自分の言葉で語れないから
他人の言葉を利用する
その言葉は生まれたのではなく
はじめからそこに落ちていたもの
世の中を二つに分ける
境界線は無数にあるけれど
ただいつも何かを
生み出している人間でありたいと希う
そのためにできること
そのためにまなぶこと
こんなもんかと立ち止まらない
妥協しない生き方を探している
強い影を生み出す
強い光を全身に浴びた
僕はそのとき
光と影の真ん中にいた
光と影の真ん中は
思った以上に普通の世界で
特別だと思っていた過去を
完全に否定する場所だった
期待したことは
だいたい裏切られる
それでも
期待してしまう
そして失望する
どうしようもなく
愚か
なのに
どうしようもなく
愛おしい
たぶんこのまま
流れてゆくのでしょう
穏やかに日々は過ぎて
微笑みは繰り返されて
二人のそばには歌
重なり合うたびに
時間を忘れて浮遊する
世界が狭くなる
ただ
それだけを恐れています
喜びも悲しみも
すべてありのままに
受け入れる
そんなことが
この僕にできるだろうか
確実に言えることは
思うよりずっと弱く
思うよりずっと無力な
僕がいたということ
逃げ出したいときほど
逃げ出すことは許されないんだ
どうせいつか
消えゆくのなら
わがままに生きないと
損な気がする
やりたいことはできているか？
一日一度は笑っているか？
コトあるごとに振り返り
自分らしさを取り戻す
綺麗な言葉で
誰かを救おうなんて
思ってもいない
ただ僕は
こぼれてくる言葉を
書き留めているだけ
頭で生まれた言葉じゃ
共感など生めるわけがない
知ってるよそれくらい
誰かのためじゃない
自分のために書いているんだ
はじめから開いている
扉なんてない
自分の手で押して
自分の足で踏み越えて
はじめて世界は続いていく
どこまでが現在で
どこからが未来かなんて
小さなこと考えてないで
ただ自分の道をまっすぐに
言葉と言葉をつなぐのは
言葉と言葉のあいだの
わずかな表情だ
一瞬だけ戸惑った君の顔が
次の言葉を僕から奪う
あと少し踏み込めたなら
未来はどちらに
転んでいたか？
いま
大切な人と話をして
大切な人と笑いあって
大切な人と未来の話をする
と同時に
これ以上の幸福に
この先の未来で出会えるのか
不安を覚えたりする
わがままなんだきっと
用心深いんだきっと
言葉にはならないけれど
表情にもでないけれど
未来の話ばかりしてたら
いまの不幸なんて
乗り越えられる気がした
言葉の魔力
想像力の罠
何も解決などしていない
問題を抱えたままで
笑顔になれる話題を探した
忘れたいことほど
忘れられない生き物だ
涙が出る前に
話題をもっと
もっと遠くへ
欲しいものは
ひとつだけなのに
そのひとつが
限りなく遠い
欲しいものほど
遠くに行く気がする
ひとつだけなのに
限りなく遠い
すれ違うしかない道なら
どこかで
立ち止まらなければならない
困った顔して
少しだけ微笑んだ
建前と本音の狭間
走り出した感情は
もう止まることはなく
落ちてゆき
堕ちてゆき
本音の海に飛び込む手前
思考回路が遮断する
頭を真っ白にして
向かい合ってみようか
その瞬間
最初に芽生えた感情が
きっと真実を教えてくれる
どうしようもないくらい
つまらない毎日で
なんとか笑っているために
楽しい何かを求めている
他人の幸福が羨ましいとか
他人の笑顔が疎ましいとか
ないものねだりのタマシイじゃ
つまらない毎日がもっと
つまらないものになってしまうよ
右を見て駄目なら
左を見てみよう
左を見て駄目なら
大空を眺めてみよう
何もないって嘆く前に
何が欲しいのか
大声で叫んでみるんだ
曲がり角は
決まっていつも
突然やってくる
まっすぐまっすぐ突き進んで
まっすぐまっすぐ正面の未来へ
歩いていくのだと思っていました
まだ
想像すらできない未来が
曲がった途端に待っていて
ただ
奔走しかできない自分が
その未来を泳いでいけるか
不安
それでもやっぱり
守るべきもののために
道が開けるたびに
急に進んだ気持ちになって
つい油断してしまう
悪いクセだとは知りながら
けっきょくいつも同じなんだ
何度も何度も言い聞かせた
だめだだめだだめだ
それでも自分が可愛くて
自分で自分を甘やかす
悪いクセだとは知りながら
けっきょくいつも同じなんだ
たぶんこの問題を解決する
答えなんてどこにもなくて
激流の中に飛び込んだ僕は
流されるままに流れるのだろう
流されていると気づかないため
後ろを向かないと決めてみた
ジェットコースターみたいに
すごい速度で進んでいくけれど
たしかにちゃんと前進している
遠ざかっていく理想は
たぶん誰かが拾ってくれる
僕はこのまま突き進んで
僕の知らない未来へと
飛び込んでいこうと思う
晴れたというだけで
幸せな気分になれる
それくらいの感覚のほうが
人生まるごと
幸せになれるんだろう
