堕天使のつぶやき
堕天使でも人生楽しめる

1990年09月20日(木) 棚卸し −就職−

私は高校3年生になり、就職活動の時期を迎えた。
何になりたいでもなく、何がしたいでもなかった私は、経済的理由からも大学になど行けない。就職するためには、商業科にでも行って、事務職に就くつもりでいた。
なのに、ふと思い出す。
祖父がいつも言っていた事・・・
「看護婦になれ。看護婦は食いっぱぐれがない。正看になれ。」
看護婦か・・・
そう思っていた時、進路指導の先生が突然私に「看護婦にならないか?」と言った。
「私も丁度考えてたところ。」
そう答えると、先生は、「看護婦なら、働きながら学校に行けるから、家庭にも負担がかからないぞ。」と言う。
私は、看護婦になることを決めた。

これから、どんな辛い日々が始まるかも知らず・・・


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