2001年10月31日(水)
自我からの逃亡

僕は待ってたんだよ
何も言わなかったけど
あなたが来るのを待っていた

来ないあなたを責めることなんてできない
あなたにはあなたの意思で動いて欲しい
そんなことわかってるつもりなのに
そう思ってるはずなのに

口には出せない想いが
心の中に生まれるたびに
誰かに責められているような気がする

悲しみに包まれてしまわないうちに
全力で駆け抜けた暗闇

ただ「ありがとう」が聞きたかった
待っている僕を見て笑って欲しかった

そのすべてが僕の我儘だとわかっているから
あとからあとから悲しみが押し寄せてくる

全力で逃げる僕は
どんどんあなたから離れていく



2001年10月30日(火)
ごろごろ

あんなふうにごろごろと
一日を過ごせれば幸せかもしれない、と
ひなたぼっこする二匹の猫を見ながら
とりとめもなく考える
そんな自分が可笑しくて
猫に向かって微笑んでいた

猫には猫の幸せがある
彼らだってきっと恋をする
目の前でごろごろしてる彼らは
あきらかに恋人同士だった

彼ら何にも考えてないようで
実はたくさんの悩みを抱えている
それが真実かどうかはわからないけれど
きっと人間と同じだと思う
ただ人間のほうがずっと複雑で
悲しみからの立ち直るのも下手くそ

人間とは
答えが見つからないと先へ進めない生き物
そう実感した昨日

ごろごろとする猫は
なにかを僕に示しているかのように
いつまでもごろごろとしていました




2001年10月29日(月)
バカだよね

自分が情けなくなるときがある
君を悲しませて
君を怒らせて

ため息を漏らす君を見ながら
途方にくれる僕
そんな僕を見て
またひとつため息を漏らす君

いつまでもつづく平行線は
平和なようですごく残酷
信じれなくしたのは自分なのに
それでもずっと信じてもらいたがっている

自分勝手な僕を許して
抑制から解放された喜びの中で
ただ君に甘えたいだけだった

自分勝手な僕を許して
わがままを無理に通そうとして
受け入れられなくて凹んだ

バカだよね、ほんとに…

バカだよ、ほんとに…




+++++
というわけで試験終わったけど凹み中です。
試験の出来がいまいちやったってのも凹みの原因のひとつ。
明日からなにしようかなぁ…



2001年10月28日(日)
幸せの種

神様は今日も大忙し
世界中のあちこちからお願いが聞こえる
みんなを幸せにしてあげたいって思っても
「幸せの種」を一個作ったら
「不幸せの種」も一個生まれてしまう

それでも神様は幸せを作りつづける
生まれた「不幸せの種」は
「試練」に作り変えればいいって
ずっと昔から言い伝えられてる
そうしないと人間は堕落するって
ずっと昔から言い伝えられてるから

神様は今日も大忙し
「幸せ」を与えられただなんて
誰も思いたくないみたいだから
気付かれないようにそっと
枕もとにでも置くことにしてる

突然何かが変わったら
そっと神様にお礼を言っておこう
「幸せの種」を自分のために使えない
かわいそうな神様へ
今日も一日、ごくろうさまです




+++++
神様にごくろうさまという人。
響って何者?(笑)

ほな、テストがんばってきます。




2001年10月27日(土)
万物流転しなくていい

なぜ僕らは
こんなにも応用力のない知識を
頭に詰め込んできたのだろうか

この知識はこれからの人生で
どれくらい役に立つのだろうか

さまざまな疑問が
心の中で渦を巻く
やめてしまえと嘲笑っている

殺陣師と書いてなんて読む?
香具師と書いてなんて読む?
「万物は流転する」と言ったのは誰?
「嵯峨日記」を書いたのは誰?

どこまでも続く無機質な質問
だけど受け入れるしか道はなくて
今日もしかたなく詰め込んでいく

こういう無機質な知識を
たくさん詰め込んだ人たちのことを
高学歴者と呼び
キャリア組と呼ぶこの国に
すこしだけ違和感を感じる



+++++
はい。素です。
毎日こんなことばっかしてたらそりゃ変にもなります。
終わり方、すごいシリアスに見えるのは響だけ?(笑)
上の問題、全部答えられる人募集中♪
響、今でこそわかってるけど
はじめは当然意味不明でした。



