何年も君を見てきたから
ほんの些細な変化すら
気づいてしまう
気づかなければ
何にも考えなくてすんだのに
気づいてしまった僕の心は
想像力をフル活用して
おろおろしてる
エネルギーの無駄使いだね
想像力はおろおろ
するためにあるわけじゃない
でも
こんな些細な変化に気づけるほど
僕らは一緒にいるのか
そう思ったら笑えてきた
おろおろしながら 笑ってた
一歩ずつ歩み寄るのか
僕が二歩近寄るのか
そこには小さいけれど大きな差がある
二歩目を踏み出す瞬間
僕の心にほんの少しの不満
どうしてあなたはこっちにこない
どうしてあなたは知らん顔してる
誰だって自分のこと
可愛いって思って欲しいんだ
そのことさえわかっていれば
他人にだってもっと優しくなれる
無理に笑ってるって自覚する前に
ねぇ 一歩だけこっちへ来て
永遠の安らぎが欲しいのではなくて
波乱万丈の日々が欲しいのでもなくて
ちょっとだけごたごたして
それでいて安らげるような
ごく自然な二人でいたい
飽き性の僕には
平坦な道は向いていない
山があって
谷があって
それでこその人生だと思うから
何も焦らなくていい
今日の喧嘩が
明日笑える糧になる
何も焦らなくていい
どんな雨の日でも
笑顔の種火は消えたりしない
何気ない言葉の中にふと
優しくなれる瞬間が訪れる
たとえば
寄り添いあい将来の話をするとき
たとえば
感情が溢れぶつかり合う喧嘩の狭間
それはとても
大切な一瞬
僕らがうまくいくために
逃してはならない一瞬
自分のことを忘れて
人のことを優先させたとき
そこに 愛があるんだと
僕は信じていたいから
教科書は教えてくれないことが
世の中に溢れているから
教科書どおりの人間は
きっと途方にくれてしまうね
思い通りにいかないときの
時間の上手な使い方を知りたくて
本屋へ行った
教科書コーナーで探したけど
書いてあるのは
とにかくがんばれ
がんばるってなんだろう
精一杯やっても結果が出ないとき
そのがんばりは誰が認めてくれるんだろう
結果が出ればそれで褒められる
出なければもっとがんばれと言われる
さしずめこれは
ゴール地点の不確かなレース
下手すりゃゴールすらないかもしれない
うまく行かない時間に
焦りだけが蓄積されて
歯車は今日も
すかすかと空回りの音を奏でる
すべての可能性を否定せずに
ありのままに受け止めたなら
違う世界が見えるのだろうか
この人が好きと決め付けたら
ひとつの茶色い枠が生まれた
そして僕の世界が四角くなる
空みたいに生きたいって願う
そのこと自体に罪はないけど
世間はきっと許してくれない
あの時 あの場所 あの場面
僕の決断が違っていたならば
今この場所にいる僕はきっと
また違う世界の僕なんだろう
ねぇ 僕のココロの真ん中の
さらに真ん中に立つのは誰？
重なり合う数多の世界の中で
僕の手を取り微笑むのは誰？
すごく不思議な感じがしてる
今僕のいる世界を打ち砕いて
崩れ落ちた殻を眺めてみたら
何かがわかると仰るのですか
ひとつひとつ
思い出とサヨナラしてゆく日々
素敵な記憶が産声をあげるたびに
素敵だった記憶がフェードアウトしてゆく
時が無情にもすべてを色褪せさせて
優しく微笑んだかと思うと
香りだけを残してふわっと消えてゆく彼ら
彼らが悲しくないように
もっともっと幸せな記憶を
生み出し続けたいと願う
義務なんかじゃないけれど
誰にだって権利は
平等に与えられているんだから
ストレスがたまらないように
生きていくことの大切さを
教えてもらった気がする
歳をとっても元気なのは
嫌なことをしないから と
その人は仰った
でも若いうちは
嫌なこともしなくちゃいけないだろう
とも付け足して
そんなときにどうすればいいか
簡単である
やらなくちゃいけないことを
好きになればいいんだ と
目からうろこの休日
僕の生きる道の上に
たくさんの笑顔の花が咲きますように
困難をチャンスと思える
前向きな自分でいられますように
黄色いシャツの袖を
すり抜けるように入ってくる風に
僕は思わず身を震わす
君が隣にいれば
今年の冬はきっと暖冬だった
のに
いつもと同じようにまた
寒い寒い冬がやってこようとしてる
空は澄んで
雲はうすく引き伸ばされた白
つなぐ手さえ見つからない僕の手は
かじかんで赤く痛む
凍えるほど寒く感じるのは
吹き付ける風だけの問題ではない
凍てつきそうなこの心が
ヒーターを欲しがっているんだ
人と出会うということが
ただ 出会うということが
どれだけの偶然が重なって起きたのか
それを思うだけで
みんなを大切にしたいと思える
ありがとうって思うことが増えてきた
ごめんなさいって思うことが増えてきた
でもそれでいいんだと思う
