N響 C定期 指揮:ハインツ・ワルベルク(BS) - 2001年05月12日(土) あー、寝過ぎた・・・12時近くまで寝てた。なんか頭がボーっとする。 今日は風が強いけどよい天気だ。なのにどこにも行かず家でゴロゴロ。 鉢に球根を植えて、部屋の出窓でプチガーデニングしたりして。 そん時に藤森亮一氏演奏のバッハ無伴奏チェロの6番をかけていた。 6番はかなりお気に入りになった、最近ですが。こないだの演奏が良かったから。 こんな明るい午後にはピッタリな曲だな。気分がいいです。 さて、N響ライブ。録画しながら観ていた。 N響ファンの人のホームページがあって、時々掲示板に参加させてもらっているが、そこは団員さんが質問に答えたりしてくれていて、とても活気がある。 その掲示板に、昨日のFM中継に対する反響がたくさん寄せられていて、賛否両論という感じだった。特にブラームス3番に対して、平板という意見と、ワルベルクさん独特の解釈だった、という説と・・・ 私は、家がかなりのド田舎にあるため、FMの電波が入らない。 だから今日のBS放送を楽しみに待っていた。 ただ、今回やるどの曲も、ちゃんと聴くのは今回が初めてなのだ。 ブラ3も初めて、なんてあまり人には言えません・・・こんな名曲。 だから聴いても多分、クラシックに詳しい人と同じ感想にはならない気がする。 ここにだから書ける感想。 さて今日のメニュー。 ブラームス 大学祝典序曲 R・シュトラウス 最後の4つの歌 ブラームス 交響曲第3番 指揮はハインツ・ワルベルク、R・シュトラウスでのソプラノはブリギッテ・ハーン。 まず「大学祝典序曲」。ずいぶん勇ましい曲ですね。 元気があっていい演奏だった。イキがいいというか。みずみずしい。 「最後の4つの歌」、最後というだけあって、悲しい歌詞だ。 曲はいい曲だと思うのだが、私はどうもこの歌手の人と相性が悪かったらしい。 うまいのはわかるんだけど、、、この歌の悲哀のようなものが、あまり伝わって来なかった、私には。単調に聴こえてしまった。 私は、もっと感情の豊かな歌が好きだな。 この曲で言えば、もっと暗くて重い方がいいような・・・ BSで聴いた限りでは、どうも力強すぎる。 休憩はさんでいよいよブラ3。 3楽章だけ、通して聴いたことがある。 始まってみると、N響ファンの掲示板で読んでいたような、音がもやもやしてるという感じはなかった。FMのマイクが問題だったのか・・・? 演奏は、あまり感情的にならない落ちついた感じがした。 特に3楽章は、わざとあっさりやってるように思えた。 私個人の好みでは、やはりもっと憂鬱にネットリやって欲しいかな。 4楽章ではとても躍動感があり、一番良かった気がした。 うーん、皆が言うほど悪くはなかった。ただ自分の好みとは違ってたかも。 私も、やっぱりオーケストラの演奏には感動を求めたい方だ。 感動、でもいいし、ワクワクするような楽しさ、でもいいけど、何でもいいので心を動かされる演奏が聴きたい。 感情を排した厳しい演奏、というのも味があるのかもしれない、それはそれで極めたらきっとスゴイものになるんだろうけど・・・ でもやっぱり冷たい感じがしそう。 私は多少下手でも人間的で感情のある音楽が聴きたいな。 だからミスがあったっていいと思う。 それよりも表現の面白さ、醸し出す雰囲気、情感、そっちの方が大事じゃないかな・・・ なんて偉そうなこと言ったりして。 そうそう、中継観てたら、チェロのエキストラになんと藤森さんの奥様向山佳絵子さんの姿が!あらまービックリ。豪華ですなぁ。 だけど、まだ一度も向山さんの演奏を聴いたことがない。CDでも。 聴きたいのだけどどのCDを買っていいのかわからない、結構出ていて。 バッハ無伴奏聴き比べって手もあるけど・・・でも吉松さんの曲を弾いてるアルバムも良さそうだし。悩むぅ・・・ -
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