JERRY BEANS!!

2002年08月02日(金) 今の仕事について

今の職場にいて、良かった事はあまり無いかも知れません。
けれど、それは最初からある程度分っていたことなのです。
真に理解はしていなかったと思うけれど。

ではなんでそんな程度の環境だと知ってて、わざわざ今の会社に入ったのか
というと、実の所、亡くなった父の仕事を、一度はきちんと知っておきたい
と思ったからなのです。

ずっと、今まで育ってきて、父がどんな所でどんな事をして、私の為に
お金を稼いでいたのか、養われている間は知りもしなかったので。

父は、私からは「仕事」を遠ざけていたようです。というのも、父には
本当はしたかった仕事が他にあったからだと思います。その夢は、今は兄が
継いでいるように思います。私には、継がれた夢はありません。
私にあるのは父の考え方や感じ方のみなのです。そのかわり、兄に比べて
私は自由でした。

父は、仕事だけに染まれるほど単純な人では在りませんでした。その精神は、
いつも複雑で、勝気な強気なふりをするほど、その内面は繊細だったと思います。
その中身にいつか触れよう、と思う間もなく、父は、亡くなってしまいました。

私と話す時の父は、いつも純粋で、一本気で、けれどとても繊細でした。
私は父の仕事の顔を知りませんでした。だから、父のその顔を追いかける為に
父の仕事と関連のある今の会社に入ったのです。

だから、後悔はしていないのです。

ほんの少しの痛みとひきかえに、父の欠片をたくさん集めました。
だから、いいのです。私は父が好きでした。今は、もう思い出の中でしか
会えないけれど。今はもっと近い感じで、父の事を好きだと思えそうです。


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