2002年07月31日(水) |
ターニングポイント |
もうだめだ、と何度も思った それでもいままでやってきた 呆れるほどの数の喧嘩を繰り返し 呆れるほどの数の仲直りをして 今日という日の僕らがいるんだ そしていまも もうだめだ、と思っている 自分を見失って 君を傷つけることしかできなくなって 少なくともこれが 人生のターニングポイントであることは 間違いないんだろう 急いで答えを出したくないけれど 沈痛な面持ちの君ばかりが頭をちらつく そして 綺麗な別れなんて どこにも存在しないことを あらためて思い知らされている |
2002年07月30日(火) |
君の答え |
君の答えを教えて うまくできない日々に 心は少しだけノイジーだから 君の答えを聞かせて ひとりよがりの気持ちにならないように いつもいつも 気をつけているつもりだから |
2002年07月27日(土) |
3分の5 |
5は3で割り切れない 割り切れない、というのはやっかいだ 君の言葉は 僕の言葉で割り切れない 心の中にぴったりおさまらないから 余った部分がいつもいつもやっかいだ 5/3って 数学だったら簡単にかけるけど 僕らの言葉は複雑すぎて 問題はさらに難しくなっていく この問題は 世界一の数学者でも解けないね 僕と君だけの問題 答えだってひとつじゃないし ++++++ ちと小豆島まで遊びに行ってきます。 つぎのDDは月曜の夜かな。 その間に掲示板温めておいてくださいな(笑) |
2002年07月26日(金) |
霧 |
当たり前のことを 当たり前にできる そんな些細なことこそ 大切だと思っていた 君を見送ること 当たり前だと思っているけど 当たり前だと思えるのは それだけ気持ちがこもっているから それすらわかんなくなったんだね 君は いつまでも続く道を信じてたのに 君の言葉が深い深い霧を生み出す 迷子になる前に どうか、助けて |
2002年07月25日(木) |
窓を開けて |
どうしてすれ違う? どうして傷つけあう? 争う意味なんてどこにもないのに 何を求めて痛い言葉をぶつけ合う? あなたがわからなくなりました そんなセリフはもう何度も聞いたよ わからなくなったのは僕が悪いんじゃなくて あなたが僕を知ろうとすることをやめたから 閉めた窓から 綺麗な鳥が部屋に飛び込んでくるなんてことは ありえないことなんだよ だからまずあなたが窓を開けないと どきどきわくわくすることも起こらないし あなたの心に光がさすこともないんだ |
2002年07月24日(水) |
癒着 |
傷口が開かないように あなたという絆創膏を貼って ゆっくりと直っていくのを見てた あなたという絆創膏は 知らないうちに傷口の奥に溶け込んで 僕の体の一部と変わっていった もう離れない あなたという絆創膏 僕の体の一部 心癒す存在 離さない 僕の体の一部 |
2002年07月23日(火) |
無言で信じて |
心と体に傷を増やしては 一歩ずつ大人に近づいて 涙を見せることができなくなったり 素直になることができなくなったり 僕は気持ちをうまく伝えられないから 歌にして君に贈った 君は僕の気持ちにうまく答えられないから ただ頷いていた 出会って恋をして 恋は愛に変わって 何度も離さないと抱きしめて 離れてしまったら全部嘘に変わるんだよね 君は僕に嘘をつかないって言ったから もう離れることはないんだよね 信じていいの? なんて そんな悲しい目をしないで 無言で信じていてほしい それが僕らの理想の姿だと思うから |
2002年07月22日(月) |
恋愛ゲーム |
もっと君のこと知りたいから もっとそばに来てほしいんだ もっと僕のこと知ってほしいから もっとそばに居てほしいんだ きっとお互いのことを 完全に知り尽くすことなんてできないだろう でもだから面白いんでしょ わからないものをわかろうとする そうすることが 二人をさらに近づけてくれるんだよ |
2002年07月21日(日) |
嘘をつきました |
