| 2002年07月31日(水) |
蜘蛛の道、メロンの網目 |
世の中にはあんまりにも沢山の道があって、
蜘蛛の巣どころか、ありんこ1匹も這い出る事が出来ないくらい
道は狭まって交錯して、四方八方、上下左右に広がっていて、
私たちはそのうちの一つの始点にいつも立っている。
違う道がどれだけ沢山あっても、最初に自分の立っている始点は
それぞれに決められているから、そこから違う道に行こうとするのは
本当に大変だろうな、と思う。
一番最初に、私たちはそれぞれの始点に立っていて、それは誰が決めた
ものでもなくて。…自然とそこに道があるだけ。そして、気付いたら
私たちは歩いてしまっていて、いつか別々のところへ離れていってしまうのかな。
一度通ったら、二度と戻れない、今まで歩いてきた道を、立ち止まる事も
出来ずにただ振り返るだけだわ。それでも歩かなきゃいけないから、
いつか、どこかに辿り付くのかもしれないと、微かな希望だけ胸に抱いて、
やっぱり歩くしかないのです。今何処にいるのかとか、今は何時なのかとか、
考えてもきりが無いから、やっぱり、歩くしかないのです。
ただ、目をつむって、全てに運命をゆだねる時は、あなたの事を思い出すわ。
そんな夢を見るときだけ、一緒に歩いているように、錯覚させて。
見ている方向が同じなら、きっと最後に辿り付くところは一緒でしょう。
そうだといいな、…そう思って、やっぱり歩くしかないのです。
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