2001年10月26日(金)
美しい白

好きでもうまくいかないときがあるって
あなたが何度も繰り返すから
こっちもちょっと不安になってしまう

部屋に一人
ベッドに寝転がり
天井を見つめて
「好き」と一言つぶやいた

「好き」っていう気持ちは
きっととてもシンプルなもの
色で言えば白
どこまでも澄んで美しい白
だけど白であるがゆえ
周りの環境に汚されてしまいがち
混沌とした「好き」が
この世には溢れかえっている

目を閉じて
もう一度つぶやく

「好き」

僕は流れた涙だけを信じる
「好き」かどうかが問題じゃない
あなたを想って流れた涙が
僕の気持ちのすべてなんだろう



2001年10月25日(木)
嵐の海を乗り越えて

君と一緒にいるときは
僕の感情は嵐の海のように波打つ
あがったりさがったり
そしてその中に幸せを見つける

心はどこまでも相対的で
憂鬱を経験しないと
幸せを感じることはできない

泣いたり笑ったり
凹んだりはしゃいだり
そのすべてが二人の恋愛

ただ笑えればいい、とか
悲しみたくなんかない、とか
そう思ってる人もたくさんいるけれど
うわべだけの関係にさよならするために
僕はあなたにすべてを晒す

気持ちを共有しよう
つらい気持ちもうれしい気持ちも

たまには喧嘩もするだろうけど
それを乗り越えたところでしか
見つけられない幸せもあるんだってことを
いつも忘れないようにしよう



2001年10月24日(水)
ヒトゆえに

僕たちは無意識のうちに
「可能」なことと「不可能」なことを分類してる

たとえば彼女は
彼からの連絡をたえず待っている
でも彼はなにかと忙しくて
ゆっくり連絡をする時間が取れない

彼女は連絡することを「可能」と思った
彼は連絡することを「不可能」と思った

問題はここにある
無意識に「不可能」と思ったときには
ヒトは無意識に「我慢」ができる
無意識に「可能」と思ったときには
ヒトは無意識に「不満」を感じる

ヒトがヒトであるがゆえに
どうしようもなく生まれる問題
きっと解決はされないだろう
どんなに繰り返してもまた
つまづいてしまうのだろう

大切なのはきっと
心に生まれた「不満」をどう処理するか
できるならばオブラートに包んで
優しく優しく吐き出してください

解決はできなくても
二人で生きていく術はたくさんあるよ




+++++
祝1万オーバー!!
いつも読んでくれてる方々
ほんとにありがとうございます♪
これからもぼちぼちとがんばりますんで
たまには感想のひとつやふたつ
よろしくお願いしますね(笑)



2001年10月23日(火)
ヒューズ

誰の心の中にも
行動と矛盾する気持ちはあって
それに気付くのが怖いから
いつもは考えないようにしている

やりたいことをただやっていたいと思う本能
自分の置かれている環境を無意識に分析して
必至で本能を抑えている理性
僕は何に従えばいい?

僕がしてることはやりたいことじゃない
だけど
やりたいことだけして生きていける世界じゃない

板ばさみは続く
矛盾が消えることはない
思考回路はショートして
また今日もヒューズが切れた

僕はどこに向かって歩いているんだろう
頭の片隅にわずかに残った疑問は
眠りの中へと消えていった





2001年10月22日(月)
一人の午後

時間とは不思議なものだ
スケジュール帳を見ながら思うこと

なぜ予定は
一つの日に集中してしまうんだろう
あれもしたいこれもしたい
だけど僕の体は一つしかない

明日なら空いてるのに
明日はあなたが忙しい
昨日はずっと暇してたのに
昨日ならあなたも暇してたのに

時間の貯蓄がしたい
暇で暇でどうしようもないときを
あなたと会う時間のために取っておきたい
なんてとりとめもなく思う一人の午後

今度あなたに会えたら何を話そう
そんなこと考えてみるけれど
目の前の教科書にため息を一つ


どなたか
時間を売ってるお店をご存知ないでしょうか?




