鍋をたたく...鍋男

 

 

メリケンパーク - 2001年08月10日(金)

神戸に来たことのない人でも、ポートタワーは見たことあるんじゃない?
東京タワー、京都タワー、通天閣。横浜とか名古屋、福岡にも確かあったよね。
神戸版の「高いもん」は、円筒にひねりを加えた形の赤い奴。高さはあんまりない。
六甲山、神戸港、異人館といろいろある中で、一応、名物の一つ。私は上ったことないけど。

そのポートタワーのある場所一帯を「メリケンパーク」という。メリケンは「American(あめりけん)」のコト。白人さんを見て「あ、メリケンさんや」という人がいたりしたんだろうね。

今日のステージはここメリケンパーク。
いま神戸では「光のプログラム」と題して、光をテーマに街中あちこちで、いろんなイベントが行われている。
神戸、旧居留地に残る名建築の数々に、スライドで色を投影し、まるで三次元の塗り絵にしてしまう「光の絵画クロモリット」をはじめ、ほんと街中で何かしらやってます。
メリケンパークはそんなかでもたくさんイベントをやってて、光のページェントとか光のプロムナードとか光のマルシェとか。タイトルだけ並べても、なんのこっちゃわかんないね。

私たちナベ叩き隊は、そのど真ん中に入って、ストリートでの盛り上げ役。
あいにく雨が降ったりしたので、心配だったんだけど、たくさんのお客さんに聴いていただきました。

広い場所でストリート演奏するのは気持ちいい。反響する壁のない場所で、音を吸収する人に囲まれて演奏する。私たちの出してる音がストレートにお客さん達に飛んでいく。変なところに跳ね返ってキンキンいったり、ギャンギャンいったりしない。自分の出した音がそのまま届く。柔らかい音は柔らかく、乱暴なぐらい元気に出した音は、乱暴なぐらい元気に。音響装置でどこかが欠けてしまった音ではなく、僕の楽器が持ってる音がそのまま伝わる。楽器の持ってる力以上の音は出ない。でもコントロールした音はそのまんま伝わってくれる。
「生」「外」がいつまでたっても、気持ちいい。

光のプログラムの主なイベントは19日の日曜に終了する。最後の土日になんでも盆踊りをするとのこと。その土曜にもう一度メリケンでさせていただきます。今度はPA(音響)有り。ストリートじゃなくて、大人数相手だからね。
国際色豊かなステージになるらしい。イベントで接点のなかった人と知り合いになれる。これまた楽しみ。


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