2001年06月30日(土)
伝えないとわからないこと

これまで一度も考えてこなかったことを
君に突然たずねられたから
僕は返事に困っていた

「結局あなたは何も考えてないんだね」

そう突き放したあなたの目から
涙が溢れてるのを見たとき
自分の愚かさを初めて知った

僕のことわかってほしいと
いつもあなたに理解を求めてきた
あなたのことはわかってるって
心のどこかで甘えてたんだと思う

あなたの言葉が心に突き刺さることで
僕のなかでなにかが壊れた
ガラスが割れるような音が
遠くのほうでかすかに聞こえた

好きって想うだけじゃ
きっと愛とは呼べないんだね

好きっていう想いを
あなたに伝えるのを忘れてたんだね



2001年06月29日(金)
一瞬のトンネル

たとえば
何をしてもうまくいかない日
僕は悩むのをやめてみる

たとえば
辛いことがあって泣きたい日
僕は大声で泣いてみる

時間が流れるのは自然なこと
雲が流れるのも自然なこと

涙が流れるのは自然なこと?

うまくいかないこととか
辛いことなんて
人生の中のたった一瞬の暗闇

電車はいつかトンネルに入る
地下鉄なんてほとんどトンネルだ

涙が流れるのは自然なこと
それでいいんじゃない?

きれいな涙は光り輝いて
暗闇だって照らしてくれるよ



2001年06月28日(木)
幾重もの偶然を

数え切れないほどの人たちと
僕は今まで出会ってきた

出会いはいつも
偶然が幾重にも重なって起こる
僕があのときあの場所にいた
君があのときあの場所にいた

重なった偶然の数だけ
大切さが増していく

僕は君と出会ったことを
「運命」だと言ったよね

それはさ
君と出会えたという事実が
ほかの誰よりも多くの偶然の
重なり合った結果だからなんだ

奇跡としか思えないこの出会いを
僕は「運命」って名付けたんだ



2001年06月27日(水)
僕にできること

おやすみと
ちいさく呟いたとき
君はもう眠っていた

そんな小さな体で
君はずっと戦っていたんだ

君は弱いところを
誰にも見せないようにって
いつも頑張っている

がんばってがんばって
心と体に歪みを作っている

僕は弱いから
君みたいに強がることはできない

だけど疲れきった君を
優しく見守ることはできる

僕の前では強がらないでいいよ
君が頑張ってることは
僕が一番知ってるんだから

なんて
眠りについた君に話しかけても
なにもかわりはしないのに…



+++++
HPリニュでございますっ☆彡
ほんわか度あっぷとのウワサ(笑)
しかし疲れた…



2001年06月26日(火)
発散

やりたいことができないイライラ
いつも時間が欲しいって言ってた

押さえつけられた欲望が
心の中で渦巻いて
出口を求めてさまよっている

時間はもらうものじゃない
時間は自分で作るものなんだって
いつか君が言ってたね

その言葉が
すこしわかった気がするよ

自分で作った時間の川に
この欲望を流していくと
心を取り巻いていた渦が
次第に消えていくのがわかった

やりたいことができる幸せに
僕の心が輝きをとりもどす
あとのことなんか考えない
とりあえず、今が大事



+++++
ただいまHPリニュ中です。
明日中には全面改装。
乞うご期待♪



2001年06月25日(月)
僕が言葉を紡ぐ理由

僕の心でうずまいてる
たくさんの君に伝えたいこと

ありのままの想いを伝えたいけど
すべてを言葉にするなんて
今の僕には出来そうもない

だから僕は
言葉を紡ぐ

この想いを
残らずすべてあなたに伝えるために
僕のなかに
伝わらないもどかしさを残さないために

消化不良をおこした想いが
いつか腐ってしまいそうだから
心がからっぽになるまで
たくさんの言葉を吐きつづける

まだ伝えたいことがある
まだ伝えられないことがある

だから僕は
言葉を紡ぎつづける



2001年06月24日(日)
帰り道、ふたり

傘を忘れた
僕のために
右肩をずぶぬれにしてる君に

なんだかすこし
胸が痛んだ
僕なんかは雨にぬれて構わないのに

それでも笑顔で
傘をさしてくれる君が
なによりも愛しい

気付けないことばかり
増えていく毎日の中で
こんな雨の日だから
気付けることもあるってわかったよ

もうすぐ二人
お別れだけど
すこしも悲しくなんてないよ

明日になればまた会えるから
明日になればまた晴れるから

バイバイ
小さく手を振り僕は
雨の中、走って帰ろう



+++++
お話チックになりました♪
こんなの詩って呼べないぞっ(笑)