+++++
時間が欲しいのだ…(切実



2001年10月21日(日)
静寂の泉に

なんでもない日々の泉に
石を投げ入れてみる

飛び散る水滴
広がっていく波紋
そしてまた、静寂

これが僕が望む世界観
飽きないために起こす異変

僕はきっと
穏やかすぎる日々を恐れている
波一つない水面を見てると
このまま時間が止まるんじゃないかと不安になる

僕は石を投げ入れて
波が立つのを見て安心を覚える
僕たちはまだ凍りついていないって
不思議なくらい安心を覚える

また今日も石を投げ入れた
飛び散った水滴は涙に変わり
波紋が喧嘩を生み出した

そうやって迎えた静寂だから
僕たちは安心して幸せと思える
この関係は凍りついてはいないと
安心して笑っていられる



2001年10月20日(土)
僕たちらしい

喧嘩しながら誕生日を迎えた
僕たちらしいといえば実に僕たちらしい

こんなふうに僕たちは
喧嘩することで気持ちを確かめあってる
筋肉を鍛えるかのように
二人をつなぐ細い糸を痛めつけては
太くなれって祈っている

おめでとう

この一言を素直に言うだけなのに
1時間もかかるなんて
他人が見たらどう思うんだろう

素直になれない二人
不安定で危なっかしいって
いつもみんなに言われてるけど
きっとこれが僕たちの在り方

みんなにはわからないかもしれないけど
それなりに楽しくやっている

落ち込むこともあるけれど
それでもやっぱり傍にいたいと思ってる





+++++
更新遅くなりました。
理由は、…上記のとおりです(笑)
ちょうど1時間遅れでございます。



2001年10月19日(金)
猫のあなた

猫のようなあなたに
僕はいつも振り回されている

でもそれは僕にとって嫌なことじゃなくて
むしろその状態を楽しんでいる

さっきまで僕の足元で
遊んでくれってうろうろしてたのに
僕が遊べないことを知ると
すぐに窓際でいじけてる
僕の言い訳なんて聞きたくないって
そっぽをむいて怒ってる

そんなあなたが可愛くて仕方がない
笑いながら可愛いって言えば
あなたはきっともっと怒るんだろうけど

忙しくってごめんね
僕だって遊びたくなくて遊ばないんじゃない
遊びたくても遊べないだけ

忙しくってごめんね
もうすこしだから
もうすこしの我慢だから



2001年10月18日(木)
不完全な答え

どうして僕は
この世に生を授かったんだろう
どうして僕は
この街でこうして暮らしてるんだろう

心のなかの疑問詞を取り払おうと
何度自分なりの答えを出したことか

不完全なその答えは
幾度となく大きな壁に直面し
また答えを求めて彷徨う

これはそんな不完全な答えのひとつ
まだ疑問詞の迷路から抜けられないで
彷徨っている僕の、僕なりの出口

僕は精一杯生きるその過程で
さまざまなものに出会うことになる
瞬間的に出会うものたち
継続的に出会うものたち
そのすべてが僕を創り上げていく

僕は一人で生きているわけじゃない
次々と押し寄せてくる時代の中で
あらゆるものに影響を受ける
あらゆるひとに影響を受ける

現状に満足してはいけないんだ、と
いつからか知っていた
満足してしまえば怠け者の僕はきっと
時代を駆け抜けることすらやめてしまう
そして堕ちていく

この街も通過点の一つ
この生活も通過点の一つ
命は磨かないと光らない
この体はたんなる魂の入れ物なんかじゃないから

安定を望むのはいいことだと思う
みんなそれにむかって突き進んでるんだから
小高い山の頂上とふかふかの雲の椅子
どちらも安定した場所だろう
だけど高さが違う
見渡したときの景色が違う

君ならどちらを選ぶ?

僕はどこまでも高くを望みたい
だから生きる
今はまだ小高い山の上かもしれないけれど
いつか雲まで辿り着いてみせる

昨日言ったこと、取り消すよ
同じ安定なら山の上より谷の底だって言ったこと
谷じゃ何も見えやしないし
一度嵌ってしまったらもう動けなくなるだろう
考えてみてわかった
谷みたいに安定した安定より
山みたいに不安定な安定のほうがいいって

いまは急斜面をよじのぼってるとしても
いつか頂上に辿り着けるはず
それがどれほどの高さなのかは知らない
未来などわかるはずもない
僕たちにできるのは今を生きることだけ

悩むのも悪くないだろう
でも前に進むことを放棄してはならない
いつかくる安定のときを想って
ただじっと耐えているしかないのだろう

これはあくまでも僕なりの答え
君にとっての正しい道になんてなりえない
星の数ほどある答えの中のたったひとつに過ぎないんだ
完璧な答えなど存在しないだろうけど
結局自分が納得できたらそれが答えなんだと思う

