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■ 差別はイケナイ、仕事は一生懸命
その昔、近藤真彦、マッチってば人気があった。
小学生当時私は男性アイドルに全く興味が湧かずとりあえず「たのきんトリオ」で誰が好き?と聞かれれば「マッチ」と答えていたもんだ。顔も知らなかったが。
そしてその人気は「ギンギラギンにさりげなく」BY作詞伊集院静にて名実ともにTOPアイドルに上りつめるが、彼の人気は実は日本国内だけではなかったのであった。
香港・台湾でも「誰が好き?」「マッチよ〜〜」というのが当たり前だった。そしてそのあまりの人気っぷりに、しぶしぶマッチが香港訪問することになったのだ。
沸き返る現地。大好きなマッチが来る、香港ではホントにみんなが喜んで、期待してたんだよ。
おお、それなのに…マッチは現地で最悪のわがまま、感じ悪い行動を繰り返したのだ。日本におけるT.A T.U.の比ではないくらいに。怒る香港の人々。愛から一気に憎しみに変った瞬間であった。イケナイよ、マッチ!アジア蔑視は。
そしてその後のマッチは日本国内でもアイドルとしては失速し、レーサーへと転職していく。やはり香港での例ではないけど、色んなとこでこういう行動してたんだろうね。自分がちょっとばかり人気があるからって何してもいいわけではない。
ところが最近のジャニーズ系の若者たちはどうだろう。こぞってアジアに進出し、しかも成功してるではないか。今はアジアのイメージも良くなったからかな?同じアジアの同朋を小ばかにしないで真剣にお仕事してるんならとてもよい事だ。
T.A T.U.もむかつくが、同じような嫌な思いをさせていた日本人のアイドルがいるってことも言いたかった。しかしアジアで超イメージがいい日本人アイドルもいる。
それは西城秀樹だ。彼は凄い。昔も今もファンを大切にしている。現地でのファンの集いなど積極的に行っているようで根強い人気があるようだ。そして映画にも出ているし。
しかしその映画も自分が飛ぶ予定だった高所があまりに高かったので、スタントに変ってもらい、飛んでもらった直後なんと自分の目の前でそのスタントマンが首から背骨が飛び出してしまった、という事件に遭遇している。しかもそれをテレビでたまにワハハと笑って話しているのでとてもステキ。さすがヒデキだ・アイドルだ。
話はちょいと変るけどジェット・リー。彼は映画「少林寺」で有名になったが、中国出身だったので、とある香港アイドル俳優からは「リーリンチェイ(彼の昔の役者名)は香港の言葉である広東語を覚えようとしない、僕が覚えたら?と言ったらめんどくさいようなことを言っていた」などと非難していた。
まるで香港で一生仕事してくんだから広東語を話せないと役者として×という言い草をされていたのだが、なんのことはない。ジェット・リーはハリウッドデビューをし、英語を話していた。そう、彼は香港アイドルなんかじゃなくハリウッドを夢見ていたのだ。その後の彼の活躍や目覚しい。
アジアなんて、とバカにしていたアイドルと小うるさい、(ちょっと中国をバカにしている)アジアの同朋の国(ではなく全世界を目指す人。とにかく視野を大きくもたなくてはね、ということかな。
でも日本のアイドルは過去に海外で恥ずかしいことしてるんですよね。ホント差別はいけないよ、仕事をするときは一生懸命で、って思います。
2003年10月05日(日)
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