ロシア・ナショナル管弦楽団 指揮:ウラディーミル・スピヴァコフ - 2001年06月05日(火) 本日はサントリーホールにてロシア・ナショナル管弦楽団。 曲目はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調と、マーラー「巨人」。 ソリストは神尾真由子、なななんと今年で15才??すごいっすな。 渋谷から銀座線に乗り、溜池山王に行かなきゃいけないのに、何故か勘違いし赤坂見附に降りてしまいウロウロ。しばらーく気付きませんでした・・・バカ? 気付いて慌ててもう一駅電車に乗って、会場には開演10分前に到着。 プログラムをくれなくて、1000円で買った。高いなぁ。 そうそう、今回のコンサート、ほんとはエフゲニー・スヴェトラーノフさんが指揮のはずだったんですが、緊急手術とのことで来日不可能になってしまった。 スヴェトラーノフさん目当てだったのに!!ガッカリ、でも仕方ないですね。 内臓かと思ったら、足の腫瘍だそうです。気をつけて、長生きしてもらいたい。 でもまあ、ロシア・ナショナル管弦楽団にも興味があったのでいいか。 外国のオーケストラを聴くのは初めてなんです。 スヴェトラーノフとセットなら、きっと爆音だろうな、と思ったんだけど。 さて、まずコンチェルト。2階の上の方から見てるので、ソリストの表情などはまるで見えず、そんな若い女の子が弾いてると思えないぐらい、落ち着いていて貫禄のある演奏でした。まろやかな音で。上手かったです。 今回B席で、2階の上の方の左端で聴いてたけど、音の響きには影響なく、よく聞こえてそれだけで感動しちゃいました。サントリーホール大好き。 それほどいろんなところでプロの演奏を聴いてはいませんが、今のところ一番好きなホールだな。 そしてマーラーの巨人。実はこれも初めて聴くんですね・・・ははは。 でも第1楽章と第4楽章、ところどころ聴いたことがあった。 金管が迫力ありますね、やはり。うまいし堂々としてて。 ただ音が大きすぎて弦楽器の音が埋もれることがあって、うーん。 第4楽章、盛り上がったり静かになったりを繰り返して、面白かった。 最後はもうイヤというほど盛り上がった(笑)、スピヴァコフさんが指揮台の上でぴょんぴょん飛び跳ねてるように見えました。 ティンパニがもー爆裂!ラスト、ばっちりきまってかっこよかったです。 元気のいいところはとてもいいなと思ったんですが、そうでもない部分ではちょっと表情が乏しいように思えた。 比べちゃいけないんだけど、N響は、ガンガン盛り上がるって感じじゃありませんが、静かなところではとてもキレイ。繊細な表現がうまいんですよね。 このロシアのオケは豪快で良かったんですが、個人的には、聴きなれてるせいもあるんでしょうけど、N響の方がうまいんじゃないか、なんて思ってしまった。 それと、やっぱり私は知ってる顔が見えないとつまらない。 なじみの人の演奏を聴きたいと思ってしまう・・・ N響以外にも、お気に入りのオケが出来たらと思ってはいるんだけど。 そう、アンコールがありまして、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」でした。 こってりした食事の後のデザートって感じで、爽やかでした。 最後のフェイドアウト、ほんとにゆーっくり消えて行って、お客さんもじっくり余韻を味わっていて非常にいい終わり方でした。 いつもこんな風に終わればいいのになあ。 帰りは雨・・・ ちょうど、ウォークマンにはユーリズミックスの「ヒア・カムズ・ザ・レイン・アゲイン」が。いい曲です。 雨といえば、ハワード・ジョーンズ「雨を見ないで」もいいし、はっぴいえんどの「相合傘」、ユーミンの「霧雨で見えない」、ショパンの「雨だれ」、マドンナの「レイン」、プリンスの「パープル・レイン」などなどいろんな曲がありますな。 梅雨の時期に向けてテープを編集するのも面白そうです。 でも雨は嫌い。 -
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