2001年05月31日(木) |
雨、小高い丘の墓地で |
小高い丘のちいさな墓地 たった一粒からはじまった雨は 気付けばどしゃぶりになっていた ひさしぶりだね、元気にしてた? 微笑みながらあなたに話しかける いつものようにあなたは無言だけど あたしにはあなたが笑ってうなずいたような気がした ほら、覚えてる? あのときあなたが言ったこと 夏が近づく前に一度海へ行こう、って 去年はつらくて行けなかったけど 今年はちゃんと行ってきたよ あなたはいないけど ちゃんと行ってきたよ これで約束、守ったって言えるかな? 今日はね その報告ともうひとつ伝えたいことがあるの あたしね あなたから卒業する いっぱい考えて決めたんだ あなたはあたしの心の中でまだ生きてる あなたのために幸せになってみせるから… ・ ・ ・ 差していた傘をたたんで 身体をどしゃぶりの雨にさらす 今日が雨でよかったよ あたしの涙、あなたに見せたくないしね きっと神さまも あたしの背中押してくれてるんだよね あたしはあなたに背を向ける 涙を隠す雨の音にまじって あなたの声が聞こえた気がした あなたの声は あのときと同じように優しくって あたしはまた溢れてくる涙を 必死に止めようとしていた ----- なんか突然書きたくなっちゃいました♪ この話の前後はみんなで想像してくださいませ(無責任 たまにはこんなのもいいですね。 |
2001年05月30日(水) |
命燃え尽きるとき |
すべてのものに寿命があるんだって 今日あらためて気付いた 長生きすることだけが 生涯をまっとうする方法なのか ほんの一瞬輝くために 命を懸ける人たちだっている 自分の信念を曲げないために 命を懸ける人たちだっている 神様がくれた僕の限られた時間 その時間の中で 僕はどれだけ輝けるのだろう この先の未来なんてわからない でもわからないから この瞬間を精一杯生きられる この命燃え尽きるとき 後悔だけはしないように この瞬間を精一杯生きている |
2001年05月29日(火) |
ノートのはしっこ |
ノートのはしっこを すこしやぶいて 君に手紙を書いた それはもう 昔のことで 今となっては はかない記憶の欠片 一緒に帰ろう、だなんて ばからしかっただろう? 手紙を見て かすかに微笑んだのはなぜ? 裏側にかかれた文字 いーよ 今となっては はかない記憶の欠片 そんなときもあったんだなって たまにふと思い出すだけの +++++ ( ̄▽ ̄;)!! く、くさいっ! ご、ご、ご、ごめんなさいっ(逃 |
2001年05月28日(月) |
その痛みで |
あの幸せな時間を いつか忘れてしまうのなら 僕を思いきり傷つけてください その痛みで僕は 幸せだったことを思い出します なぜ幸せは いとも簡単に 記憶の網から零れ落ちていくのでしょう 痛みはいつまでも 記憶の網に引っかかって そのギザギザの欠片で 心をチクチクと刺し続けるというのに… だから 傷つけてください あなたのこと忘れられなくしてください 痛くても我慢します あなたとの幸せを この胸に留めておけるのなら… |
2001年05月27日(日) |
心 |
君の指先が 僕の心の水面に触れて またゆらゆらと波立つ 君の吹きつける言葉の風が 僕の心の水面を通り抜けて またゆらゆらと波立つ 心はそんな不安定なもの ちょっとしたことでもすぐに揺らぐ 僕の器は小さいから あんまり大きい波になると すぐに外へとこぼれてしまう それが涙 ナミはナミダに変わる 君の言葉でナミダに変わる |
2001年05月26日(土) |
ぜんまいじかけの |
ぜんまいじかけの心臓で 歯車の足りない体を動かす なんて理不尽な生活 ぜんまいじかけの心臓の ネジをいったい誰が回してくれる なんて理不尽な生活 朝日を見ながら 一日分のネジを回す そう、一日分だけ回す 多すぎると壊れてしまう 少なすぎると動けなくなる なんて理不尽な生活 運命なんて言葉で片付けないで 見えない檻の中にいるみたいだよ 息苦しくて 窒息してしまいそうだよ +++++ いろんな束縛がある生活をイメージしたつもりですが… ひさびさにまじめに考えた(笑 |
2001年05月25日(金) |
だからもっと |
このままじゃダメなんだ なにも変わらない二人じゃダメなんだ だからもっと話そう だからもっとケンカしよう だからもっと一緒にいよう あなたの言葉 きちんと受け止める この刹那さが あなたを想う証拠になる |