嫌なことばかりの
毎日の過ごし方を
こんなときこそ
考え直してみようかと思う
走り抜ける車の音が
窓の向こうでときおり
僕の思考を横切っていく
ただ天井を見つめて
耳を澄ましていると
心がきしむ音が聞こえるんだ
どんなに笑顔でいようとも
心は朽ち果てた樹木のようで
自分を取り巻く矛盾と不安に
圧迫されて弱々しく脈動している
ギシギシと
ミシミシと
締め付けられてまた気づくんだ
心の真ん中には知らず知らず
満面の笑みを浮かべたあなたと
汚くてもなつっこい
この街が居座っているということに
僕らは時間に区切りを付けて
その大切さを忘れないようにする
いま
ひとつのリミットができました
時計の針が進むたび
重みを増してゆく時間の意味を
噛み締めるように暮らすのです
いま
ひとつのリミットができました
わずかな時間もこぼさないように
両手のひらで大切に
包み込むように噛み締めるのです
僕がしたことは
まだ何一つ
実を結んではいないけれど
僕がしたことが
ただ何か一つ
誰かに届けばいいと思う
この悔しさがエネルギーとなり
この苛立ちがバネになる
飛び立つ準備ができた気がした夜
いまはただ
堪え凌ぐしかないできないけれど
なにひとつ響かない
理不尽な問いかけに
返す言葉など要らない
それが
僕としての答え
自分は正しいと思い込む
その傲慢さを嘲笑う
くらいの温度でいいと思う
人は人だ
好きにしたらいい
僕は僕だ
好きにしたらいい
些細なことだって笑ったら
自分のバカさに気がついた
本当ははじめから
すれ違う必要もなかったこと
心を覆う霧が晴れて
手をつないだら見えてくる感情
心から大切にしたい
とてもとても大切な感情
想いをすべて出し切れば
新しい道が開けるんじゃないかと
勘違いした夜
少しだけ未来が見えなくなる
対岸の景色が霞んで見える
僕は僕のままでいられるか
自問自答が空を切る
出口のない迷宮の入り口で
僕は立ち止まってしまったらしい
ハッピーエンドはまだすこし先
辿り着きたいとは
思ってるんだ
君がどこでだれと
何をしているかわからない
そんなとき
とめどない不安を覚える自分がいる
どんなときでも
笑って過ごせるほど
僕は強くはないんだ
信じていないわけではないし
何かを疑っているわけでもない
けれどいつもより少し早い鼓動が
僕の弱さを物語っている
ほんの一言
大丈夫だよって言葉があれば
たぶん僕も
大丈夫だよって笑えるはずなのに
また今年も
会えないままに終わる
切ない夜の過ごし方は
何度も何度も繰り返したせいか
もう体でわかっている
誰が決めたかもわからない
運命に右往左往する僕ら
気づいていないだけで
本当は誰かの手のひらの上で
踊っているだけかもしれないのに
空を見上げる
この雲のむこうにも
運命にあらがえない二人
長い長い孤独に耐える
それを生きがいとしてしまっている
けして結ばれない
悲しい恋の行く先は
涙を誘いたいわけでもなく
それ以外の道がなかったわけで
愛することと
大切にすることの境界線が
涙で滲んで消えるのを見てた
最後には
きっと答えが待っていて
偉大なる指先で僕を動かすんだろう
ただそのときまで
僕は暗闇を走り続けるしかないようだ
それで何かが
変わるわけではないとしても
いつか僕らは
立ち上がらなくてはならない
そんなときに出会う
ただ いまこの瞬間
その沈みきった心を
浮上させられればいい
ただ いまこの瞬間
晴れない霧を彷徨う
君のそばを歩めればいい
焦る気持ちは
心によくないこと
だけど
まったく焦らない日々には
何一つ刺激なんかない
何かに追われるくらいが
ちょうどいい生活速度
立ち止まることが許されない
連続する日々の中で
生きていくことを望んでいるんだ
生まれた瞬間から
死ぬまでのすべての出来事が
神様のメモ帳に書かれた
走り書きみたいなものだったら
人生はきっとこんなに
楽しいものにはならないだろう
そうだ
楽しくするために
みんなそれぞれがんばってるんだ
走り書きなんかで済まされたくない
未知数を探しつづける旅をしてるんだ
僕には到底届かない
世界の不条理に身を委ね
ただ怯えていた
望まぬ未来へと進む
歯車にブレーキはついていない
自分の人生を
自分以外の誰が決める？
怯えながらでもひたすらに
抵抗を続けるしかないんだ
自分らしくない人生
判断するのは自分自身だ
自分に嘘をつく前に
早く真実を見つめてみてはどうか
戦いはまだ
終わっちゃいないのに
平和な僕らはすぐに
日常生活へと戻っていく
忘れたころに
悲劇はやってくるもんなんだ
そうやって僕は
何度も失敗を重ねてきた
なにひとつ成長していない
失敗を乗り越えていない
だめだだめだと自戒しても
たぶんきっとまた自壊する
最近はmixiでも公開中。←mixi直リン注意。
こんなこともしています。『ぼくのせかい』
