2005年05月31日(火) |
己を欺き生きている |
君が苦しんでいるときに 何もしてあげられない自分を どうしようもないヤツだと 嘆いてみたり する けれど本当は 君に何かをしてあげようと思う こと自体がおこがましい何かで どうしようもないヤツだと 嘆いたことの意味が変わって くる ただ笑ってほしいだけなんだ ただ構ってほしいだけなんだ 強がったりしてるけど 本当はとても弱いってこと 知っていてほしいだけなんだ |
2005年05月30日(月) |
不自然な距離 |
もう一歩が遠い だからこそこれが 恋なんだと感じる 不自然な距離 その距離で僕は 人の心について 今もまだ考えている |
2005年05月29日(日) |
わな |
タイミングをはずしたために 終わるに終われないこと 意外に頻繁にあるだろう? 世の中はタイミングで 成り立っていると習った 今宵は待ち構えた場所で 君との距離を測るタイミングを狙う 人はこれを 「罠」と呼ぶらしい 人はこれを 「美学」と呼ぶらしい |
2005年05月28日(土) |
青色涙に溺れた君が |
つまんない出来事に流されて ゆらゆらゆらゆら揺れ揺れて 参ったねって寂しそうに笑う 君もまたつまんない人の一人 なんちゃってチャレンジでも チャレンジに変わりはないし どうせいつか死んでいくなら 何にも動かないよりはマシだ 今日も空は青い青い青い青 青色涙に溺れた君が 立ち直るにはちょうどいい空 |
2005年05月27日(金) |
憎らし |
歩いてきたのは トンネルではないけれど この夜を越えたら 君がいる という嬉しさは トンネルを抜けるときの 荒々しい解放感のような 会えなかった時間の分だけ 笑おうねと約束して 待てば待つほどゆっくり進む時を ほんのちょっとだけ憎らしく思ってみた |
2005年05月26日(木) |
感謝 |
大切だと感じる人がいて 大切だと思ってくれる人がいて たぶん それ以上の幸せはないと思う 幸せすぎて怖くなる くらいの幸せの中で たくさんの人への感謝を 忘れてはならない とてもとてもとても 大切なもの |
2005年05月25日(水) |
アイスルチカラ |
本当に一緒にいたいと思うのは 貴方が悲しんでいるとき 別に何ができるというわけでは ないけれど ただ傍にいたい 僕はたとえば 何も言わずにハンカチを 差し出す人みたいな存在でいい 自らを投げ出してまで 好きだと思う力 僕にそれを生み出したのは実は 貴方自身だということを 貴方はまだ気付いてはいないのでしょうね |
2005年05月24日(火) |
いま二人を繋ぐのは |
言葉足らずなために 陥ってしまった罠には 行動することが一番の 脱出法らしい 君と僕 いま二人を繋ぐのは 言葉だけ という脆弱さ 不安なら声を できるなら 笑い声を |
2005年05月23日(月) |
ノーガードラブ |
本当の僕と 君の知る僕の溝を どんどんどんどん失くしていけば 本当に近い距離で見せる笑顔も 無防備に信じることができる ノーガードで行こう 最後はみんな裸になって 触れ合う肌で会話するのだから |
2005年05月22日(日) |
波紋 |
いつも驚きをくれる君に またひとつ心揺れる 揺れた心から放たれた波紋は 僕を中心として 広がる 広がる 広がる 美しい円を描いた波紋 やがてすべてを包み込んだら たぶん 愛だと 気付く |
2005年05月21日(土) |
小さな工場 |
モチベーションを詰め込んだ 小さな体を揺らしながら がんばろって笑う君が 好きだ 前に進むには エネルギーがいるね 大体は自分の中で 生み出さなきゃいけないんだね 例えていえば君は 小さな工場 夢と野望を混ぜ合わせたら ほら がんばろって笑う力が生まれてきた |
2005年05月20日(金) |
となり |
目の前の会話に たしかに僕は笑っていた けれど心は 遠く遠く君のとなり 信じてくれたから 裏切ることなんてできない それはとても強い言葉 気持ちで繋がる 気持ちを繋げる 物理的な距離ではなく 君のとなりで僕は笑う |
2005年05月19日(木) |
自分に優しく |
どうせみんな 不条理の中で生きてるんだから 自分の許せないところから 目を背けてもいいんじゃない? 暴走することも 躊躇することも 限りある時間の中で繰り広げる ドラマの1ページでしかないんだ つまりはちょっと首をかしげて 自分に優しくする時間だって 大切だと思うんだ |
2005年05月18日(水) |
高く飛ぶまえの |
結果が出ないと悩んで 悩んで悩んで悩む君に 言いたいことがあるんだ ジャンプしてみて そう 今より高くなれただろう? もっと高くジャンプしてみて そう 高く飛ぶためには 一度膝を曲げて縮まなくては ならないんだ 答えの出ない今は 君にとって充電のとき 結果なんてなくていい いつかきっと 痛みを超えて高く飛び出すときが 来るだろうから |
2005年05月17日(火) |
居住区内に君一人 |
君は知らぬ間に 心に居座り 席を立とうとしない 午後 電車の中 ときに正座 ときにあぐら ときに寝そべり 微笑みながら 僕を見る ただ そのたびに気付く もう 君だけでいいんだ という気持ち |
2005年05月16日(月) |
半月 |