2001年05月24日(木) |
望んだのは |
殺伐とした風景 乾いた風の吹く大地に 孤独でもかまわないと誓った 仲間と称した連中はみな 下心をもちあわせていて それを見ぬけてしまう俺は あえて孤独を選んだ 利益とか 不利益とか なぜそんなことで争う? つまらないことで 笑いあえる世界が かつてここにあったじゃないか? それを忘れたやつらに 俺を笑う資格なんてない 表面だけの付き合いなんて 最初から望んでないんだ |
2001年05月23日(水) |
細いつながり |
君に伝えたいことがある 今すぐに伝えたいことがある でも僕にはなにもない 伝える手段がなにもない それは ただひとつの僕と君のつながり こんなことで切れてしまう すごく細いつながり でもそれがすべて 今、僕は君とつながっていない ポケットの中の携帯電話 それだけがすべてなのに… +++++ ケータイ忘れて大変でした☆ |
2001年05月22日(火) |
海と涙と |
涙が流れるのは 雨が降るのと同じこと 雨は空からやってくる 空はあの山のずっと向こうで 海とつながっているんだ 涙は心からやってくる 心はこの胸のずっと奥のほうで 海とつながっているんだ だってさ 涙の雫と海の水は同じものなんだよ? だからさ 雨が降るのも涙が流れるのも みんな一緒なんだ みんなみんな ごく当たり前のこと 特別なんかじゃない ごく当たり前のこと +++++ 注1:海と空はつながってません( ̄▽ ̄) |
2001年05月21日(月) |
凹んでも |
いっぱいの気持ちを いっぱいの歌で 全部全部吐き出した そんなことで また明日からがんばれる 大声をあげて 泣くことだってできただろう でもそれはきっと負の行動 凹んだ心は 自分で膨らませる 膨らみすぎて凸になるくらいに だから歌う 笑って歌う 大声で歌う みんなみんな吹き飛んでしまえ 辛かったさ 認めてやる それでも僕は前進していく もう前しか見えない |
2001年05月20日(日) |
人とは |
人とは すごく弱いものである 無意識のうちに 嫌われるのを恐れて 正面から向かい合うことを 避けようとしている 本気で自分を見てもらいたきゃ 本気の自分をみんなに見せなきゃ 簡単なことじゃないだろう だけどそうしなきゃ あとに何も残らないんだ 人とは すごく弱いものである いや 弱いところがあるから人なんだ 嫌われてるのを怖がってるって 言葉にできることの勇気 自覚してるという事実 それだけで十分だから あとは一歩踏み出して 弱さを認めたときから きっと何かが変わっていくよ +++ どうしても書きたかったから DD書き換えちゃいました。 5/20 AM0:00〜AM3:00 この間だけ幻のDDがあったってことで… 突発的に書き換えちゃうってことは なんかあったことバレバレですね(汗 |
2001年05月19日(土) |
この夜に… |
だれにも知られずに会おう そんな言葉だけで 僕たちはドキドキできた そんな言葉だけで 僕たちは始まった 季節が変わるたびに 初心を思い起こしては もう帰ってこない時間に 寂しさをおぼえて 廊下の窓ぎわ 夕暮れの日差しはとてもやわらかく ドキドキをいつまでも包んでいた 始まりがあれば いつか終わりがやってくる そう思い出したこの夜に… |
2001年05月18日(金) |
ヨワムシ |
決め付けられた人格は ときに自分を締め付ける あの人はいつでも明るい人だなんて 勝手に決め付けないで そんなヤツだと思われてるから 辛くても辛くても平気な顔してる 泣きたいときは泣けばいいなんて かっこいいこと言ってても 自分が泣けないなんて 絶対おかしいよね? 全てをリセットできるなら 僕はヨワムシになる その方が楽じゃないか? 感情を素直に示せる人を なによりもうらやましく思う |
2001年05月17日(木) |
アップルティー |
ひさしぶりにいれた アップルティーの香り リラックスすることを忘れていた 日々が忙しくなると 自然と肩に力が入るね いつも何かに悩んでいると 自然と思考が偏っちゃうね 頭で分かっていても どうしようもないことは意外と多くて いつもなにかのきっかけで 自分を見失ってることに気付く 電話の音に 思わず一気に飲みほしたアップルティー リラックスの時間はそれで終了 また忙しさに飲み込まれていくよ… |
2001年05月16日(水) |