2001年06月23日(土)
大人になること

あのとき僕が
大人に憧れていたのは
そこに自由があるような
そんな気がしたから

責任なんて言葉は知らない
責任なんて言葉を求められない
無邪気に笑うだけで
すべて許されるから
自由っていう言葉は
どんなときも輝いていた

ヒトは社会を築くことで
純粋な自由を失ったのだろう

鳥はあんなにも自由に
大空を飛びまわっているのに
僕はここで
責任という足枷をはめられている

失うものを意識して
動けなくなっているのは
僕が大人になった証拠なんだろう



2001年06月22日(金)
不響和音の中で

静かな夜が
雨の音で彩られている

星空を期待していた僕らは
車の中でただ
ラジオを聞いていた

楽しそうに笑うその声は
雨の音と混じりあって
僕の心の中で
不響和音と姿を変えた

期待どおりにすすむことなんて
きっと何処にもないね

期待すればするほど
実現性は薄れていくのかな…


ラジオを切る

そして雨の音だけに包まれる

目を閉じて耳を澄まそう

失敗を楽しむくらいの気持ちが
なによりも大切なんだよ



+++++
状況、わかりにくいかなぁ…(笑)
星空を見に行ったけど雨に降られてしまったってことです。
ってそのままやんっ( ̄□ ̄;)!!



2001年06月21日(木)
言葉がなくても

言葉にしなくても
伝わる気持ちはあるだろう

言葉なんかなくても
わかりあえる二人にだって
きっとなれるだろう

だけど
わかっていることを
あなたの口から聞きたいときもある

言葉にしてくれなくちゃ
不安で不安で
壊れそうになるときもある

好きでいてくれてることなんて
わかってるはずなのに
どうしようもなく不安

言葉がなくても
気持ちは伝わるというのなら
僕のこの不安に気付いてください

そして大切な一言を
あなたの口から聞かせてください



2001年06月20日(水)
愚かな生き物

人間はとても愚かな生き物です

遥か彼方に見えた
ほんのひとかけらの幸せから
いつまでたっても
目をそらせられなくて

その幸せに辿り着くまでが
どれだけいばらの道であったとしても
きっとまっすぐ
歩きつづけるのでしょう

行く先に立ちはだかる困難は
幸せをより大きな物に見せます
行く先に光り輝いていた幸せは
近づくにつれて輝きを失います

そして昔夢みた幸せに
あなたがたどりついたとき
足元に転がる石ころが
かつて光り輝いていたことなど
きっと忘れているのです

そしてまた
どこか遠くに幸せのかけらを見つけて
旅立っていってしまいます

その愚かさゆえ
本当の幸せが
足元に転がっていることすら
気付くことができないのです



2001年06月19日(火)
回想

二人して馬鹿やって
大笑いして浜辺を走った
たったそれだけのことで
僕たちは幸せだった

初夏の想い出は
僕を激しく揺さぶるから
二人で撮った写真は
もうしばらく見ないようにしてる

今年の夏は忙しそうだよ
きっと君のことも
忘れていられるはず

写真立てのなかに
閉じ込めた時間が
すこしずつ動き出しても
僕はずっと
あの時間に生きているよ

そうすればいつか
君は消えてなくなるだろう?



2001年06月18日(月)
心のスイッチ

あなたはいつも
僕の心のスイッチを
オフにしてしまう

そして僕の思考回路が
その機能を停止する

あなたのそばにいると
僕はなんにも考えなくなってしまうよ
あなたのそばにいると
僕はどんどん堕落してしまうよ

澄んだ水の中に
漂っているような感覚だけが
僕の全てに変わるんだ

でもあなたは
もう一度心のスイッチを入れてから
僕の元を離れていく

動き出した思考回路に流れるものは
あの柔らかな浮遊感と
あなたの残したぬくもりだけで


この計画的犯行から
僕はもう逃れられないみたいです...



