JERRY BEANS!!

2001年11月08日(木) 星屑と光と

一度だけ、こぼれそうなほどの星空を見た事がある。

星を、なんで星屑と言うんだろうとずっと思っていたけど、
街の明かりも、電灯も、月も細い、夜の空にある星たちは
本当に綺麗で、小さな砂つぶのような星がたくさん、たくさん、
本当は、宇宙にあるんだなぁって、そう思った。

星は、落ちて来そうなくらいある。

星屑でちりばめられた、ビロードみたいな黒い空と星を見ていたら、
なんとなく、宇宙を銀河っていうのが解った。

でも同時に、こんな星空を見るためには、明かりも、空気も、
生活に必要な物をどれだけ捨てなければならないんだろう?
って考えて、夢と現実のギャップも気付かされた。

そんなことを考えると、単純に綺麗な空も、なんだか哀しさを
帯びて見えて、そんな時、人間のエゴを思ってがっくり、する。

物事や信念を貫き通すには、簡単な気持ちではやりきれない。
そんな気が、する。


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nana [HOMEPAGE]

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