子供で |
この身体は 僕の思っている以上に 弱っていた 力尽きて眠る 僕の姿に もうあの頃の面影はなくて この先 ただ老い続けるだけなのだと 誰かに囁かれて 更なる不安を抱き 開いていくのは 身体と心の年齢 いつまでも子供でいたい心 それは誰にも邪魔されない だったらせめて 心だけでも子供でいよう 本当の意味で老けないように 心だけでも子供でいよう +++ 切実です(笑) |
2001年05月15日(火) |
Routine |
なにも変わらないことと 時間が止まってしまうことは もしかしたら同じなのかもしれない ただroutineをこなすだけの毎日 心はその温かみを失っていくかのよう 無限ループ 止まった時間 時計の針は回りつづける でも回っているだけ そんな街に僕はいた そんな生活を僕はおくっていた 空だけがいつも違う顔を見せてくれる 美しい夕焼けに出会えると すこしだけ元気になれる 僕が生きていることを 夕焼けを見て実感する +++ routine = 毎日繰り返す決まりきった仕事 |
2001年05月14日(月) |
手放したものは |
思えば たくさんのものを 手に入れてきた そして たくさんのものを 手放してきた ただ言えることは 手放したものは いつも輝きを増してゆき この手に残るものは しだいに光を失う いったい何をおもえばいい? この穢れた心を何を以って浄化する? 輝き始めた過去の面影に また心が疼きだした |
2001年05月13日(日) |
別れの足音 |
届かなかった手紙を 握り締めて泣いた わずかながらの期待すら もう何の意味ももたない 別れの足音がずっと 聞こえていたから 僕はいつもおびえていた 振り返るのが怖くて走りつづけた 遠い街で暮らす君は 何も言わず離れていくの? 引越しするなんて聞いてないよ 電話もどうしてつながらないの? そろそろ僕は 目を覚まさなきゃだめなんだろう そろそろ僕は 後ろを振り返らなきゃだめなんだろう? 別れが来たんだと 認めなくちゃいけないんだろう? +++ 昨日に続き?マーク全開っ(笑 |
2001年05月12日(土) |
Mono-Phobia |
どんなに愛してるってささやいても モノフォビアなあなた いつも誰かと一緒にいたがる 孤独恐怖症 それはただ あなたが一人で時間を殺す術をしらないから 何もない時間が あなたを苦しめていく 孤独な時間が あなたを苦しめていく 人は一人じゃ生きられないなんて いったい誰が決めた? もっと孤独と共存できる体にしないと これからもっと苦しくなるんだよ? 会いたくても会えなくなるんだよ? …会いたいけど会えなくなるんだよ? +++ mono-phobia = 孤独恐怖症 こういう人、多いのでは? |
2001年05月11日(金) |
ガラスの鎧 |
自分さえもみごとに騙しつづけてた 巧妙な嘘が ガラスが割れるかのように 音を立てて崩れた 嘘に包まれてた感情から 剥がれ落ちた嘘の鎧 ガラスの鎧 あなたの言葉は直接 僕の心に触れて 遠回りしたけど またあなたに帰ってきた 遠回りしたけど やっぱりあなたに帰ってきた ただいま やっと戻ってこれたよ |
2001年05月10日(木) |
涙の夢 |
夢と現実の狭間で 僕は涙を流していた 僕が彼らの夢を奪った 僕の安易な行動が彼らの夢を台無しにした “ごめん”の一言ですむことなんて もしかしたら ほんの一握りなのかもしれない 彼らはけっして怒らなかった 笑って僕を許してくれた だけど 彼らがすべてを賭けて夢を追いかけてると 実感したとき 彼らの優しさが 僕を打ちつけた すべて夢の中のできごと だけど頬に涙の跡 自分のふがいなさに 苛立ちすら感じる +++ 夢の出来事で現実の僕が泣いてました。 こんなことってあるんですねぇ… |
2001年05月09日(水) |
無題 |
初夏の夜のような 温かい風のふく今夜 街灯にあつまる虫の羽音 どこからともなく聞こえる虫の鳴声 曇りがちの空 星を見ることはできないけれど その瞬く音すら 聞こえてくるかのよう 季節の音を この身体で受け止めて 季節の音に この身体を共鳴させて また無機質な部屋へ帰る 温度をもたないものたち 音色をもたないものたち 表情をもたないものたち 鉄格子のない牢獄 |
2001年05月08日(火) |
前進 |
