Why Can't I Be You?...なあぼ

 

 

AREPOS Live - 2001年06月09日(土)

吉祥寺マンダラ2にてアレポスのライブ。
アレポスは、ヴォーカルのれいちと、ピアノの清水一登の夫婦のユニット。
今回は、そこにベースの渡辺等と、ギターの浦山秀彦が加わった。

私が見たかったのは浦山秀彦さん。
めいなCo.の一人であり、私が大好きな映画音楽(夢みるように眠りたい、二十世紀少年読本、ジパング、福本耕平かく語りき、など)を手がけた方。
映画を見てから、10年くらいずっと憧れていて、やっと会うことが出来る!
会うったって演奏するとこを観るだけですけど。

開場時間に行ってみると、ネコかるの常連さんが来ていた。
共通点ないと思っていたのでちょっと驚いた。

1時間うだうだと待ち、7時半に開演。
皆様登場。肝心の浦山さんが、前の人の頭で見えないぃ。でもしょうがない。
音をよーく聴くことにした。ライブハウスってこういうことがありますよね。

いきなり、れいちさんがドラムセットの前に座り、叩き出した。かっこいいです。
なんと、叩き語り!叩き歌いっていうのかな。それがドラムも全然ヘボくならないし、歌もちゃんと歌えてて、スゴイなーと思いました。

ずっと叩きながら歌うのかと思ったら、前に出て来て歌だけ歌うのがメインでした。叩いたのは3曲くらいだったかな?

ピアノも、流暢ではないんだけど、リズムが面白くて好きなタイプのピアノです。
ベースは普通のものと、サイレントベースみたいなやつを弓で弾いたりもしていた。
ギターは、エレキやアコギ。私はギターってよくわからないんだけど、、、浦山さんのギターは渋いと思った。哀愁漂うギターで、そこはやっぱりサントラに通じるものがあるなー。チラっとしか見えなかったけどちょっと浅野忠信みたいな。。。
よく見たら違うのかな?細いんですとにかく。髪がちょい長くて。目が切れ長。
ASACHANG&巡礼のCDジャケットでは、なんかちょっとおじいちゃんぽいんだけど(浦山さんゴメンナサイ)。実物の方がカッコイイ、てことにしとこう。

歌の合間にかなりたくさん、れいちさんがお喋りしてくれる。
これがまた、、、面白い!声が少女のように高い人なんですが、喋りもいつまでも子供って感じでカワイイ。カナダにオーロラを観に行かれた時の話など。
会場は爆笑に包まれてました。旦那様をちょこちょこ見る様がかわいらしい。

曲も歌詞も、結構な変化球です。私は矢野顕子さんをちょっと思い出した。
コード進行もすんなりいかないし、リズムも複雑、変拍子が多い。
メロディもよくこんなの歌うな、という変わったのもありました。
歌詞も不思議な感じ。多少メルヘンちっくかなぁ。
歌い方は高い声で合唱のようにストレートな歌い方。キレイな声です。

ネコかるファンは、谷山浩子ファンである人が多いんだけど、このれいちさん、どっか谷山さんと共通するとこがあるかも知れない。
谷山さんを私はよく知らないけど。声や、歌の雰囲気がね。
それでネコかるファンが多いのかなぁ・・・

アレポス、想像以上にかっこよかったです。
2部編成でちっと長かったけど。ファンは十分満足じゃないでしょうか。
また浦山さんが出る時に行きたいな。

「あおいフラスコ」というアルバムを会場で買いました。
ほとんどの曲を今回のライブでやりました。「森の中のまばたき」がお気に入り。


ASACHANG&巡礼の、ツアーのラストが川越なんだけど、うううむ川越。
行きたい、けどどうしよう、、、と悩んでいる。
しかし生で「花」を聴きたいっ!浦山さんもちゃんと観たいっ!
もちろん朝倉さんや湯沢さんも観たいっ!
けど川越。。。遠い。しかもライブハウスじゃなくて、、、中華料理店??
とりあえず電話してみるかぁ。

アレポス 公式サイト
http://www2u.biglobe.ne.jp/~gaspard/arepos.html


-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will