2003年12月31日(水) |
年の瀬、二人で |
年の瀬に1年をふりかえり よい年だったと毎年思う それが繰り返されて よい人生が作られてゆく 今年交わしたキスの数とか 今年交わした喧嘩の数とか 幸せの要素のひとつひとつ こたつにもぐりこんで数えた たとえ喧嘩の数のほうが多くても それが幸せのカタチ いかにも僕ららしいって 笑いあえることを大切に思おう +++++ いつも読んで頂いてありがとうございます。 今年も無事、 DDを書きつづけることができました。 冴えない男のひとりごとを こんなにいっぱいの人に読んでもらえて 僕は幸せです。 てことで。 これを元旦に更新していることは 大目に見てください。 |
2003年12月30日(火) |
花いちもんめ |
人はどうしてこんなにも 慣れ親しんだものに執着するのだろう いつもどおりのあなたでいてと 僕に言い続けた君の 気持ちがすこしわかった気がした 君が君でなくなったと思った日 君は僕に一歩近づいたというのに 変化を恐れた僕は君を突き放した そして今度は僕が変わった 伝えようとすればするほど 自分ではなくなっていく感じがしてる 君も変化を嫌うのかな 近づこうとしただけなんだ そんな目で見るのをやめて |
2003年12月29日(月) |
足はいつでもブレーキに |
好きだと開き直った瞬間から 人は強さを身につける 好きになっていいのかな ブレーキをかけるのはこんなに上手なのに 好きだからしょうがない アクセルを踏むのをためらうのは何故 好きだということに 自信を持てるようになりたいんだ 相手の目を見て はっきりと言い切れる僕を目指して |
2003年12月28日(日) |
守るべき笑顔 |
くだらない話で盛り上がって ひとつのテーブルを囲む そんな人たちの笑顔に包まれて 過ぎていく僕らの年末 コタツの中で繋いだ手で 口に出さずに話をしたんだ バカだねって笑いながら それでも止めることなく 変わらないよ 時が変わっても 去年の終わりにも笑ってた 何一つ変わらない笑顔で 変わらないよ 世界が変わっても 去年の終わりにも笑ってた 何一つ変わらない寒さと 何一つ変わらない気持ちで 笑顔を守っていく 君の笑顔が大好きなんだ |
2003年12月27日(土) |
あと一歩 |
涙は心を広くするもの 自分の涙でも 誰かの涙でも 流れた分だけ心に空白が生まれる そして生まれた空白を埋めるのは 目の前の あなただけ そう言ったのはあなた なのに涙を流しながら 僕の罪を責め続けるのもあなた 信じたいあなたの中に 信じたくないあなたがいるんだ 踏み込むのを躊躇ったのは きっとそんな理由 笑い飛ばすかもしれないけど きっと そんな理由 |
2003年12月26日(金) |
リスタート |
2人は いつもタイミングが合わなかった 2人は いつも肝心の一言が足りなかった 2人は いつも互いの気持ちを探っていた 2人は いつも見えない自分と戦っていた 変わったねって言ったけど 変わったのは僕じゃないよ 君が変わってしまったんだ 僕は変わらず君を愛してる 歩幅を合わせられたなら 見えない未来も見えるのかな だったら再出発しよう 変わっていく環境の中で 変わらない気持ちを保つために いま 何ができるのかを考えて 再出発しよう 迷いが消え去ることはなくても 信頼で迷いを覆い隠せるはずだから せーので足を踏み出して もう 二度とこない闇に手を振る |
2003年12月25日(木) |
流転する苦悩 |
なにが正しくて なにが間違っているのか その明確な境界線を探すことが 僕を困難へと導く 回りだしたルーレットを 止めてしまうのが怖い 境界線が決まったとき 僕は僕の世界を傷つける 心霊写真のように 僕の頬へまとわりつく見えない手 傷つけないでと叫んだのは 君だったか あるいは僕だったか ねぇ 答えがあるなら教えて このしがらみは渦を巻き それでも時間は前へ進むことしか知らない ねぇ 答えなんてないのかな 戸惑いながらにドアを開け 僕らは見えない明日に進むことしかできない |
2003年12月24日(水) |
クリスマスの魔法 |
