Why Can't I Be You?...なあぼ

 

 

ポッパーズMTV - 2001年06月04日(月)

昨晩、トーキング・ヘッズの「リメイン・イン・ライト」を聴いてたら、「ワンス・イン・ア・ライフタイム」のあの傑作PVを観たくなり、古いテープを引っ張り出した。

私が中学生時代、洋楽は凝ったPVがブームとなっていて、日本のTVでも、深夜ではあったが洋楽のビデオクリップを紹介する番組が乱立。今では信じられないことですが。民放は各局ひとつはそういう番組あったんじゃないかしら。

ほんっとに最初に観たのが、確かテレビ東京、割と早い時間にやっていた番組で、これは日本のアーティストのPVも紹介してた、オフコースの「夏の日」を観た覚えがある。それとクイーンの「I want to break free」!メンバー全員が女装しているという強烈なものなのでいまだに覚えてます。うーん、なんていう番組だったんだろう。

その後小林克也さんの「ベストヒットUSA」を知り、ここではチャート上位にのぼった曲をお勉強。今ビデオに保存してあるのは、フィッシュボーンがゲストに来た時の映像、もう最高でした!ノリノリでラップも披露。これは永久保存版。

それと後から日テレでも始まりました、タイトル忘れましたが。
西森マリーさんて人がいたような。こちらは番組としてはまあまあだったな。

忘れちゃいけないのが、こっちだと神奈川テレビで放送してた、元祖のMTV。
あれは、、、向こうでやったのを再編集してたのかな?

そして、TBSのポッパーズMTV。ピーター・バラカンさん+名前知らないけどお姉さん。何人か交代してましたね。

もうバラカンさんには本当にいいものを教わった!!アメリカのビルボードのチャートには絶対出てこないような人たちを取り上げてくれて。
曲がよくて、PVも面白いものを、まあバラカンさんの好みが非常に反映されてるとは思うけど、流していました。実際イイものが多かったです。

ここで知ったのは、トーキングヘッズやユーリズミックス(彼らの場合は特集が組まれた)、スザンヌ・ヴェガ(ゲストで来てました)、スミス、スミザリーンズ、REM、ダニー・ウィルソン、ネヴィル・ブラザース、などなど。
ありがてえ。まあ、その後ずっと聴いてる人は少ないけど、知るきっかけを与えてくれたということでは大きいです。

中学の時、このポッパーズMTVを観ていたら寝不足して成績が落ちた・・・
心配した親が、初めてビデオデッキを買ってくれたのでした。
ポッパーズの映像は、とっておきたいものだけちょっと残して、あとは他のものを上からとってしまっている。もったいないことしたと少し後悔している。


昨日観たPVをちょっとご紹介。
まず、これは元祖のMTVの映像、U2の「サンデイ・ブラッディ・サンデイ」のライブ!ライブビデオからの抜粋と思われる。これでドラムのラリーに惚れてU2のファンになったという思い出のPVです。でもボノもかっこいいぞ。
白い大きな旗を持ってきて、客席に立てるのね。なかなか立たず苦労する。

その後にポッパーズMTVの「トーキング・ヘッズ特集」。
バラカンさん若いっ!!かっこよかったんだよね、優しそうで。イギリス英語も素敵。あの当時は憧れてました。

1曲目が「レディ・ドント・マインド」。モノクロ。クールな雰囲気。
次に3曲連続、「ワンス・イン・ア・ライフタイム」、デビッド・バーンの動きがアブナイ。。。何度観ても良い。「スワンプ」歌詞は知らないけど戦争がテーマ?ちょっと不気味な映像。「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」デビッド・バーンの顔が色んなところに映し出される。

お次は、デビッド・バーンが監督した映画「トゥルー・ストーリーズ」からの映像を少し紹介した後、「ラヴ・フォー・セール」。メンバーがチョコレートにコーティングされます。チョコの海に飛び込んでいた。
それと映画「ストップ・メイキング・センス」から、「ガールフレンド・イズ・ベター」、これが最高なんです。この曲は大好き。なんつーかっこよさ。
デビッドがでっかいスーツを着て踊る踊る。まだ映画観てない、観なきゃ。

そしてこれも名作「ロード・トゥ・ノーウェア」。素晴らしい。曲もCMで使われてたなそういえば。PV、画面の中にもう一つ小さい画面があり、デビッドが走ってるんですねずっと。その小さい画面が4つも出て来て、ちょっとPVのメイキングを映してたり、とにかく凝ってます。観るのが大変だ。
そして「ゼア・マスト・ビー・ア・プレイス/ナイーヴ・メロディ」。
曲の雰囲気もあったかい感じですが、PVもバンドメンバーと8ミリビデオのようなものを観てて家庭的。
最後に「アンド・シー・ワズ」。すごく凝ってるけど、やっぱトーキングヘッズはメンバーが動いた方が面白い。デビッド・バーンの動きが面白いんだろうな。

これが特集の内容でした。どの曲のビデオも素晴らしいなあ。

その後も、スザンヌ・ヴェガ「レフト・オブ・センター」、プリンス「サイン・オブ・ザ・タイムス」、トム・ロビンソン「スティル・ラヴィン・ユー」、シンプリーレッド「ホールディング・バック・ジ・イヤーズ」、スミザリーンズ「イン・ア・ロンリー・プレイス」、スタイル・カウンシル「イット・ディドゥント・マター」など私にとっての保存版を観てたら夜遅くなってしまいました。

あ、ここにはないけどレベル42の「サムシング・アバウト・ユー」も、これらと並ぶ傑作ビデオでございます。気持ち悪さがたまりません。

あーあ、またピーター・バラカンさんがやってくれたら絶対観るのに。
ポッパーズが終わった時は悲しくて(すでに高校生でした)、渋谷のJRと井の頭線の間にある掲示板に、終わっちゃって悲しいとチョークで書いたんです。そしたら返事くれた人がいた。
誰だか知らないけどどうもアリガトウ!
やっぱり惜しむ人はたくさんいたと思います。素晴らしい番組でした!!





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