好きだと言う コンマ数秒の時間があるなら 今すぐ会って 抱きしめたいと願う 叶わぬ思いほど 胸を締め付けるものはなく ひれ伏したままで少し泣く 半月が綺麗な夜に 半分がそぎ落とされたかのような錯覚 僕のもう片方の君も またこの同じ半月を眺めている |
2005年05月15日(日) |
僕の不在 |
そうだった 気持ちは 離れているときに育つんだ 遠くの君に会いたいと想うことで いまよりもっと強い二人になれるんだ この僕の不在を チャンスと考えよう 切れない糸で結ばれたなら もう離れることもない |
2005年05月14日(土) |
好きの海 |
会えば会うほど 好きになるなんて ドラマの中だけだと思っていた 手をつないだ瞬間 視線があった瞬間 肩が触れ合った瞬間 強く抱きしめた瞬間 またひとつ 好きが心に落ちてくる いつか僕は 好きに埋もれてしまう |
2005年05月13日(金) |
心の根は広く深く |
数年の歳月は この土地に根を下ろすには 十分すぎる時間だった 足を引き抜く痛みが 大粒の涙を流して それでも足を引き抜くしかなくて 大地の温もりを名残惜しむ 別れを 美しいと感じた夜 幸せという言葉に包まれて 共有する残りわずかな時間を 輝かせたいと願った |
2005年05月12日(木) |
別れの温度 |
見送る人と 見送られる人の間に 温度差があってはいけない その別れの温度は 何℃と何℃? 単なる離別ではない 新しい関係の始まり 見えない扉をノックして 開いた先に見た世界へ 背中を押してくれた人たちに 両手いっぱいの感謝を |
2005年05月11日(水) |
変わらない未来 |
君と手をつないで 帰り道をあるいた 何かの節目のたびに 僕らは若返り まるではじめての恋のような 瞳でお互いを見つめる 二人でいることの意味を 探す必要なんてないこと まず君に伝えたんだ 理由のないことをしよう それを楽しいと思うとき 変わらない未来が僕らを待っている |
2005年05月10日(火) |
駆け引きの嵐 |
あとちょっとの距離が 何キロにも思える もどかしさとの戦い 恋の駆け引きとは そんな中で生まれるもの あと1センチで届く けれど触れたらゲームオーバー 自己矛盾の嵐の中で 僕は向かい風に立ち向かう |
2005年05月09日(月) |
炎 |
会えば会うほど 惹かれあう二人でいよう そうすればこの先 悲しみにおぼれる夜は やってこないと思うから 会いたい という気持ちを大切にしたい 会いたい と思ううちが華 燃え上がることのない炎が いつまでもくすぶることはない |
2005年05月08日(日) |
未来つくり |
必要以上の幸せを 望まなくても いまここにある幸せで 僕らは笑顔になれる 手をつないでみよう そこから未来が生まれる 手をつないでみよう とても簡単 だけどとても偉大な手段 |
2005年05月07日(土) |
ドラマチックに |
優しさが痛いとき 僕にできることは 責めることの出来ない 歯がゆさとの戦い ありがとうを君に ふがいなさを僕に 絶対に離さないと 心に刻む瞬間が 僕にもやって来た 愛に出会う日 恋にサヨナラする日 |
2005年05月06日(金) |
おいで |
傷は伝染する 傷口はまた開く瞬間を窺い 思いつく限りの未来の中で 君を右往左往させる 迷っているなら 僕の横に来る なんて決断はどうだろう? 甘い囁きでもなんでもない ただ僕にはそれしか言えないだけ それでも 君と幸せになる自信は 胸を張りはしないけど たしかに あるんだ |
2005年05月05日(木) |
大切な人 |
守りたいと 心の底から思える人に 出会えたとき 僕にできることは いったい何なんだろう 大切な人ができました まだ種か若葉のような 不確かな弱い存在だけど 大切な人ができました 初夏の風になびくのは 君の心に揺れる狡猾な性 |
2005年05月04日(水) |
幸福量保存の法則 |
ごめんねと 心の中でつぶやきながら また人を傷つけた重みに 耐える時間を過ごす 人は人なしでは生きられない だからいつも摩擦と隣合せで 時に熱を生じることもある とても簡単なしくみだ 君を傷つけた分だけ 僕も誰かに傷つけられて 最後はプラスマイナスゼロ 痛み量保存の法則と呼ぼう あるいは 幸福量保存の法則とも |
2005年05月03日(火) |
いらない |
君の不在に心を痛めて それでもまだ ココロを偽ろうとする 己の愚行 傷ついても 自然治癒力で治ってしまうことが 時に不必要に感じる 悲しみたいときもある ということがすでに わがままだとしても 痛み出したココロが 少しずつ治ってゆく |
2005年05月02日(月) |
弱さを見せて |
心の弱さを見せることは 距離を縮めることの第一歩だと思うんだ 高い塀に登ってまで 城内に入ろうとは思わないだろう? 扉を開こう 簡単だ 弱い自分をさらせばいいんだ プライドと溶かして 失敗をさらして みんなと同じだよって 伝えればいいんだ |
2005年05月01日(日) |
生きている |
好きだという言葉の 重みを忘れてしまった 悲しい夜明けに ベッドの上 天井に向けて放つ 好き 泥だらけの恋に出会って 自分をすべて投げ捨てて 捕まえた腕を振り払われて それでもまた追いかけて 涙にまみれた人生 でもそのほうが 生きてるって思えるんだ |
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