藤森亮一「LULLABY」 - 2002年10月24日(木) 今日は、待ちに待った、チェロ藤森さんの新譜の発売日っ!! 数日前にやっと詳細が分かり。マイスターさん、結構更新ギリギリなんだよねいつも(^ ^; 藤森さんのソロCDはこれで7枚目。小曲集としては4枚目になるのかな。 小曲集ではこれまで「ラルゴ」がお気に入りでした。ちょっと地味目だけどしっとりとした曲が多くて選曲がいいなと思っていた。 今回は、ポピュラーすぎるぐらいポピュラーな名曲「白鳥」や「トロイメライ」、「夢のあとに」、「ヴォカリーズ」が入るってことで、こりゃもうラルゴよりさらに気に入る可能性大、というか曲目聴いた時点ですでにそのつもりでした(^ ^; だって夢のあとにもヴォカリーズも大好きだもんね。好きな人多いでしょう、きっと。 という訳で、今日は仕事を終えてすぐCD店へ。予約はしてなかったのです・・・ すぐ聴けるかどうか不安だったので。あてにならない店で予約してなかなか入ってこない、というよりも、店を回った方が確実に早く聴けそうな気がしまして。そんなことないのかな。ま、予約が面倒臭いんです単に。 まず・・・橋本には確実にないので(^ ^; 八王子へ。八王子駅前の東急スクエアの中にある新星堂には、クラシックのコーナーがあり結構大きいので、ここならあるかもと思ったのですが・・・ナイ。なんでないのよぉ、バカバカ、と心の中で文句を言って店を出て、そごうの上にある山野楽器にも行ったけどここは小さいので期待出来なかった・・・やはりない。 八王子になければ、町田へ行こうかとも考えてたのですが、それより立川へ行った方がここからなら近い、立川になかったらしょうがない吉祥寺まで行こう、ってことでとりあえず立川へ。ここのGRANDUOにも山野楽器があるんですが、かなりクラシックのCDの品揃えは豊富なのです。前に、藤森さんの師匠の徳永兼一郎さんのCDを見つけたのもここでした。ちなみに隣には楽器や楽譜も売ってます。 ここでなかったらほんとどうしよう、と思ったけど、さすが!ありました。 しかもたった1枚だけ!危なかった・・・いや店の奥には在庫があるのかも知れませんが。 ホッとして購入。他の店は見ずさっさと帰りました。 家に帰り、食事してから、じっくり鑑賞。 1曲目はヘンデルの「涙の流れるままに」。歌劇リナルドより。知らないなぁ。 ピアノはいつもの、カール=アンドレアス・コリーさん。 「ラルゴ」もヘンデルですよね。この曲もちょっと通じるものがあるな。 ゆったりとしたテンポ。涙の流れるままに、というタイトルの割にはとても落ち着いた優しい曲。 次がブラームス「子守歌」。これはなんとなく聴いたことがあるような。 有名かも知れないです。子守歌って、頭にちゃんと「ねむれー ねむれー」って歌詞がハマるようなメロディが多い気がするのですが(^ ^; 偶然?ねむれ〜は日本語だもんね・・・ 次はベルリーニ「やさしいニンファのマリンコニーア」。全然知らないな、作曲家の名前も初めて聴いた。1分ちょっとの短い曲。優雅な美しい曲です。 お次は超有名なサン・サーンスの「白鳥」。これは誰でもどこかで聴いたことがあるであろう曲ですね。CMなんかでも良く使われそうな。 藤森さんのチェロの音色、ただただ美しいです・・・ 次、マルティーニの「愛の喜び」。これは・・・もしやあのポップスの名曲「好きにならずにいられない」の元ネタでは??だってそっくりですよ。なんかね、ラジオでもやってた気がします。実際のところどうなんだろう。 次はフォーレ「子守歌」。これも知ってました。なぜか聴いたことがある。かなり昔のような気がする、でも覚えてるんですよ。ああ、こういう部分あったな、とか。何かの番組のテーマ曲にでもなってたのか、それとも父がよく聴いていたとか・・・?謎ですが、とても懐かしい気持ちになった。 曲としてとても好き。フォーレの曲はたいがい好きなんだけど。 思い出させてくれてありがとう、って感じです。 次のイザイの「子供の夢」、これは知らなかったけどイイ!!とてもいい曲。 低音から高音まで幅広い音域が出て来ますが、どちらもとてもキレイに出ています。これは素晴らしい演奏ですね。 ヘンな話ですが、時々チェロってことを忘れてしまいます。歌として聴いてる瞬間がある。チェロは人間の声に近いのでそれもあるのでしょうけど、やっぱり藤森さんのチェロでの歌い方がうまいからなんでしょうね。