JERRY BEANS!!

2002年05月25日(土) 雷鳴

雷は怖いと、女はそういうのかなぁ。
本当に?
初めて見た時、私は雷があんまり綺麗で、大きな音には驚いたけれど
怖いとは思わなかった。
空から空気を伝って土まで届く、蜘蛛の糸のような細い細い稲光も、
空を大きく割る光と音も、とても素敵に思えたけど。

雷が「怖い」のは、他人から知らない間に植え付けられた価値観。
女の子なら、そして小さく震えながら男の影に隠れるのが理想に近いと、
誰が言ったのかは、知らない。何処で聞いたのかも。

綺麗な星空をみて、「綺麗」と言う時、貴方は「自然」というものに
感動できると、人から思われるだろう「自分」に酔ってないかな?
言葉には、嘘があるのに。
言葉はいつも嘘のふくみを孕んでいて、少なくとも自分の口から
出る言葉には、必ず幾ばくかの「作為」が絡んでいるんだろうと、私は思う。

口を開いて出るのは、何の意味も無い言葉か。
レプリカのような。擬似の言葉か。

雷が鳴る時、空から土に届くような、そんな言葉があるといい。
細い蜘蛛のような稲光が一面を覆い尽くすように、何かそういうもので、
思う気持ちが伝わればいいのに。音と光と。貴方が見て、解るように。


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nana [HOMEPAGE]

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