そこでは 止まることすら許されない ましてや戻ることなど… 時間の河に 流されていた日々 僕はなんの意志ももたない 石ころのようだった でも気付いた あなたが気付かせてくれた "流されること"と"進むこと" 似ているようで全然違うこと いつだって前を向いて いつだって顔を上げて この時間の河を前進していく それが生きている証になる |
2001年05月07日(月) |
答えなんてないのに |
新しい疑問は 次から次へと 生まれてくるから 僕はそれを片付けることだけで 精一杯の状態 生きている意味とか 今日という日の意味とか 人はなぜ死ぬのかとか 宇宙のはじまる瞬間とか そんなこと考えなくても この世界はいつもどうりで 答えが出たところで この地球は蒼いまま 気付かなければ 幸せなことだってあるって いつか誰かが言ってたね |
2001年05月06日(日) |
懺悔 |
自分の本当の気持ちが いったい何処へと向かっているのか まったく解っていなかった あなたが消えるはずがないと 心のどこかで安心していた それゆえに あなたを軽視していた そしてあなたが消える夜 どれほどあなたを愛しているかを知る どれほどあなたが愛しているかを知る 僕の言動は 大勢の人の心に傷を与えているのかもしれない 自分のことが嫌いになりそうです 人を傷つけてばかりいる自分のことが 本当に嫌いになりそうです どうかこんな僕を見捨てないでください |
2001年05月05日(土) |
特別じゃない安らぎを |
想いは 自分が思うほど 伝わりやすいものではなくて きちんと言葉にできないもどかしさは いつでも僕を悩ませている なにか特別なことを あなたにしてあげられるわけじゃない でも 特別なことをしなくても 得られる幸せの存在を僕は知っている それが伝えたかった それが伝えられなかった 今宵 僕はどれほどの安らぎを あなたに与えられたのだろう 特別じゃない安らぎを いつかあなたに伝えます |
2001年05月04日(金) |
妄想を |
人を傷つけることが いいことだなんて思わない でも ときには傷つけることが その人にとってプラスになることもある 心に抱いた大きな妄想を 消し去るために吐いた言葉 妄想に取り憑かれたあなたに 突きつけた痛い言葉 この選択が まちがっていないって 心から思いたい この選択が まちがっていないって 誰かに認めてもらいたい どうかそんな妄想は捨てて 私のことなんて忘れてください あなたには感謝してるから だからこそ 現実を見て欲しかった |
2001年05月03日(木) |
空白の時間 |
雨に計画をつぶされて 突然できた空白を 必死で埋めた まるで何かを恐れているかのように 何もしない時間を嫌った いつからこんなふうに あわただしい人間になったんだろう あのころは なにもしない時間に 安らぎを見つけられた いったい僕は なにを恐れているのだろう あてのない答えを見つけようとして 僕は途方にくれる 空白の時間は時計の音でかき消されて |
2001年05月02日(水) |
切り取った一瞬 |
いつもは通ることのない 細い路地へと入ってみる 新しい出会いは そんなところで生まれたりもする ファインダーの中は まったく別の世界 切り取られたその景色は 未知なる輝きを放つ 木漏れ日 陽だまり 公園のベンチ 街路樹 踏み切り 信号待ちの人々 みんなみんな フィルムの中 このカメラで切り取った 流れる時間の一瞬 +++++ GWということで写真撮りに行ってきました♪ これでちょっとは更新進む、かな…? 乞うご期待。 |
2001年05月01日(火) |
小さな冒険 |
貯金箱のなかに 溜め込んだお金をもって 外へと飛び出した 晴天 春はおだやかに輝き 雲はゆるやかに流れる 電車がくるまでの5分 小さな冒険への期待で 笑みが消えることはない こうやって 世界が広いことを知っていったんだ 何も知らなかったあの頃から もうずいぶんと時間がたった あれから10年 また同じように外へと飛び出し 今日はどこへと旅立とうか? ちょっと強い南風が ホームを通り過ぎていきました |
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MY追加 / HOME / MAIL 最近はmixiでも公開中。←mixi直リン注意。 こんなこともしています。『ぼくのせかい』 |
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