ツライツライ、涙の結晶が、躰の奥、躰の芯にひっそりと埋め込まれて行く。冷たくきらきらとして、一筋の光も届く事は無い。いつか心に風が吹いたら、その魂は風化して行くのかな。出来れば砕けた欠片が再び内部を突き刺す事の無いように、ゆっくりと風化して、細かく流砂のように流れでるといい。