街は優しいムードに溢れ 行き交う人は笑顔に溢れ クリスマスの魔法が ありとあらゆるものを ゆるやかに覆い尽くして 今日くらい笑っていよう 無性に嫌だと思ったことも 無性に切なくなったことも 遮光カーテンで覆い隠して 今日くらい笑っていよう クリスマスの魔法がとけても 笑顔が続いていくことを 星空に祈りながら ジングルベルが聞こえる 遠くで誰かが メリークリスマスと叫んでいた |
2003年12月23日(火) |
限りなくゼロに近い二人 |
張り詰めた想いが 大きな反動とともに崩れた 我慢していたつもりはないのに 涙が止まらないことの矛盾 君が君のままで 僕が僕のままで このまま平行線で どこまで どこまでいけばいい? 君と僕 2本の線の間には 見渡すかぎりどこまでも不安があったよ 不安を追い出してしまえるような距離に そして 不安すら入ってこれないような距離で 安心に包み込まれていたい 2本なのか1本なのかわからないくらいに ずっとずっと 限りなくゼロに近い二人へ |
2003年12月22日(月) |
a lot of xxx |
眺めていると いつまでも進まない時間なのに どうして足りなくなるんだろう 焦る気持ちとは逆比例して 僕の時間が消えてゆく 山積みの問題の上に さらにひとつ問題を積み重ねて 崩さないように下からひとつずつ 消していかなきゃいけないんだ 後回しにしたいときも 結局一度は 危険を犯さなきゃいけないんだ リスクは増してゆく 急げ と誰かが囁く |
2003年12月21日(日) |
1.1666… |
君の気持ちを6だとしたら 僕の気持ちは7でありたい 割り切れる付き合いはしたくないんだ いつまでも割り切れない二人で 永遠に続いていく関係で居たいんだ それでもって いつだって君が僕のことを思うより ちょっとだけ君のこと好きで居たいんだ どちらからも割り切れない そんな二人でずっと一緒に |
2003年12月20日(土) |
モノの声 |
積み重ねた荷物の上に 君は腰をおろしていた 押しつぶされた荷物は すこし苦しそうな声をあげた ような気がした モノの声が聞こえる いや 正確にはモノの声を聞いたフリする そうすれば自然と 相手を思いやる気持ちが生まれる と信じている こいつは何考えてんだろうって あいつは何考えてんだろうって 考えることで訓練する そうやって今までやってきた そして「臆病」と出会い 手にいれた「注意深さ」 大雑把に生きることに憧れながら 彷徨い歩く街でも モノの声は自然と 僕の目から脳へとすり抜けて来る |
2003年12月19日(金) |
1つの風船 |
愛するということは 上空数万メートルへと 大きな風船で昇ってゆくこと そんな気がしてた 僕らは2人で1つの風船 萎んでしまわないように日々努力する 僕らは2人で1つの風船 地面がどんどん遠くなってゆく 時々不安になるよね この風船が割れる日のこと 時々不安になるよね 旅にハプニングはつきものだから 上空数万メートルに 何があるのかもわからないというのに 不安をかき消すように僕らは ただひたすらに愛の灯を焚く 愛の灯はただひたすらに 僕らの未来に影をつくる |
2003年12月18日(木) |
金魚 |
困難にくじけそうなとき 悲しみを僕のせいにしても 構わないから 君は笑顔でいて その笑顔で僕は生きていくから それだけで生きていけるから 何も望まない この気持ちの透明度に 君が酸素不足になっていることすら 気付けなかった まるで金魚のように喘いだ君の 最後の笑顔に今でも僕は |
2003年12月17日(水) |
軌道修正を繰り返し |
好きだから許せること 好きだけど許せないこと その狭間に揺れながら 愛の深さを測る すべてを許せることが 真実の愛だと言うのなら それを正しいと思わない 私のことも許せるはず 駆け引きする恋はもういらない 許せないことの多さだけが 気持ちの弱さを示す尺度じゃない すれ違うのが人の常だから それを修正したいと思えるかだけが 私たちの恋の行方を左右する気持ち 怖くて未来を見るのが怖いのならば 目を閉じて今を見ればいい 今が永遠に続けば おのずと未来に光もさすだろう |
2003年12月16日(火) |
恋下手 |
風に吹かれたまま僕たちは どこか遠いところを見ていた 冷たくかじかんだ手が すこしずつ感覚を失っていく 息を白くする風が 二人の間を駆け抜けても ぎこちなさは僕らが 近寄ることも許してはくれない 見詰め合うと苦しくて 背を向けると切なくて 繋いでいるのかどうかもわからない 重ね合わせた手に少しだけ力を入れる 離れることも 近寄ることも 恋下手な二人の恋 ストーブなしでは 温かくもなれない |