嘘をついてたこと 謝っても謝りきれないと思う 自分を正当化するために どんな理由をつけたとしても 事実は事実 消えることはない 君の審判を待つよ 君が僕を裏切ったことを責められるほど 今の僕は正義じゃないからね 信じてもらえなくなっても たぶん仕方がないと思う 僕は神様じゃないから 笑顔だけ見せて生きていくこともできない 人に嫌われることを恐れて その場しのぎで行動をする動物 嘘をついてたこと 謝っても謝りきれないと思う でも 僕には選択肢がそれしかなかった |
2002年07月20日(土) |
苦しい |
ジレンマの海に飛び込んだ 何もしたくない夜 あれこれ考えるのも億劫で 枕に顔をうずめた 明日のことは 明日考えよう 今日はもう これ以上考えても答えは出ないから イライラしてしまう前に 深い眠りに落ちてしまおう |
2002年07月19日(金) |
はっきりと言って |
わけもなく寂しい夜? ほんとはわけを知っているんでしょう? 今 自分にとって 何が一番の問題なのか それがわからないあなたじゃないでしょう? その原因が僕だって ほんとはわかっているんでしょう? |
2002年07月18日(木) |
10% |
僕はあとどれくらいがんばれば 君の人生の10%になれる? 君はこのさきの人生で いろんな人と出会うだろう そしていろんな人と出会うたびに 君の人生のなかでの僕の存在の割合は 下降し続けていくんだろう せめて一度でいいから 君の人生の 君の毎日の 10%を超えてみたい 寝ること 食べること 友達のこと 勉強すること そんな項目のひとつに 「僕のこと」があればいいと思う でも もしも僕が 君の人生の1%よりも小さくなってしまうのなら いっそのこと僕を消し去ってくれても構わない そんなこと言わなくても君は 無意識に消し去ってしまうのだろうけど 僕はいったい何をすればいい? 君の事を好きだって 喉がかれるまで叫べばいいか? 君の望むことを 君が望むままに叶えればいいか? |
2002年07月17日(水) |
時、流れて |
小さな恋にあこがれて かわした言葉を思い出し 子供だったとにやりと微笑む 君 遠い空の下 僕 この空の下 互いに大人になったかどうかを 今はもう知る術もなく |
2002年07月16日(火) |
全治何週間? |
これまで心にできた傷を 数えようとしてやめた もう完治したと思っていても 触れたらまた痛むかもしれないから もう完治したと思ったのは 忘れたい一心で僕が そう思い込んだだけかもしれないから |
2002年07月15日(月) |
甘えとか弱さとか |
甘えと弱さを抱えながら 今までずっと歩いてきた 弱さをもっていることが 悪いことであるかのような錯覚 常識の枠にとらわれて なにが善かもわからない 弱さを見せてよ 甘えて見せてよ すべてを受け入れる覚悟はあるんだから そう言ったのがあなたでした |
2002年07月14日(日) |
意識と無意識の狭間 |
雨の音を聞きながら 眠りについた 午前1時半 ざーざーという音 車が一台走っていった こつこつという音 時計は休まずに動いている 自分の鼓動が気になって 寝付けない夜 僕はどんなふうに乗り越えていった? 君ならどんなふうに乗り越えていく? |
2002年07月13日(土) |
大人の恋 |
オトナノコイってどんなの? 会いたいけどそれを我慢すればいいの? ほんとは辛いけど笑顔を見せてりゃいいの? オトナノコイってどんなの? みんなが夢見るような輝きは いったいどこにいけば見つけられるの? 素直に笑って 素直に泣いて 素直に怒って 素直に凹んで 素直に謝って 素直に抱きしめる コイってそんなに複雑? もしかして君が一人で複雑にしてるんじゃない? |
2002年07月12日(金) |
引力と斥力 |
棒磁石みたいな二人 向き合ってるときはいつもくっついていても 一度背中を向けてしまうと 追いかけても離れていってしまう S極とN極 きちんと向き合えたなら 気持ちが揺らぐこともないのにね 簡単なようで難しいこと 今日もまた遠ざけあって |
2002年07月11日(木) |
もしも僕が |
