供じみている


駆け引きは苦手だ

嫌いじゃないとか

好きだけどとか

言い訳ばかりうまくなる


自分に素直に

口で言うのは簡単なのに

素直になれない

認められない

次の一歩は

かすんで見えない





2006年08月14日(月)
がんばれる

繋がっていないようで

繋がっている

トモダチっていう関係は

ふとしたときに光を浴びて

ありがとうって思わせてくれる


離れてしまうけど

笑顔になれたのは

がんばれよってみんなが笑ったから


たぶん

がんばれる


自信があるわけじゃないけど

どこに行ったとしても

一人になってしまうわけではないから




2006年08月13日(日)
200歩くらいの前進

僕の周りの時間が

急激に針を進める

僕にはどうすることもできない

社会という大きなカタマリの気まぐれ

僕の地面が大きく揺れて

あっという間に200歩くらい前進した


きっかけがないと

壁は乗り越えられないんだよって

いつか誰かが言ってたね


前向きに見るしかない

前向きに見るくらいしか

どうせ僕にはできないんだから





2006年08月12日(土)
反芻

大切な一日を前に

眠れない夜


この心は

不安なのか

高ぶっているのか


今宵

反芻した言葉が

僕らの未来のベクトルとなり

まっすぐ

ただまっすぐ

望んだ世界へ導いてくれればいいと

心から願っている




2006年08月11日(金)
足りないのは

ほんの少し

何かが足りない

そう思うからいつも

大事なところでつまづいてしまう


自信がないのは

誰だって同じことなのに

自分だけ特別に弱虫だと

心のどこかで決め付けていたり


足りないものはきっと

心の内側の強さ

足りないことを認めて

慎重になることで

つまづいた坂道だって

乗り越えてゆけるのだろう





2006年08月10日(木)
堕落した

堕落したまま

時計の針が止まってしまった

いつのまにか

知らない間に


気の向くままに

生きてしまっていたんだ

世界に吹く風など知らず

袋小路に迷い込んで


タイミングを逃したら

すべてが手遅れになってしまう

堕落したいま

いまの僕にできることを

探しはじめようと思う




2006年08月09日(水)
ほんのすこし

ひとまず

難しいことは忘れて

楽しいかどうか

それをすべての基準にしよう


現状に満足しているか

仕事も趣味も恋愛も

ぜんぶ楽しんでいるか


答えが出たら考えよう

難しく考えなくてもいい

ほんのすこしだけ

わがままになってみればいい





2006年08月08日(火)
まずは受け入れる

人生の岐路は

唐突にやってきて

やってきたと思ったときには

未来の色は塗りかわっている


この新しい道の先

新しい未来の色が

僕の望んだ色かどうかはわからないけれど

選ぶことすらできない

新しい道の始まり


変わっていけばいい

変えていけばいい

受け入れてからが本当の戦いなんだ





2006年08月07日(月)
また始まる

逃避行は終わりを告げ

また

毎日が始まる


右足についた

見えない鎖は

どれだけ遠く離れても

けして消えることはなく


幾度となく繰り返す

解放と束縛の連続

どちらが欠けてもいけないと

思わなければならないけれど





2006年08月06日(日)
川をくだる

揺られて揺られて

揺られて揺られて

水面から50センチ

目に映るすべてを

焼き付けてゆく


吸収せよ

自分の中から知識は生まれない

吸収せよ すべて

咀嚼し混ぜ合わせ

新たな知恵へと昇華する




2006年08月05日(土)
たくさんのはじめて

最果ての地には

たくさんのはじめてが待っていて

僕の世界が広がっていく


一番明るい太陽と

一番きれいな星空は

僕の言葉では語り尽くせない

力強さと美しさを持っていた


知らないことを無くしたい

ただそれだけで

僕は前へと進んでいくんだ





2006年08月04日(金)
悩ませるものすべて

僕を悩ませるすべてのものが

消えてなくなればいいのに

そう願うことで

すこしずつ歯車が狂ってゆく


わからないことばかりだけど

たぶん

悩ませるものも含めて

僕なんだろう


それを受け入れられるほど

まだ大人にはなれないけれど





2006年08月03日(木)
心は自由か

心を

釘で打ちつけるくらい

残酷なことはなく

ただ余計に

小さく疼き

大きく動き出そうとする


自由かどうかは

自分で決めること

立ち止まるも走り出すも

すべて自分の意思で





2006年08月02日(水)
沈黙ミーティング

恋に落ちる

故意に落ちる

筋書きのある片想い


それはたぶん

狡賢さを伴った

小さな小屋での芝居のような


手をつなぐ

手と手が会話する

無言

だけど

心と心が打ち合わせている





2006年08月01日(火)
あんまん

あんこの入っていない

あんまんを

なんて呼べばいいのか

5時間悩むくらい

無意味な話だったんだ

すべて


そろそろだよ

知らないふりしてきた

僕の中の僕を認めてあげよう


そろそろだよ

たとえ苦悩が声を上げようとも

共栄できる道なんて見つからないから





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