2001年06月17日(日)
コイスルイキモノ

たくさんの出会いを重ねて
たくさんの別れを乗り越えて

人を好きになるということを
身体が覚えてしまった

するどい言葉の弾丸を
全身に浴びたばかりの身体で
僕はまた恋をした

もう誰も好きにならないだなんて
強がりばかり言ってるあなたは
なんて寂しい人なのでしょう

心の欲するままに
身体の求めるままに
流されてみるのも悪くないでしょう

人は恋する生き物だから
人は夢みる生き物だから



2001年06月16日(土)
狭間

夢の中でなら
君はいつでも微笑んでくれるけど
僕が欲しいのは
そんなすぐに消える笑顔じゃなくて

朝が来るまでは
君がそばにいてくれるから
僕も笑っていられるけれど

目覚し時計が
僕を現実に引き戻したとき
頬に残る涙の跡は
現実と夢にはさまれた僕の
悲しみの証拠

好きだなんて言えないけど
好きだって伝えたい

夢はいつも儚いもので
夢が楽しければ楽しいほど
僕の涙は止まることを知らない

もう1年早く君に会いたかった



+++++
状況はご自由にお考えくださいまし。
なんか納得いかないからこれ、消えちゃうかもね…



2001年06月15日(金)
自由意思という名の支配

僕の全てを司る
2重螺旋の遺伝子たち

僕の生まれたその瞬間に
僕の生涯が決定する

自分の意思で決めたって
いつもそう思っていたけど
この冷めた世界観を持った瞬間
それは違うと悟った

自由意思という名の支配
狡猾な知能犯が
僕を嘲笑っている

最初から決められたレールの上で
幻の分岐点を通過した

遺伝子が決めた答えを
自分の答えと信じてた
いや、信じさせられてきた

いくつもの分岐点で
僕が選んだ選択は
僕が見た数々の幻

生まれたときに決まる
人生の一本道から
僕は逃げられないでいるらしい



2001年06月14日(木)
あなたへ

僕はあなたのこと
自信をもって好きだって言えます

あなたは僕のこと
自信をもって好きだって言えますか?

好かれてることすら認めないあなたには
きっと無理なんでしょうね…

一度あなたを傷つけた僕を信用しろだなんて
ずうずうしいと思ってるんでしょうね…

なんでもいいんです
これだけは誰にも負けないって言えることを
早く見つけてください

なんでもいいんです
もっと自分自身を誉めてあげてください

あなたが自分を信じたとき
この堅く閉じた蕾のような僕たちの恋愛小説は
ようやく花を開けるのでしょう
そしていつまでも咲きつづけるのでしょう

そう、僕は信じてます



2001年06月13日(水)
似顔絵

幼い頃に描いた
一枚の絵が
今も僕の心に生き続けている

真っ白な紙の上に
たくさんの色のクレヨンで
無造作に引かれた線

似顔絵を描くはずだったのに
僕はそんな絵を描いた

僕はどれほどの人に
本当の自分を見せてきた?
いつもどこかで境界線を引いて
いつも自分を押し殺して

あのときの僕の似顔絵は
たしかに僕を描いていた

カモフラージュした性格を
モザイクのかかった本性を
絡みあう線で描き表わしていた

境界線の檻に閉じ込められて
マスクをかぶった素顔が
今日もまた笑顔をつくった



2001年06月12日(火)
嘘吐きの天気予報

街に雨のにおい
アスファルトにとける雨のにおい

嘘吐きの天気予報
降水確率10%の馬鹿

なんて愚痴ってみても
傘が出てくるわけでもなく
ボクはひとまず雨やどり

こうやって立ち止まると
世の中の慌しさに気付いてしまうね

時間の流れ方って
どうしてこんなに差ができるんだろうね

ゆっくり流れてる時間を
もっと大切にするべきなんだろうね

嘘吐きの天気予報

でもありがと

時間の流れが速すぎて
当たり前のことすら
わからなくなってたよ



2001年06月11日(月)
君と嘘と涙

僕をつつみ込むもの
君と嘘と涙

君は僕に
安らぎを与えてくれる

嘘は僕に
自由を与えてくれる

涙は僕に
感情を与えてくれる

でも

君は僕に
束縛を与えてしまう

嘘は僕に
刑罰を与えてしまう

涙は僕に
後悔を与えてしまう

君がいるから嘘をつく
嘘をつくから涙を流す
涙のあとに君を想う

ただ、それだけ...



2001年06月10日(日)
君が教えてくれたから

気付けば全てのものたちが
僕を静かに追い越してゆく

向かい風がきつすぎるから
僕はすべてをあきらめていた

歩くことすら放棄して
うなずくだけの生活だった

追い越してゆくものたちの
うしろ姿がまぶしくて
夢見るための瞳さえ
何度も閉じようとして

座りこんでたこの僕に
声かけ隣に座った君を
僕は絶対忘れない

君の言葉がなかったら
僕は今でもあの場所のまま

僕は今でも
目を閉じていた



+++++
テンポよくって思ったらなんか変になった(TT)
まいったなぁ…




2001年06月09日(土)
秘密の隠れ家

二人だけの秘密の隠れ家
けもの道を駆けぬけて
葉っぱの屋根が見えたなら
誰にも見られないように
しっかりあたりを確認しなよ

二人だけの秘密の隠れ家
誰にも内緒の秘密の隠れ家

あんなに広く感じたけれど
僕は大人になってしまって
ここは二人じゃもうはいれない

約束してた今日という日は
あなたの心にまだ残ってる?