もしも僕が 声を失ったとしても 君に愛を捧げることはできる もしも僕が 光を失ったとしても 君に愛を捧げることはできる もしも僕が 命を失ったとしたら ただ君を悲しみの底に突き落とすだけだろう だから僕は生きる その動機を不純だとは思わない だから僕は生きる 君が喜んだ顔をするときはいつでも 僕が隣にいていたいんだ |
2002年07月10日(水) |
扉を叩く内なる気持ち |
君に伝えたいことがある うまく言葉にできなくて 何度も挫折してしまったけれど それでもずっと 伝えたい、と思っていること 君に伝えたいことがある 心に芽生えた気持ちが 外に出してほしいと 僕の内側から攻めたてている |
2002年07月09日(火) |
ただ 吹く風を待つ |
心の中のもやもやが 全部吹き飛んでしまうくらいの 強い風が吹けば もう一度 君の屈託のない笑顔が見られるのでしょうか それとも 吹く風を待っているだけの僕はもう 戦うことから逃げ出した 臆病者なのでしょうか |
2002年07月08日(月) |
よどませないために |
ため池の水がよどむのは そこに流れがないから このままじゃ 二人の気持ちは いつかよどんでしまうよ 動こう とにかくどこかへ 新しいものに触れたとき また新しい気持ちが始まる |
2002年07月07日(日) |
逢瀬なら |
1年に1度のデート 逢瀬ならまだしも たくさんの星の注目の的 かわいそうだね 二人きりならどれだけ幸せか なんて そんな二人を地上から見てる僕ら 二人きりで 寄り添いあって 人の幸せを願えるのは 自分の心に余裕がある証拠 だから 祈ろう 空の二人が幸せになれますようにって +++++ 七夕ということで、こんなフィクションものを。 なんかひさびさにフィクション書いた気が…(汗 |
2002年07月06日(土) |
生まれた街 |
生まれた街の空気は いつものようにすこしだけ湿っていて またここに帰ってきたんだ、と 懐かしい感覚に襲われる 変わっていくのが当たり前になった 都会の景色 ここは10年前とほとんど変わっていないんだ 懐かしさの所以はそんなところにあって 変わらないということの大切さを あらためて実感する 敷居をまたいで ただいま、と言えば おかえり、と帰ってくることを思い浮かべて いま 家路に向かう +++++ てなわけで実家に帰ってきました。 そのせいでいつもどおりの更新ができませんでした。 期待して見に来てくれた人、ごめんなさい。 そして、ありがとう。 |
2002年07月05日(金) |
また ふりだし |
自分の気持ちを 信じることができなくなったとき 人はどのようにして もう一度 自信を取り戻すのでしょう 失ってからじゃなにもかも遅いのに 失ってみないとわからない痛み 自分を馬鹿だと罵って また殻に閉じこもって 誰かに甘えて 誰かにすがって やっと捕まえた自信なのに それなのに また ふりだし |
2002年07月04日(木) |
自分を責めないで |
嫉妬した姿を見せてくれるたびに ほんの少しだけ安心する みんな 誰かに必要とされてることを なんらかの形で実感したがっている 君は 嫉妬という形で 僕を必要としていることを示してくれた だから ありがとう 嫉妬する姿を醜いなんて思わないよ |
2002年07月03日(水) |
君が遠い |
またすれ違い 失望にも似た想いを抱いて 受話器を下ろした いつから僕らは こんなにも臆病になったのだろう 君が遠くなる気がする こんなのはもう嫌なのに |
2002年07月02日(火) |
この壁の向こう側 |
痛みをこらえた先に 何かがあるのなら きっと乗り越えることもできるでしょう だから このさきに何が待っているのか どうか教えてください 生きる力に変えることができるのは ほんの一握りの希望だけなのです |
2002年07月01日(月) |
二つの好き |
僕が君に好きだって言わないと 君は僕のこと 好きって言わなくなった 重みの違う二つの好きが 二人の言葉を少しずつ押しつぶして そのまま僕らは黙り込んだ 永遠に続くような沈黙 たまらず僕はため息をつく |
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