感情を心の内側に向けないように
相手にはっきりと想いを伝えていくように
自分を好きでいるために
譲れないものがある
それは特別美しいものではない
ましてや尊敬されるべきものでもない
たとえ誰にも理解してもらえないとしても
僕が僕であるために続けたいだけ
価値観なんて人それぞれだから
みんなに均等によく思われることなんて
なにひとつないって気づいた
だったらもう迷うことはないじゃないか
進めって自分に命令したら
笑顔だけを持って前へ
穏やかなものを好む
激しく揺れ動く世界を疎む
そこには何も変わらない日常があり
僕はその中に息づく
１０年後の僕へ
今と同じように夢見ていますか
誰かが作った時代に乗っかるんじゃくて
自分で作った時代を堪能してますか
変わらないことが大事なのじゃなくて
変わらない日々のままで変わっていくことが
大切なんだと気付いた日
ふわふわと続いていくような世界
を創りたいと思った
主人公は僕でなくてもいい
とにかく
安らかなる世界の中に
僕がいればいい
君はいつだって
僕を優しい目で見てくれている
僕が壊れそうな時
僕が強がっている時
なにもかもわかっているんだよ
とでも言わんばかりの表情で
優しく包み込もうとしてくれる
自分の辛さを隠したまま
こうも優しさを貫ける君が
本当はちょっと羨ましかったりする
強くなりたい
そう思ったらまた
僕は台風の目になってしまいそうだから
強くなれない 動けない
僕はただ
優しい微笑みをくれる君に
寄り掛かり涙を流すのです
ありがとう
ごめんなさい
そして
これからも よろしく
君の言葉が
僕の心に染みていって
余計なものをすべて
洗い流してくれたんだ
軽くなった僕は
昨日よりちょっと大人になった
いきなり大人になれないのに
あがいて
わめいて
大人のフリして
どこに向かっていたのだろう
君は僕の行き先を照らす光になって
僕も君の未来を明るく照らす
光になりたいと思うから
誰が悪い とかじゃないけれど
うまくいかないことなんて
道端にゴロゴロ転がっているらしい
今日つまづいてころんだのは
見えなかった問題が
突然目の前に現れたから
うまくいってるように見えても
問題はいつもどこかに隠れてるよね
コントロール不能な心だからなおさら
自己中だと思われるような心境の変化が
いつしか当たり前になってきた
誰かに叱ってほしいのかもしれない
甘えるな って言われたら
素直に泣けるほど弱ってるのかもしれない
ただ
弱音を吐ける場所が欲しいだけ
強くあれ という周囲の期待に
戸惑いを隠すので精一杯なだけ
傷口が
すこしずつふさがってゆく
時間というクスリは
きっと何よりもよく効くんだろう
些細なすれ違いも
決定的な亀裂も
ゆっくり だけど しっかり
埋められてゆく
言葉という成分を通して
このままどれだけの時を過ごせば
僕がつけた傷跡は見えなくなる？
気負いはない
ただ
ゆるやかな時間が流れるままに
僕らは
知らないということを
切り捨てながら生きている
いや
むしろ
知らなくても生きていけるということを
経験的に知っているんだろう
探求心こそが
行動力の源だというのに
まぁいいかの精神が蔓延っている現状
有限の明日に
どれだけの問題を詰め込めば気が済むのか
幾億もの塵の中を
猛スピードで地球が駆け抜けていく
それが
流星群
でも
願い事をするのはやめておくんだ
飛び交う流星に向かって
お祈りしても
効果が薄れる気がするから
夜空を眺めよう
運悪く地球にぶつかってしまった宇宙の塵たちの
最後の輝きをこの目に焼き付けるために
夜空を眺めよう
自分のためじゃなく
誰かのためを思うことの大切さを
心に刻み付けるために
降り積もった幸せは
ときどきどこかへ連れ去ってしまおう
そうしないと心が
少しずつ幸せの重みに慣れてしまうから
降り積もった幸せは
形に変えてどこかへ保管しておこう
そうしないと心は
少しずつ幸せだったことを忘れてしまうから
満たされた心なら
人に優しくもなれる
満たされすぎた心では
些細なことを幸せと思えなくなる
絶妙な位置をキープするために
心の雪かき
はじめませんか？
動物の恋愛の自然な形ってのは
一夫多妻制なんだ
だから男は
恋人未満というあいまいな関係を好む
浮気なんかもしてしまう
まぁいいか と流れてしまう
そんな話をしていて悲しくなった
結局 僕も男だから
自分の悪いところを
本能という言葉で片付けてみたり
わかったような口を聞いてみたり
優しさってなんだろう
ときどきわからなくなる
恋と優しさには繋がる部分がないけれど
愛と優しさには共通する部分があるんだ
そう考えて 余計に落ち込んだ
僕の見せている優しさの正体は
