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■ レズビアンの心
さて、今は連絡全くとってないけど、レズビアンの知人がいる。彼女と知り合うきっかけは、以前この日記でも書いた都立職業訓練校であった。ここでは大変香ばしい方とたくさん出会えてホントに劇的な日々を送れたと思う。
彼女は女の子と結婚式したり(と言っても、籍なんかは入れてない。私からみたらただの同棲)独自のレズビアンのネットワークがあって、おさかんであったというか、まあ、世の中にこんなにたくさん同性愛者がいるんだなーって教えてくれた。
ほんとにそこここにいるんだよね。ま、いい男が少ないだけなのかもしれないが…
で、くしくも私の遠縁の叔母さんも、今から30年前くらいかな?若かりし頃新宿2丁目で、はじめておなべバーを作った人だったので(当時の11PMとかに出てた)それほど抵抗は無かった。ま、厳密に言うとおなべ(男になりたい・男装する)とレズビアン(女のかっこのまま女を愛す)は別みたいだけどね。
しかし私の叔母さんの現在は、おそらく連れそう人が見つからなかったんだろうね、豪華なマンションに一人で暮らしているらしい。若い頃はあたま角刈りで、男もんのスーツをビシッ!と決めてて、そりゃ〜かっこよかった。
宝塚のOBを私の実家に連れてきたことがあって、幼児だった私はマジびっくりしたよ。男と違ってひげとか無いからね。つるっとしてて、少女漫画で主人公とくっつくヒーローみたいだったよ。ま、叔母さんは人間性は素晴らしい人だったから、ウチの両親も仲良くしてたね。
この話をレズの彼女にすると、宝塚OBで芸能界で成功できる人はほんの一握りだから、そうできなかった人はおなべになる人も多いといっていた。私の記憶は確かであったことが判明し、ちょっと嬉しかった。
ああ、百貨店の店員にもいたなあ。
働いてた百貨店で研修があって、各フロアの売り場の人が無作為に数日に分けて私服で研修したんだけど、メンズスーツ売り場のべリーショートのかっこいい女の人二人が、男もんのスーツに手馴れたネクタイでやってきたっけ…いや、正直素敵だったよ。
そして訓練校の彼女はやっぱ、自分のマイノリティーをわかってもらいたいんだよね。学校で授業中に私はレズビアンだから!と公言しはじめた。そして引いていく人が多い中、食いつく子がいた。
それは19歳のギャル、はつみちゃんであった。彼女はまだ高校を卒業したばかりという若さにまかせてとんでもない質問を始める。しかも授業中に。
「女同士って、イケるんですかあ〜〜?あたしよくわかんない〜〜」 「…私はイカせるのが上手いのよ〜テクニシャンと言われてるの、いいのよ〜」
ああああ〜別にかまわんが、どうか、他の場所でやってくれよ!みんな授業してんだぜ、いくら実習でパソコン部屋と教室行ったり来りしてるからといって…
と思って周りをよく見たら、みんなマイペースに自分のことをやっており、他人の話などそんなにはかまっていないのであった(笑)…さすがみんな問題があってこの学校に来た人ばかりだよ!
それからも私はレズの彼女の元彼女に会ったり、彼女が別の女に振られたり、貴重な話を聞かせてもらいました。しかし、おまけというか、そんなに一緒にいたために私が彼女の恋人★という噂まで出回ってしまいましたよ。
私はヘテロセクシャルだあ〜〜〜!
でも、こんな経緯や育ちから、人がホモでもレズでも、オキャマでもオナベでもニューハーフでも偏見は全く無くなりました。その人が持ってる心さえ良ければ、人はみんな案外わかりあえるもんです…みんな、自分を大事にするのと同じくらい他人の思考も大事にしてあげようね!
人を認めてあげよう
そう思うのでした…
2003年08月07日(木)
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