2003年12月15日(月) |
真実 |
それはとても見えにくいところにあって ときどき僕らを困らせる それはとても紛らわしい色をしていて やっぱり僕らを困らせる 苦しいね 苦しいよ うなずきあって僕らは つないだ手を離してみたり 寂しいね 寂しくないよ 食い違う意見に僕らは 僕らが別人なんだって知る 見たい 見えない 見つからない きっとそういう性質のもの 形にしようと努力して できなくて放り投げられたゴミ箱の山 真実 言葉にすれば二文字なのに ここにだってそれは存在してるかわからない 自分にとっての真実が 誰かにわかってもらえるだけで幸せなのに たったそれだけのことが こんなにも 難しい |
2003年12月14日(日) |
上塗り |
不安が消えない夜は 涙の流れるままに泣く そうして心を洗浄する これが解決法だと言っていた僕らは ずっとずっと大きな勘違いをしていた 洗浄したと思っていた心は すこしずつ黒ずんで 僕らはただその黒ずみを 白いペンキで塗りつぶしていただけ 悲鳴をあげる音が聞こえる 限界が近づいている音が聞こえる 共鳴して二人 気付いてからじゃ遅すぎると気付く |
2003年12月13日(土) |
気分屋の憂鬱 |
君の気持ちも考えないで 発した言葉が僕を責める ほんと バカだよね 自嘲気味に笑いながら 君にごめんを繰り返した 気分屋の僕は まわりを振り回してばかりだ 気分屋の僕は 僕ばかりを可愛がりたがる ゆっくり大人になってくよ 見守っていてくれれば幸い 自分よりも人を大切にするのが愛ならば 僕はまだ 愛すら知らないのかもしれないけど |
2003年12月12日(金) |
ハプニング |
もともと 自分の予定が狂うのは 凄く嫌だと感じる性格 でも 想定外の出来事であっても 嬉しいと思えるときもある 会いに来てくれてありがとう 心からそう思ったんだよ 屈託のない笑みを浮かべた僕の ありもしない心の裏側を 読み取るようなことはしなくていい 一緒にいられる時間を 大切だと思ってるんだよ どんな困難だって乗り越えてゆく 決意はもうできてるんだから |
2003年12月11日(木) |
改善策・其の一 |
つまらぬ仮定はすべて捨て去って 純粋に明るい未来を思い描いたら それは無謀な期待と呼ばれてしまうのだろうか いくつものネガティブな仮定が 明るい未来に暗雲をもたらしてゆく 思い描いたその事件が起こるかどうかも わからないままにもがき苦しむ 未来を決定することなんてできない でも こうありたいと願い 努力することはできる ならば今はただ 明るい未来を無謀な期待と呼ぶのを止めて 明るい未来のための努力をすべきでないか? 僕らは今にしか生きられない 未確定な未来を形にするために その固い頭をまずは柔らかくして |
2003年12月10日(水) |
空に泣く 君の手を待つ |
空は鏡 心模様を映し出す青 清々しく晴れた朝の空が なぜか寂しそうに見える 空は鏡 心模様を映し出す茜 太陽が西の空に傾くころ 苦悩の森で右往左往する僕がいる 空は鏡 心模様を映し出す黒 月も星も見えない闇夜は 開き直ることも許してはくれない それでも 世の中は回りつづける 手を伸ばしたときにはもう 救いの手は遥か後方へと消えて 誰か 誰か 誰か そのしなやかな手で 空を覆い隠して その落ち着いた声で 雑音をかき消して |
2003年12月09日(火) |
一緒に行こうよ |
すれ違うことが これほどまでに悲しくて 気持ちの強さを思い知らされる そうでもしなきゃわからない 僕も君も愚か者 まぁ そんなことはわかっていたけど どんな距離であれ 同じ距離を保つのは至難の業だ 近づいたり離れたりして 最後にどこかへたどりつくんだ 頭でわかっているくせに 何度繰り返せば済むのだろう これは試練だと 何度言い聞かせてきたんだろう 苦難に立ち向かう寸前で 踵を返した天邪鬼 いつもどおりで行こうよ 両手を広げて待つことが 今の僕にできるすべて 立ち向かうなら一緒に 一人で先に進むなんてできない |
2003年12月08日(月) |
まったりと |