いったい何なんだろう
答えの見つからない日々の中で
僕はただ必死で問題から逃げようとするだけ
静けさの中を漂うような
恋をしてみたいと思った
時間がゆっくりと流れる
恋をしてみたいと思った
退屈でないことがすなわち
幸せであるとは思えなくて
幸せだよって笑って見せても
どこかに満ち足りてない自分
この環境の枠を取り去ったらもう
僕は自分を見失ってしまうだろう
どくどくと流れ出た中身を見ては
からっぽになっていく自分を笑う
そこにはもう僕などいない
最初からもう一度作り直す
何かに追われることのない
漂ってゆくような恋の物語
誰にも見えない
僕の波長
誰にも見えない
君の波長
向かい合って立ってみよう
一点から広がる
同心円の一番外側
君の波長と
僕の波長が
かさなってゆらめいて
なにかを試すように
溶け込んでいく
波長が合わないと打ち消し合うふたつの波
波長が合えば 高め合うふたつの波
干渉しあって
新しい波がまた生まれていく
その場に漂うように
ただ浮き沈みを繰り返していくように
何事にも意味を求めてしまうのは
僕の悪い癖なんだ
たぶんどんなことにも
理由はあると思う
でもそれを
誰もわからないときがあるってこと
最近になって理解できるようになった
なんで好きなの？
その答えに首をかしげる君の気持ちを
疑ったことを謝ります
僕だって聞かれたら困るのに
君だって聞かれたら困るよね
涙を流したわけも
大声で叫んだわけも
激怒して君を傷付けたわけも
なにもかも
君が好き
に繋がっていると気がついた
心の箍をはずせるのは
いつも
君 だけなんだ
遥か先を見てた
僕がこの場所から巣立って
あの山も越えていった先の
大きな街で笑う姿を
でも
僕は目の前の小さな壁を見過ごしていた
今はまだ
飛べない小鳥である僕が
飛び越えることのできない壁
小さいけれど そこにある壁
僕は乗り越えられるのだろうか
できれば君の手を引いて
呼吸をあわせて飛び越えたいんだ
君は飛び越えてくれるだろうか
できれば僕の方を向いて
力強くうなずいて欲しいんだ
うまく伝えられない思いが
偏屈して壊れていく
悲しくもその事実を知っている僕は
あなたが苦しんでいる姿を
助けてあげたいと思う
好きなんだよ
これもひとつの好きの表現なんだ
でも彼の身体から放たれる瞬間
それはくるりとひっくり返る
白から 黒へと
好きから 嫌いへと
期待せずにはいられないだろう
信じていたいと思うんだろう
現実から逃げ出したいんだろう
すべて認めてあげるよ
すべて認めてあげる
今は悲しみに浸ればいい
今は苦しみに浸ればいい
でも もしあなたが
悲しみの一番底で
這い上がりたいと思ったなら
強がらず 声をかけてください
笑顔で手を差し伸べるから
あなたの心ごと引っ張りあげるから
その準備はできてるってことを
いま あなたに伝えておきたかったんだ
聞こえる？
聞こえるなら 小さくうなずいて
いまは それだけでいい
すれ違いの原因は
言葉足らずな僕らじゃなくて
適切に置き換えられない複雑な感情
言葉が通じないと思えば
とるべき行動はひとつでしょ
言葉なんて飛び越えたところで会おう
明日も明後日も
ね
大好きが零れるくらい
つないだ手に力込めて
頭を撫でられると
目を細めて
幸せそうな顔をした
まるでネコのように
ひとときの幸せに浸って
満たされると
遠くを見つめて
退屈そうな顔をした
まるで僕とは無関係に
流れる時間に漂うように
ゆぅらり
しくしくと傷む右腕の傷は
刻み込まれたあなたの記憶
治らないでと願っても
身体はいつもどおりの作業を
繰り返す 消えていく
まるで
忘れたほうがいいと僕を促すように
苦し紛れの嘘ついて
堂々としてるあなたが嫌い
耳の裏側に汗かいてんでしょう
背中にもじっとりと
嘘を認めればいいじゃない
嘘をつかない関係を求めてるんじゃない
嘘を許しあえる関係を求めてるの
抱きしめて笑いあって
何もかも許してしまえればいい
どんなわがままも
認めてあげたいと思えたほうがいい
よそよそしい態度は私を哀しくする
ほら 白状してよ
ごめんって言葉ひとつで
許してあげる準備はできてるんだから
新しい風が吹く
瞬間が見えるなら
誰も戸惑わず
次の一歩が踏める
落とし穴が
あるかもしれないと
疑いながらの人生
どこに楽しみがある？
信じてみろ
裏切られてみろ
成長とは
逆境から這い上がるときに
ようやく達成されるんだと
遺伝子が覚えているから
行こうよ
新しい風にのって
吹きつける方向さえわかれば
ただ時を待てばいい
心をしっかり持って
耳を済まして待てばいい
最近はmixiでも公開中。←mixi直リン注意。
こんなこともしています。『ぼくのせかい』
