2006年09月30日(土) |
壊す |
それでもやっぱり 離したくないものがあって 安らぎに執着する僕は とても狡猾な獣 壊すことはいつだって簡単だ そこまでに作り上げたものも 否定してやればいいだけ 壊したいわけじゃない けれど壊さなければ 前に進むこともできないようだ |
2006年09月29日(金) |
無気力 |
成長するにつれ 心の抑揚が小さくなっていく 悲しみも喜びも恋心も スパイスみたいな存在で 流れていくままに 流れていくままにゆれる それはもしかしたら 無気力と呼ぶのかもしれない |
2006年09月27日(水) |
平々凡々 |
ただ書きなぐる それだけのこと 誰かがこれを詩と呼んでも 間違いなくこれは そんな大それたことじゃない 背伸びしたくないんだよ 背伸びすればいつか 足が痛くなってしまうんだよ 未知の領域でぐるぐると 自分の尻尾を追いかけてるぐらいが なんとも人間らしく なんとも僕らしいと思ってるんだ |
2006年09月26日(火) |
本当に存在するか |
あるかないか ふたつにひとつの選択で 途方に暮れている それは目に見えない 長く険しい葛藤 真実を見抜く力なんて たぶん誰も持っていない そもそも真実が 真実であるかどうかすら 確かめる術はないんだから |
2006年09月25日(月) |
弱体化 |
なんでもないことが なんでもなくなったとき 心の奥で 信号が黄色に変わる なんでもないんだ なんでもないんだ 言い聞かせながら壊れていく 大切なものを見失う |
2006年09月24日(日) |
人って何って |
等身大の自分が どんな大きさなのか 知っている人は少なくて 強がったり 弱がったり フラフラしながら それでもなんとか生きているんだ ものさしで測るような 生き方を嘱望する人よ さぞかし肩が凝るでしょうね さぞかし胸が痛むでしょうね 人って何って 無邪気な問いが ときどき僕を成長させる |
2006年09月23日(土) |
終わる 始まる |
最後の荷物が運び出されて 床と壁と窓だけになった部屋が 妙に広く 切なく感じる もう二度と踏むことはない床 もう二度と開けることはない窓 ひとつの時間の終わりは こんな気持ちを運んでくるのか 一歩踏み出した瞬間からが 次のステージへの道のりだ 何かを待つのではなく 何かを捕まえる そんな日々を歩むために |
2006年09月22日(金) |
どん底 |
どん底って言葉の 本当のどん底は たぶんまだ誰も知らないこと 地球が終わる その日がくるまでわからないこと ほら、いま落ち込んでいるあなた 別に世界中があなたを 責めたてているわけではないんだ |
2006年09月21日(木) |
今日のあなた |
今日のあなたは 昨日のあなたより輝いている だって今日のあなたは 昨日のあなたを乗り越えて そこに立っているんだから |
2006年09月20日(水) |
未来を築く |
ひとつひとつ 積み重ねてきたものが いつか どこかで花開く そういう気持ちが 僕らを前へと進めてくれる |
2006年09月19日(火) |
二元論 |
すべてを 楽しいか 楽しくないか で考えてみる そうすれば きっと何かが変わる |
2006年09月18日(月) |
繋がり続ける |
これが最後 というわけではないのに 離れるのが怖くなる 君が消えてしまうなんて 考えたこともなかった 繋がった手が離れる前 もう一度強く 強く想いを伝える 手のひらを超えて伝わったなら 見えない何かで 僕らはつながり続けるのだろう |
2006年09月17日(日) |
死んではいない |
あおむけのまま 浮かび上がった海面で 見渡す限りの空に出会う このまま浮かんで 消えてしまえば 楽になれるのかもしれないと 滑り落ちるわずか手前 失った言葉を必死に探した 動く手足 たぶん まだ死んではいない |
2006年09月16日(土) |
考え続ける日々 |
時間がない 時間がない 時間がない 時間がない こんなにたくさんの人がいて それぞれの時間があって もてあましている人もいるのに やりたいことばかりが増えていくよ やりきれない思いばかりが増えていくよ 考え続ける日々に終わりはないから 考え続ける日々の中で 限りある資源をうまく使う術を学んでいく その道に光は差しているのか |
2006年09月15日(金) |
自分との戦い |
どんな些細な親切も 誰かのためじゃない 自分のためにしていたんだ なんて愚かな なんて残酷な 地面に伏したココロと戦う ここからは 僕だけの戦いになる |
2006年09月14日(木) |
安らぎを守る |
そこには 否定することもできない 安らぎがあり 僕は 自分を偽れなくなる 離したくない笑顔を どうすれば守れるか 大げさかもしれないけれど そんなことを考えていた |
