堕天使のつぶやき
堕天使でも人生楽しめる

2002年01月11日(金) 今頃になって正月の大雪の話。

ナウシカ観てウルウルきゃさりんです。
何度観ても、やっぱりきます。
流石に、もう大泣きはしなくなりましたが。

ちなみに、今、携帯の着メロは「風の谷のナウシカ」です。
♪風の谷の〜ナウ〜シカ〜〜
ってヤツ。
でも、コレって映画の中では、全く流れてないんですよね。
なんなんざましょ。

まあいいや。


さて、帰省中のお話。
まずは、大雪の話。

年が明けて、2日。
昼間の内に実家に帰りたかったのだけれど、なんだかモタモタしてたのと、渋滞を恐れて、暗くなってから出発になりました。
2日までは、松山にいたのですが、私の実家は更に南の方なんです。

母が、松山の近くに住んでいるので、ちょこっと寄ってお茶を飲んでると、兄から電話。
「お前、今ドコにおるんぞ?」
と。
「まだ松山やけど、今から帰るよ。」
と言うと、
「大雪で帰れんぞ。」
と。

松山では、雪なんぞ降っておりません。
何故に更に南の方が大雪だというのでしょう。
不思議に思われるでしょうが、最短距離で普通に実家に帰ろうとすると、盆地のU町を通らなければならないのです。
隣町は全く雪なんぞ積もってないのに、トンネルを抜けて、U町に入ると、びっくりするくらいに積もってるんです。
盆地って凄いです。

兄の話によると、ひとたび車が止まると、スリップして動かなくなるんだそうで。
まさに、兄は、U町で動かなくなる車を押しながら帰宅している途中だったのです。

スパイクタイヤなんか履く地域じゃない。
チェーンすら常備していないのが当たり前の愛媛。
道路は恐ろしいコトになっているんだろうなぁ。と安易に想像がつきます。
「今日は帰って来るのやめた方がいいぞ。どうしても帰ってくるなら、海岸沿い走るしかないな。」
という兄の言葉に、明日にしようと決意したのもつかの間・・・
明日の方が冷え込んで大雪になるらしいよ。
なる情報ゲッチュー。
んー、やっぱり今日の内に帰るしかないか。

というわけで、海岸沿いを走って、U町を通らずに帰ることに。
海岸沿いとはいえ、ちょこっと山も超えなければなりません。
5センチほど積もった雪で、もう道路はマヒです。
チェーン着けずに、よくもまあ無事に帰ったもんだと思います。
途中、乗り捨ててある車多数。
ガードレールに激突している車3台ほど。
山道の脇の大穴に思いっきり前輪突っ込んで抜けなくなっている車一台。

数少ない通りすがりの車が止まっては、集まっていたが、結局人力ではどうすることも出来ない程に見事に突っ込んでおり、JAFを呼んだから。ということで、人手はもういらないと丁重におっしゃっていただきましたので、遠慮なく先を急がせていただきました。
しかし、JAFも今日は大忙しだろうし・・・
一体、いつ来るやら。

そんなこんなで、普段なら1時間半の距離を、4時間かけて遠回りして帰ったのですが、
兄は、普通なら20分の距離を、3時間かけて帰ったそうです。
兄からの電話がなければ、間違いなく私たちもU町を通り、大変なことになっていたでありましょう。
もしかしたら、命も無かったかもしれませぬ。

あ、兄の命ですか?
あの人は、不死身ですから大丈夫。
「死んでやるぅ!」
と言って、冬の海に飛び込んでも、見事なフォームで泳いで死ねない人ですから。
え?
そうじゃない?
いや、ホントに兄は不死身なんですよ。
何度も何度も「こりゃ生きてるほうが不思議だわ」なんて言われるような事故に遭いながら、かすり傷で済んでいるような人ですから。
悪運が強いんです。

まあ、
愛媛でも、盆地では雪が積もるっちゅーことですね。
しかも、みんなチェーンなど装備してないっちゅーことですね。
要するに、
普段、ほとんど雪の降らない地域でちょこっと雪が降ると、大変なことになるっちゅーことですね。
雪国のお方にしてみれば、5センチや10センチの雪でナニを大袈裟なっ!
と言われそうですが。
ホントに大変なコトになるんですよ。
はい。

チェーン買おうかなぁ。


 <もどる  もくじ  すすむ>


きゃさりん [メール]

My追加
http://www.gumin.jp/enpitu_union.html