愛さなければ こんなに苦しむこともないのか と悩んだ昨日 晴れ渡った空は そんなこと関係ないよ と雲を流す いつだってそうだ 悩んで悩んで悩んで 悩んでる自分に嫌気がさしたとき 不思議と物事がうまくいってしまう 受け継がれてきた本能に従い 生きてゆく鳥の鳴き声がひとつ 自然体でいることができなくなったのは しがらみだらけのこの世界のせい 手を抜かずに 気を抜こう まったり が僕の理想 ちょうどあの山の向こうへと 流れていく雲のように |
2003年12月07日(日) |
すべては世界に |
「好き」という言葉に 100通りの表情がつく そこに個性が生まれて 特別な何かに変わる それが世界を作っている 「嫌い」という言葉に 100通りの表情がつく そこに重みが生まれて 凶器となして悲劇を生む それも世界を作っている いつも笑顔でいることの難しさを知った日 開き直ることができなくて 苦悩はいつまでも思考回路を空回りしてる 誰も止めることができない 誰も止めることができない 誰も止めることができない |
2003年12月06日(土) |
好き |
君と過ごす夜は 些細な不満なんて 吹き飛んでしまう 自分でも驚くほど 寛大な気持ちになれるのが 不思議で仕方がない これが恋だと気付くのに かけた歳月の分だけ 君を特別だと思おう 遠回りしたけど たくさん心配かけたけど 今のこの気持ちを 二度と忘れないように刻み付ける |
2003年12月05日(金) |
希う |
僕を見つけて 無表情が笑顔に変わる瞬間が好きだ たぶん君はそんなこと気づいてないけど かすかに聞こえる寝息と 無防備になった君の寝顔が好きだ たぶん君はそんなこと気づいてないけど 伝えなきゃいけないことじゃない 自然に伝わればそれに越したことはない きっとそういうもの 薄っぺらな言葉じゃ伝わらないんだ そんなときはいつも 心の中で好きって言って微笑むことにしてる 伝わればいいな と思いながら 以心伝心に一歩でも近づけるよう 強く強く 希う |
2003年12月04日(木) |
自分だけの教科書 |
数々の困難を乗り越えてきたから 今の自分がいるんだと思える 数々の成功を成し遂げてきたから 今の自分がいるんだと思える 教科書はきっと自分自身の中に 形にはなっていないけれど 生まれてからずっと 僕らは一冊の教科書を書きつづけてきたんだ こんな失敗や あんな成功を 経験論でまとめあげて 困ったときに開いてみる ここぞというときに開いてみる そこにきっと答えはある そう信じられる自分を目指して 誰かに誇れる自分になろう がんばったんだって言える自分になろう 手にしたそれぞれの教科書を 使い古して大人になるんだ どんな一瞬も逃しちゃならない それらはすべて僕らの生きた時間なんだから |
2003年12月03日(水) |
切り取った過去は捨てて |
愛しいと思える瞬間だけを 選んでスクラップした記憶 夢はいつか醒めるよって 友達に言われたことを思い出した 切ないと思える瞬間だけを 選んでスクラップした記憶 自分が一番かわいいんだ 知らない間に刷り込まれた歪んだ幻想 過去の自分が こっち見て笑ってる 僕はなんで逃げてるんだろう 見るべき未来が闇の中 だからと言い訳して後回し後回し 闇に光を照らすのは自分自身 だということに気付いたという進歩 僕は前へ進む |
2003年12月02日(火) |
それはもう性格だから |
明らかに答えの出ない問題に 取り組んでいるかのような共同作業 もっとも恐ろしいのは 思い込みと不必要な期待 やっぱり僕は夢を見ているのかな そして君は現実を見ているのかな 理想論を並べる僕に 君がぴしゃりと突き付けた現実が とてもとても痛かった でもその痛さにも僕は 戸惑うことしかできなかった |
2003年12月01日(月) |
研磨 |
光り輝くダイヤモンドですら 採掘されたときは 輝きを知らない石塊 削られて磨かれて ようやく永遠の輝きを得る 何を嘆いているの 輝けない自分に対する憤り? 輝けないのにはきっと それなりの理由があるんだよ 磨きたりないなら磨こう 削りたりないなら削ろう 今の環境で輝けないのなら もっと磨ける環境に身をおこう そうしてきっと 僕らは輝きを増してゆく |
前 一覧 次 |
MY追加 / HOME / MAIL 最近はmixiでも公開中。←mixi直リン注意。 こんなこともしています。『ぼくのせかい』 |
|