Why Can't I Be You?...なあぼ

 

 

54-71 Live - 2002年10月21日(月)

本日は54-71のライブ@渋谷ON AIR WEST。
こないだモーサムと54-71の対バンのライブを観て感動し、絶対また観る!と決めていたのですぐチケット買いました。

54-71は、、、知らない人に説明するのは難しいな、このバンドは。
ジャンルがわかんないのです。ロックはロックなんだけど。
CDの帯見たら、ドラムはスネアとハットとキックだけ・・・そっか、気付かなかった(^ ^; そうです確かに。だからあんなにシンプルなんだな〜。
そのシンプルですが力強くタイトなドラムと、私はこのバンドで中心にいるなぁと思っている存在感強烈なベース(ライブでは常に後ろ向きで弾く)、この2人が作り出すリズムが凄いんです。めちゃカッコイイ。
この重量感ある土台に、ギターがいろんな色というか表情をつけてます。
そしてヴォーカルがまた強烈なんだ。歌詞は全て英語なのですが、発音がヘン。
ただの下手だけどそれっぽく歌おうとしてる発音とは違うんですよ。もしそういう発音なら聴かなかったと思う。あんまり英語詞を歌う日本人て好きじゃないから。
狙ってるのか、どうなのか分かりませんが、ヴォーカル佐藤さんの発音は奇妙で面白い。歌い方もヘンだしね。メロディらしいメロディがない曲も結構ある。
まぁ、ぜひ聴いてみて欲しいと言うしかないな。試聴機でいいから。
私は映画「けものがれ俺らの猿と」に提供された曲でこのバンドを知りました。
面白い曲だったんだよね。ヘンなバンド、と思って。
んで「reprise」というアルバムがディスクユニオンで試聴機にあったんで、ちょっと聴いてみたら良かったんです。その時の店員さんが書いたポップが面白かった、「いきそうでいかない寸止め感」とか書いてあって。まさにその通り。
そうそうその悶々とした感じなんです(笑)だから重くて内向的なイメージの曲が多いけど、ちょっとユーモラスだったりもする。

はい、説明長過ぎました(^ ^;
えーと今日も友達と一緒に観た。WESTの一番後ろの壁にはりついてました(笑)
ちょうど、横に関係者が入っていく扉があり。関係者は2階で座って観られるらしい、ええのう。そしたら、まずモーサムのベーシスト武井氏らしき人を発見。サングラスしてましたけどどうやらそうらしい。人が寄っていって挨拶してたし。
その後、ナンバガ向井氏らしき人が目の前を通っていった・・・ひえ〜。
友達によればナンバガのひさこちゃんも来てたそうです。すげー。
アーティストがこんなに観に来るなんてね。
そんでこのライブはビュージックで生中継されてたそうです。友達が録画してるのでいつか見せてもらえるでしょう。

さて。そう、前座がいたんです。いや、前座と思ってたら立派なゲストだったらしい(^ ^; PELEというアメリカのバンド。歌なしのインストでした。うーん、悪いけど54-71の方が演奏うまい、と思ってしまった。実はスゴイ人達なのかも知れないが。まあタイプが違いますけど。ドラムが走りがちなのが気になって。あちらの人はおおらかでそういうのは気にしないのかしら?

これが前座じゃなかったので結構長くやって、やっと54が登場。
セットリスト載せておきます。ひとのサイトからパクりました(^ ^;

1 humpty empty mellow blues
2 luminous aluminum
3 hot pants
4 beyo〜nd
5 don black cock
6 snow
7 professor
8 ceiling
9 swamp disco
10 what color
11 lonsome mold boy
12 fire fever
13 riceball blues
14 doors
15 life
16 reveal

やっぱね〜1曲目のhumpty〜がイイ!!カッコよすぎる!!!
試聴機があったらまずこれを聴いてくださいな。音量最大で。ははは。
あと、6曲目のsnowも好きです。ceilingやlifeはライブでは多分定番だと思います、こないだもやったし。いやがおうでも盛り上がる曲というか。
で新しいアルバムの中のwhat colorやriceball bluesは、なんとなくなごむ曲。
そう、一番新しいアルバムは、メロディアスで聴きやすい曲多いですよ。
enCloroxってアルバムです。54-71初めて聴くにはイイかも知れません。
今考えると私が最初に聴いたrepriseが一番ダークでマニアックだったかも。
音がライブからはかけ離れてるし。これはこれで好きだけどね。

この16曲を、ほとんど休みなく続けて演奏。何考えてるんだ(笑)
あきれてしまいますね。すごい体力と集中力です。普通MCとか入るだろ〜。
さすが毎日8時間練習してるだけあるよ。とんでもないバンドです・・・
終わって、拍手が鳴り止まず、佐藤さんが出てきて挨拶していました。
それでも皆帰らないので、また出てきて「お片付けのショーを始めます」だって。
お茶目ですね。やってることはスゴイけど本人はいたって普通という感じがまた好きです(笑)

54のライブはほんと、緊張感がほとばしっていて聴いてても疲れる部分もありますが、やっぱそういうライブって聴き終わって気分がスッキリしますね。心地よい疲れというか。すごいものを観たな、って充実感と。
54のファンて過激なのかと思ってたけど、みんなマジメに聴いています。
これなら私も安心です。今度はもっと前で観たいな。
うーんすっかりハマってますな・・・



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