いつかこの生を全うするとき
自分自身を誉められるように

いつかこの生を全うするとき
僕に関わった人たちすべてに感謝できるように

僕は生きる
だから君も生きて

君が信じる道を生きて





2001年10月17日(水)
あなたの隣で

くだらないやりとりが
こんなにも楽しく思える
僕がちょっとおどける
あなたがちょっと笑う
そんな時間が限りなく嬉しい

雑誌の占いを信じきって
今月は僕の右側を歩いている
むりやり左を歩かせようとする僕に
本気で怒ったりもする

好きじゃなきゃそんなことありえない

そう思える自分がここにいて
それを実感できる瞬間を
きっといつも探している

怒ってるあなたをなだめてるとき
僕はあなたの隣にいると実感できる
嫌そうな顔してるってよく言うけれど
心の中じゃ喜んでいる

そんな僕を離さないで

口には出さないけれど
いつもそう思ってる




2001年10月16日(火)
アルバム

心の中にアルバムを一つ
いつも持ち歩くようにしてる
どんなときにどんな場所で
君が笑顔見せても大丈夫なように

僕は僕のこの両目で
君の笑顔、君のしぐさ
切り取った瞬間をアルバムにしまう

一人になったとき寂しくないように
二人でいる時間がより楽しくなるように
目を閉じれば思い出せる
君の笑顔の向こうで
飛び立つ鳥の羽音まで鮮明に

たとえばいつかこのすべてが
色あせる日が来たとしても
きっと僕はときどきそっと
思い出して一人で微笑むよ

それくらいに大切だから
君との時間
大切だから



2001年10月15日(月)
セメント

ずっと前から会う約束をして
あと何日、と指折り数える
そんな幸せもあるだろう

なんの約束もしていない日に
突然会いたくなって会う
そんな幸せもあるだろう

単調な毎日じゃ
いつか飽きてしまう日がやってくる
愛を固めてしまわないように
二人していつもかき混ぜながら
ゆっくりと進んでいこう

君が疲れたなら僕がかき混ぜて
君の想像できないことをして
君の心に刺激を与える

僕が疲れたら君がかき混ぜて
僕をいっぱい驚かせて
君のこともっと好きにさせて



2001年10月14日(日)
天使の羽根はないけれど

天使みたいな羽根があれば
どこにだって君を抱きしめにいけるのに
僕はけっきょく人間で
電話の向こうの君の涙を
ぬぐうことすらできやしない

猫型ロボットドラえもんがいて
どこでもドアがあれば
どこにだって君を抱きしめにいけるのに
今はまだ21世紀で
電話の向こうの君の涙を
ぬぐうことすらできやしない

僕は唇をかみ締める
しっかりしろと自分に言い聞かす

この僕に天使みたいな羽根はない
この世界にドラえもんはいない
電話の向こうの君の涙を
ぬぐうことすらできないけれど
僕は君が好きだ

ただそれだけを伝えるために
電車に乗って君に会いに行く




+++++
猫型ロボットドラえもん…
苦しい(汗
リズムのためとはいえ… 苦しい(大汗



2001年10月13日(土)
ギャンブラー

人生にはいたるところに分岐点がある
僕らは立ち止まることを許されず
一瞬の判断にすべてをゆだねるギャンブラー

コノサキブンキテン
標識がそう告げている
運命の日は確実に近づいてくる

ここ2、3回は間違った選択をした
とりかえしのつかない言葉で
君を悲しみに突き落としてしまった

トツゼンデスガブンキテンデス
突然に決断を迫られた
人生にはそんなときだってある

すべてを勘に頼るんじゃない
一瞬でデータを分析するんだ
正しい道を進むために
きちんと頭で考えるんだ

光のさすほうがいつも正しいとは限らないだろ
遠回りしなきゃ辿り着けないところだってある

勢いだけで生きようとしないで
賢いギャンブラーを目指して



2001年10月12日(金)
同じ場所、同じとき

世界が
偶然という言葉に支配されて
また一段と輝き始める

僕があの電車に乗り遅れたから
君が寄り道をしなかったから
僕らはこうして出会うことができた

同じ星、同じ国、同じ場所
そして、同じとき

偶然にも僕らの進む道が
同じ方向へと伸びていた

歩幅をあわせよう
