そーなんや - 2002年03月15日(金) レッスンをやっていて.... 「鍋男せんせ、 そうなんや ってよく言いますよね」 「そうかなぁ、うーん、そうかぁ、そーなんや」 「ほら、いうてる」 人の話、聞いとんか、というツッコミをいただきそうな口癖ですな。 いや、ええかげんなアイヅチを打ってるわけではなく、ちゃんと聞いてますよ、話。 「あの人のんが移ったんや」って思いあたる人がいる。 その友人としゃべってた。 「そーなんやって、めっちゃ使えるよね。イントネーションでいろんな意味にできるし」 「ふーん、そうなんやー」基本形。なるほどねって感じ。 これだけでも明るく言ったり、暗く言ったりでだいぶニュアンスが変わる。 「え?そうなんや?!」疑問形。驚きの事実発覚 「えー、そーなんやー」不満たらたら 「え、そーなんすか」敬語系 おんなじ意味で一時「なるほど」ってよく使ってた。 どっちも肯定的な意味なのが、僕としてはみそ。 「うそっ」ってのは口癖にはしたくない。事実はどうあれ、一旦受けとめる姿勢は持ってたい。 うーん、そんなたいそうなことか。たかがアイヅチ。 こないだ月夜さんとちょっと話してて。彼女もよく言う。 「口癖ですよね」 「うんうん」 「よう言うてる」 はっしゃんのお墨付き。 この人から移ったのかな。 そんな話をしてたら、「そうなんや」って言ったらなんとなく悔しくて、「へーそうなの?」とか「そーだったんや」とか、ちょっとづつ言い換えたりして。 ちょっと気にして周りを見てみると、「そーなんや」ってあっちこっちで言うてはる。 ま、普通に使える言葉だから、口癖ってほどではないにしても。 これだけあっちこっちで言うてはるって事は、もう、一つのムーブメントと言ってもいいのではないか。 いや、ただのアイヅチなんだから、そもそも口癖っていうほどの物でもないんじゃないの。 ま、いいか。 誰かのまねばかりして歩いてきたような。 誰かにあこがれられて、まねされたりするのは、ちょっと憧れる。 -
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