オペラ「ナブッコ」 - 2001年08月11日(土) 今日は天気が不安定で参りました・・・ 傘なんて持たずに外出したら、京王線で世田谷区あたりに入った頃には黒い雲がたちこめ、その先はどしゃ降り!あわてて渋谷で500円傘を買い、銀座線に乗って窓から見下ろすとすでに渋谷の交差点の人たちは傘をさしてないじゃないか! 500円損した、と頭に来ながら外苑前へ行き、南青山マンダラでネコかるのチケットを購入。 そこから新宿へ向かうとなんと新宿もどしゃ降り。また降り出したらしい。 浴衣の女性もチラホラ見かけましたよ。かわいそうにねぇ。 駅から目的地の新宿文化センターまでは結構歩かないといけない。 遊歩道をひたすら歩きたどり着いた頃にはジーンズがひざまで濡れてました。 500円損にはならなかったけど、こんなに降らなくても。と勝手なことを思ってました。自称晴れ女の私ですが今日はダメでした。帰りも家の周辺で降られて水たまりに足つっこんだしね。新品のサンダルだったのに。 ま、雨の話はこのへんにして。 今日は、アマチュアオケのオペラを観に行って来た。 友人が参加していて、ここのオペラを観るのは3度目。 新宿区民オペラという名前です。ソリストはプロですけどね。 今日、明日の公演。今日は夜でしたがお客さんはたくさん入ってました。 ヴェルディの「ナブッコ」、序曲だけ聴いたことありました。 今回は原語で歌い、字幕が舞台の上方に出ていました。 プログラムを読むと、おおまかな内容は宗教に関する民族同志の対立と、その中の人間模様、ナブッコという王がはじめは傲慢な人物なんですが最後には心を改め本当の王にふさわしい人間になる、といったような内容。 1幕から4幕まであり、全部で3時間ほどかかりました。 でも長いとは感じさせない内容だったと思います。 前にこの新宿区民オペラによるヴェルディの「マクベス」を観た時もそうでしたが、曲がなかなか派手ですね。勇ましい曲が多くて楽しめます。 オーケストラは、弦がソロで弾く時や少ない人数で弾く時にヒヤヒヤさせられた以外は安定していて良かった。 歌の方は私としては文句は全然ナシ。詳しくないので・・・ ソリストもどの方もうまかった。「ある母親の物語」に出演されていた張澤勇さん、江原雅敏さんをまた観れたのもうれしかったし、イズマエーレ役の山田精一さん、フェネーナの木村美和さんもうまかった。 特に山田精一さんはカーテンコールでの拍手がスゴイ!人気があるみたいです。 そしてアビガイッレ役の日隈典子さんは、山田さんの奥様だそうです。 アンコールでは、3幕の「行け、思いよ、黄金の翼に乗って」をもう一度合唱してくれました。この曲、イタリアでは第2の国歌らしいですね。知らなかった。 たくさんのお客さんも楽しんだみたいで大いに盛り上がっていました。 オペラではこんな風にたくさんブラボーが出たり歓声があがると楽しいですね。 交響曲などではそこまでやると嘘っぽいということになっちゃうけど・・・ オペラはまだアマチュアのものしか観たことがありません。今度プロのものを観てみたい。この「ナブッコ」は内容がわかったので、これをプロで観てみるのも面白いかも。 というわけでとても楽しかったです。 ただ、雨に濡れたのに冷房がかなりきいてて寒かった。風邪をひいたかも。 ノド痛い。夏でもコンサートの時は何かはおるものがあった方がいいですね。 次回のこの新宿区民オペラのお題目は「アイーダ」だそうです。 少しは予習でもしようかしらん。。。。。 -
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