自然というか。 やたらビブラートきかせすぎな人もいるようですが、そういうのとは対照的です。 さて次はブラームスの「ワルツ」。これも知っているような気がする・・・ 気がするだけかな?でも有名なようなので聴いたことあったと思います。 こちらも優雅な曲です。 次がクライスラーの「愛の悲しみ」。有名な曲ですね。 これによく似た曲でマリーの「金婚式」ってのがありますね。出だしがほとんど同じ、曲自体の雰囲気もなんか似てる。私は金婚式が好きなんですけどね。 この曲では藤森さんは軽やかに弾いてます。 10曲目、フォーレ「夢のあとに」。 なんとまあ、ロマンチックな曲でしょうかねぇ。フォーレ20才の時に作曲!はー信じられない。もとは歌曲。ってことは歌詞がついてるのか。うーん、あんまり歌詞は知りたくないな。このタイトルだけでいろいろと思いを巡らせたくなるような曲ですよね。こういう曲は藤森さんはお得意じゃないでしょうか。 艶のある音色にピッタリな曲。いつかコンサートで聴きたいな。 次がシューマン「トロイメライ」。 これを聴いていて思わずほんとに眠りそうになった(笑)ダメだ、シューマンはどうしても眠くなるらしいです。あまりにも平和で・・・ 今、聴きながら書いてますが、もうどんどん眠くなる・・・シューマンは催眠術師なのだろうか・・・ てことで次。ラヴェルの「ハバネラ形式による小品」。目が覚めた(笑) ハバネラですねぇ。ライナーノーツには「ラヴェルのスペイン趣味から生まれた名ピース」とあります。もっと激しい曲を想像してたけど、意外に静か、でも情熱的なメロディ。 次はサン・サーンスの「ロマンス」。夢見がちな感じの美しいメロディです。 次、ペルゴレージの「ニーナ」。はぁ、ペルゴレージ、初めて聞いた。 いい曲ですね、ドラマチックで。ん、なんとペルゴレージさんは26才で亡くなられてます。たいそう早死にでしたね・・・ 次のリムスキー=コルサコフ「インドの歌」、この曲もイイ!! 初めて聴いたけど。このCD最後の2曲がロシアものなのですね。 私はロシアの作曲家って好きです。メロディとかツボにハマります。 フランス人も好きだけど。スペインも好き。ドイツが一番ハマらないらしい・・・ インドの歌は低音が効いてます。 最後、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」。 こりゃもう降参するしかないでしょう。何も語る必要なし!! だって藤森さんのヴォカリーズが良くないわきゃーない。いいに決まってるさそりゃあ。まあ絶対負けない切り札のようなものでしょうか。それをもう出しちゃうなんて。自信の現れとしか言えませんね。これをもし生で聴けたら、死んでもいい・・・とまでは言いませんが(^ ^; あー聴きたいような聴きたくないような。複雑です。リサイタルもあるし、このCDの発売記念のインストアライブもあるんで聴ける可能性はあるんだけど。。。 すいません、最後は個人的思い入れに走り過ぎましたが(^ ^; という感じです。全体に、ゆっくりしたテンポの曲ばかりですね。 そしてメロディにどこか哀愁の漂う曲が多く、やはり今回も選曲が素晴らしいなと思いました。ラルゴ以上です! 藤森さんの歌い上げ方も、1作ずつ表現力がより豊かになっているし。 とても繊細に音色を使い分けたり強弱をつけたりしているなと思いました。 こんなに名曲を網羅したアルバム出しちゃって、この後どうするんでしょうか。 まだまだとっておきの切り札があるんだろうか。あーもうファンやめられないじゃないか。困りました・・・いや別にやめたいわけじゃないんだけどね。 とにかく、LULLABYは素敵なアルバムですよ。 渋谷のHMVの5F、クラシックフロアでこのアルバムは試聴出来るようになってる、と思います。インストアライブがあるんでそれまでは出来るでしょう。 他のアルバムも聴けますので、ぜひ藤森さんの音を聴いてみてください。 そして、12月15日(日)16:30より、このHMV5Fにて藤森さんのインストアライブ&サイン会があります!私ももちろん行きます。 CDをその場で買えばサインをもらえますよ。演奏も至近距離で聴けます。 またまた長くなりました。。。ではまた。 -
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