この偶然を偶然で終わらせたくないから


偶然に偶然が重なったとき
僕らはそれを運命と呼ぶ



2001年10月11日(木)
指先

学校じゃみんなに見つかるからって
わざと離れて校舎を出る
いつもの場所で待ち合わせ
どこにいくとか決めたわけじゃない
ただなんとなく
二人して歩いていく

まだぎこちない会話
恋人という肩書きが
心地よく恥ずかしい

ふいに触れた指先
二人の距離がゼロになる瞬間
そして沈黙

なんてことはない
指先と指先が触れただけ
そう心に言い聞かせても
どきどきはとまらなかった

ちょうど今日みたいに
今にも泣き出しそうな空

そんな記憶が懐かしいから
心はまたどきどきを求めてしまう
またあの日みたいに
くだらないことでどきどきできるって
信じてる自分がたしかにここにいる



+++++
うーん、ここんとこスランプなんでしょうかねぇ…。
上手く言葉が出てこないですわ(汗
それだけ生活が安定してるってことかな。
そういうことにしとこう(笑)



2001年10月10日(水)
あなたがここに居たこと

ドラッグ&ドロップ
昨日までの憂鬱をごみ箱に捨てる

あなたがここに居たことは
もう忘れないといけないって
眠れない夜に見つけた答え

憂鬱を捨てれば
この心にはまた新しいスペースができる

それはまるで
ハードディスクに空き容量ができるかよう
楽しい出来事を記憶させるために
古い憂鬱は捨てるしかない

あなたがここに居たことは
もう忘れなきゃいけないんだ…

たまにはごみ箱を覗いて
切なくなったりするんだろうけど
戻るべき場所はもう
楽しい出来事で埋まり始めてる

これでよかったんだって思える
そんな日がきっとやってくる
そう信じてそっと
未来に向かって歩き出した




+++++
書きたい言葉が浮かんでたはずなんですけど
いざ書こうとするとすっかり忘れてました(爆)
それはまた思い出したときにでも…。



2001年10月09日(火)
どんなとき?

僕たちの関係を脅かす要素を
ひとつひとつ二人で考えていた

あなたが怒るのはどんなとき?
僕が怒るのはどんなとき?

そうやって確かめあうことで
二人は二人の恋愛を客観視してる
そうやって確かめあうことで
二人はお互いのことをもっと理解できる

いつも同じ理由で怒ってばっかりの僕は
君はなにもわかってないと言い張る
いつも同じ理由で怒られてばっかりの君は
もっと私のこと理解してよって言い張る

起こってしまった喧嘩に
どちらが悪いだなんて決められないよね

自分の気持ちを全部ぶつけあって
もうなにも伝えるものがなくなったとき
優しくなれそうな瞬間がふっとやってくる

僕はそれを逃さないように
優しく笑ってすべてを受け入れるんだ

すべてを受け入れたなら
素直にごめんなさいって言うこともできるって
なんとなくだけどわかってるんだ

二人が笑いあいたいって思ってるのなら
終わらない喧嘩など存在しないよ



2001年10月08日(月)
突然


無情にも

さよならが

僕たちに降ってきた



それは突然のことだった






+++++
はい、昨日長いの書いた反動です。
極端に短くなっちゃいましたわ(汗



2001年10月07日(日)
振り子時計と僕

古ぼけた洋館
正確なリズムを刻む振り子時計
何も語らないけれど
何かを伝えようとしてる

不安の波が打ち寄せるたび
僕はいつもここに来てしまう

揺れる振り子を見ながら
ふらふらと思考の谷間を迷走する

誰からも必要とされなくなって
絶望のふちを彷徨いここに辿り着いたとしたら…

おまえは僕を必要としてくれるかい?

時計は答えてくれるはずもなく
ただ振り子を揺らすだけ

ただ時を動かすだけ

こんなに古ぼけたおまえでさえ
そこにいることをきちんと証明してるんだな

この僕にはいったい何ができる?

時計は答えてくれるはずもなく
ただ振り子を揺らすだけ

ただ、時を動かすだけ


そんなことは人に教えてもらうもんじゃないんだ、と
叱られてるような気がした
ここに座っててもなにもかわらないんだ、と
叱られてるような気がした

おまえはこれからもここにいるのかい?