2006年09月13日(水) |
単純なのに難しい |
勝負は 過ぎ行くものを見逃さない ただそれだけのこと 単純なのに難しい そんなことばかりが溢れている 流れているつもりが いつのまにか 流されていたりする また季節が変わろうとしている 僕はいったい 何を残せたのだろうか |
2006年09月12日(火) |
動かなきゃダメになる |
焦りが芽生えると 歯車がギシギシと音を立てた 崩れないかと不安になると 体の震えが止まらなくなる 動かなきゃ ダメになる 存在理由が消えていく 動かなきゃ ダメになる 動くことで忘れていく 働かなければ不安になる 知らない間に僕は 変わってしまっていたと気づく |
2006年09月11日(月) |
マイスタンス |
新しい世界にひとり 期待と不安を背負い 歩き始める とはいえ同じ道 歩いていくことに かわりはないけれど 未来がたえず変化する 選択肢の数だけ広がっていく 僕にしか できないことを見つける旅だ 多くを求めないスタンスで 自分の思う道を歩んでいく |
2006年09月10日(日) |
未来を拓く |
僕らの人生の 新しい幕が開いた日 手を振る君を見ながら がんばらなくちゃと思った それはすごく 些細なことだ 遠い場所にいて 君を想う その気持ちで 未来は拓けてゆくんだから 離れていても 幸せにする自信はあるよ 変わらないことと 変わっていくことを 見誤らないようにするだけなんだ |
2006年09月09日(土) |
別れと離れ |
出会いがあれば 別れもあると言うけれど 死別以外の別れなど 本当は存在していない のではないか 別れるのではない 離れるのだ どんなに遠い場所にいても 繋がろうと思う気持ちがあれば 今の世の中 繋がり続けられるじゃないか 大切なのは気持ちだ 気持ちまで離れたとき それを別れと呼ぶのだ |
2006年09月08日(金) |
仮想成長 |
たくさんの人たちに支えられて なんとか生きている僕が 実はたくさんの人を支えていて もっとなんとか生きている人たちを 救うこともあると知った 思いもよらないことに出会うたび 少しだけ成長した気になる なにもないよりは きっとなにか いいことがあるはずだ |
2006年09月07日(木) |
のんびり行こう |
完璧を求めたら どんどんハードルが高くなる 高くなりすぎたハードルは やる気さえ削ぎ落としていく 自分で自分の首を絞めるほど 馬鹿げたことはないよ 自分だけはいつだって 自分の味方でありたいから のんびり行こう そんな言葉が耳に届かない人ほど 本当はこの言葉を届けたいんだ |
2006年09月06日(水) |
よい流れ |
繰り返して 繰り返して繰り返して 繰り返す日々の中で どれだけの違いを生み出すのか ただそれだけが 生きる喜びになるのだろう 昨日と同じ一日はないけれど 今日と昨日の違いは何なのか そこに成長があるなら きっとまた明日もうまくいく気がする |
2006年09月05日(火) |
糧になる |
それは突如として 遠い未来から 近い未来へと変わる とはいえ 通過点であることだけは 変わらない 握り合った手から 伝わったことがあるなら それがきっと真実だよ 離れることさえ もっと近づくための 糧になるんだ |
2006年09月04日(月) |
僕の不在が |
会いたいと 暴走する心を閉じ込めた 心臓が脈動する 夕暮れ時 一人黄昏ても独り どうしようもないと あきらめることができるなら まだよかったと涙を流す お元気ですか 僕は元気です わずかばかりの僕の不在が あなたを変えてしまわないかと そんなことばかり考えています |
2006年09月03日(日) |
意味を求めて |
帰り道は声もなく 過ごした時間に 意味を求めていく 台風の真ん中にいれば 台風かどうかもわからないように アドレナリンが分泌された僕らは ただがむしゃらに走り続けた 意味なんてない そんなことばかりだ 車の外を流れていく景色に 目を奪われそうになって 君といればよかったと ほんのすこし後悔してみたりする |
2006年09月02日(土) |
雲と同じ |
何してんだろう 疑問が消えない 沈んだ気持ちはただ 時間の流れを滞らせる 前にも 後ろにも 進むことなく 流されていく 毎日は無常 空をゆく 雲と同じ 僕は 雲と同じ |
2006年09月01日(金) |
歯車がまわる |
偶然じゃない何かが 本当にあるのだとしたら 何も悩むことなんてなかったんだ 偶然かもしれない そう思うことで押さえてきた あらゆる気持ちが沸騰しはじめ 歯車がまわる 音が聞こえる 噛み合ったそのさきは いったいどこへと繋がっていくのか |
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