JERRY BEANS!!

2003年02月26日(水) 彼女の幸せ

自分がのうのうとお楽しみの間に、誰かが犠牲になっている事など
考えもしなかった。…自分が幸せである事が最優先だった頃は、
人の事など考えもしなかった。自分の幸せが、誰かの犠牲で成り立って
いたとしたって、だ。

だけど、そうして周りに守られていたから、自分に余裕がある時は
誰かを助けたいと思うようになった。こんな時、本当に自分は幸せに
育ったものだ、と思う。


自分の過去の、嫌だったり辛かったりする思い出のかさぶたを、独りで
剥ぎ続けている間、私は自分を幸せだ、などと思う事が無かった。
ただ、自分がつらい事を、他人のせいにしていた。そんな自分と重なるから、
自分を苦しめる事ばかり考える妹を助けたいと思った。


自分自身のかさぶたを剥ぎ続ける人を目の前にして、他人には何が出来るだろう。
本人でなければ見えない傷と、本人にしか解らない痛みと、本人にしか
知りえない真実の前で、私が出来る事は一体なんなんだろう。そんな事を考える。

自分が幸せである事に気付くには、自分の力で幸せにならなければならない。
それに気付くまで、私に出来る事はなんだろう。…彼女を目の前にすると、
そんな事ばかり考える。目の前に居ない時には、自分自身の幸せしか考えない
くせに。…と、彼女に会う度、私は自分を嫌いになる。だからと言って
諦める事など決してないけれど。


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nana [HOMEPAGE]

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