立ち上がってそう尋ねてみた

時計はただ振り子を揺らしていた
何も語らなかった時計が
すこしだけ微笑んでいるように見えた




+++++
書き出したら長くなった。
詩のつもりやったのになぜかショートストーリー(汗)
えっ?こんなのお話じゃないって?
小説とか書くの苦手なんやから勘弁してくださいまし…
ちょっとした戯れですわ。



2001年10月06日(土)
傍にいるから

すべて忘れよう
笑顔を取り戻すために
慌てずゆっくり

悲しいなら泣けばいい
強がる必要なんてないんだから
涙と一緒に全部吐き出して

あなたが泣きつかれて眠りにつくまで
僕がずっと傍にいてあげるから
なにも心配しなくていい

悲しみは突然にやってきて
大きな傷跡を残して去っていく

にぶい痛みに耐えながら
必至に笑顔を作るあなた
目を真っ赤に腫らしながら
泣いてないよって言い張るあなた

もう、いいんだよ
強がらなくていいんだ

頼りないかもしれないけど
あなたには僕がいるから
頼りないかもしれないけど
あなたの傷は僕が癒すから

今はただ、おやすみ
僕はここにいるよ
あなたの傍にいる

これからもずっと、ね…



2001年10月05日(金)
愛の天秤

誰もが心の中に
小さな天秤を持っていて
無意識のうちに愛の重さを比べている

自分の気持ちとあなたの気持ち
釣り合いがとれなくなるときだってある

僕の気持ちは強すぎやしないか
僕の気持ちは弱すぎやしないか
びくびくしながら生きてるみたいで
そういう自分がすごく嫌い

「もっと自由に愛したいよ」
あなたが放った言葉はあまりにも鮮烈で
僕は必至で天秤を隠そうとした
弱い自分を見せないために
この愛を壊さないために

それほどまでに僕はあなたを縛り付けていた

磔にされたその愛が
自由を求めて彷徨っている



2001年10月04日(木)
元凶

遅れて届いたメール
これがすべての元凶

どんなに気の利いた言葉でも
タイミングを間違えると
なんの役目も果たせなくなる

あのとき伝えたかった想い
なにひとつ届かなかった…


またすこし溝が深くなる
そんな不安に怯える夜

信じあえる未来は
いつになったら見えるんだろう…




+++++
最近JPhoneとドコモの相性悪くありません?
かなりいらいらしてます。
12時間後にメール届くのとかやめてほしい…(T.T)



2001年10月03日(水)
処方箋

心の裏側ばっかり見てちゃ
疑心暗鬼になるのは必至
裏側ばかり見られる側も
いつしか疑心暗鬼になるよ

信じきるのは怖いけど
信じあわなきゃ前進はない
そんな微妙な駆け引きが
恋とか愛の楽しさじゃない?

この恋を楽しもう
この愛を楽しもう
心に余裕がないのなら
一休みしてまた行こう

そんなあなたにお薬ひとつ

明日は僕から笑ってあげる
あなたに笑顔を届けてあげる



2001年10月02日(火)
月夜の森

傷つき疲れ果てたあなたに出会ったのは
もうずいぶんと昔のこと

ここで休んでいけばいいよって
僕が言ったときのことを
あなたはまだ覚えてますか?

秋と呼ぶにはまだ少し早い季節
青白い月はちょうど今日と同じくらいの齢
おぼつかない足取りがその苦痛を語る
笑顔を忘れたかのような表情
差し出された手に怯えていたよね

傷は時間に癒されて
羽ばたく練習をはじめたあなたが
僕に微笑みかけるたび
心に鈍い痛みを感じるんだ

この感情をどう呼べばいい?
僕はどうすればいい?

飛び立つ日を夢見るあなた
引き止めることなどできやしないから
僕はまた今日も
涙をあなたに見せないように
月夜の森へ出かけるのです

青白い月にすべてを打ち明けて
こない返事をただ待つのです




+++++
そろそろお月見シーズン?
お話っぽいの言葉になりました。
でもなかなかお気に入り(笑)



2001年10月01日(月)
子猫

忘れたくない想いが
またひとつ増えていく

悲しくて部屋を抜け出した夜
星空の下で子猫を抱いた
怯えていたその姿が
泣き出したあなたと重なる

ひんやりとした空気の中で
自分の感情が浮き彫りになる
あなたのことを考えるこの夜
たとえ答えが出なかったとしても
ずっと忘れたくない

一陣の風
地面に降りた子猫は
ときどき振りかえりながら
遠くへと離れていく

悲しみの中で
僕は笑顔をつくる

迷うことはもうなにもないんだ



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最近はmixiでも公開中。←mixi直リン注意。

こんなこともしています。『ぼくのせかい』