二人だけの秘密の隠れ家
誰にも内緒の秘密の隠れ家

時は無情に流れつづけて
今ではただの思い出の場所






2001年06月08日(金)
鳥になる

山へと帰りゆく鳥の群れを
歩道橋の上から眺めてた

夕陽に向かって飛ぶその姿に
足枷をはずせない僕は憧れた

歩道橋の下を
せわしなく走る自動車の群れは
なんとも無機質な風景と
乾いた雑音を生み出す

鳥は鳥として生きることで
自由な翼を手に入れるとしたら
僕は僕として生きることで
いったい何を手にするのだろう

もうちょっとだけ
空へとはばたく練習をしよう

思考のという名の空でさえ
自由に舞えなくなった僕の羽根は
ただ錆びついているだけだから

もうちょっとだけ
空へとはばたく練習をしよう

こんな錆びついた翼でも
きっとすこしは飛べるはずだよ



2001年06月07日(木)
穢れを

人間ってそんなに綺麗なものじゃない
穢れのない人なんて
きっと存在しない

でも言葉の世界じゃ
人間はいつも綺麗でいたがる

人間ってそんなに綺麗なものじゃない
我侭なあなたを軽蔑できるほど
僕は綺麗じゃない

言葉の世界じゃ
僕は綺麗でいたがるけど
穢れた自分もたくさん知ってる

我侭であってもいいじゃないか
エゴがあってもいいじゃないか

僕にはただ
受け入れられるだけの器がないだけ

受け入れられないから
こうして言葉が生まれる



2001年06月06日(水)
正確な時計

5分遅れの僕の腕時計
一秒の狂いもなく
5分前の世界を指し示してる

"現在"を示すことのできない
この正確な時計に
すこしだけ寂しさを感じた

それぞれの価値観で
幸せの重みが変わるんだろうけど
僕の価値観に依ると
使命をまっとうできない人生は悲しみ

止まった時計でさえ
正確な時間を示す一瞬が訪れるというのに…



2001年06月05日(火)
地図を開いて

人は誰もが
自分だけの心の地図をもっている

絶望して悲しむとき
袋小路で座り込んだあなたを見た

感動して涙するとき
大草原で空を見上げるあなたを見た

心の地図を開いてごらん
あなたの知らない場所は
まだ白紙のまま残っているんだ

そこにはあなたが
自由に地図を書けばいい

あなたの思い描いた世界が
いつか現実のものになるまで
僕は応援しつづけるから

理想郷はまだ見ぬ遠いところ
心の地図のはしっこの
今はまだ真っ白な世界



2001年06月04日(月)
優しくするほど

なにが起きても
優しさを保てる人になりたいって
ずっと思っていた

優しくするほど
あなたが傷ついているなんて
思いもしなかった

これ以上優しくしないで
苦しいよ
辛いよ

今日のあなたの言葉が
胸に刺さってずきずきと疼く

なにもわかってないって
何度も傷つけたけど
なにもわかってなかったのは
僕のほうだったんだね

人を好きになるってこと
もう一度考え直してみるよ



2001年06月03日(日)
もう一度だけ

あなたの心を傷つけたこの僕に
もう一度あなたに
好きと言う資格なんてないのだろうか

心の傷は
ずっと深いところまで達している

知らない間に張られたシールドは
僕の全ての言葉を
拒絶するかのよう

声が届かないっていうことを
始めて体験した気がした夜

泣きながらもう一度だけ言う

僕の言葉を信じてください…



2001年06月02日(土)
明日の朝は

いつものように朝は
たった一杯のコーヒー

寝ぼけながら
TVをつけても
あいかわらず
無機質な笑顔ばかり

腹を抱えて笑ったり
大声ではしゃいだり
そんなことが
いつしかできなくなっていた

冷めた思考回路を
暖めるヒーターが欲しい

たった一杯のコーヒーじゃ
心まで熱くできないから
僕はいつも
人目を気にする臆病な男

明日の朝は
トーストでも焼いてみよう


+++++
ちょっくらスランプですわっ( ̄▽ ̄)
見なかったことにしてくださいまし…



2001年06月01日(金)
大きな声で

この横断歩道から
大きな声で叫べるくらい
この想いには自信がある

あのビルの屋上から
大きな声で叫べるくらい
この想いには自信がある

誰にも負けない

なんなら今すぐ叫ぼうか?

根拠なんてないけどさ

理由なんていらないだろ?


大好きだ。
なんか、文句あるか?


+++++
強引な告白。
でもちょっと照れてるイメージで。



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こんなこともしています。『ぼくのせかい』