心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2008年06月08日(日) 氷室冴子死去

氷室冴子が亡くなっています。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0606/TKY200806060232.html

さすがに高校生の頃はコバルト文庫なんて恥ずかしくて読めませんでした。
が、大学生になって少女マンガを読むようになりました。当時週刊少女コミックに、氷室冴子原作で、藤田和子が『ライジング!』を連載していました。宝塚歌劇団付属とおぼしき音楽学校で、主人公が「娘役スター」を目指して成長していくというストーリーでした。それより少し前の時代の少年マンガ誌は、汗と涙と友情のスポーツ根性もの(略してスポ根)で溢れていたわけですが、藤田和子がこの作品で目指したものは「部隊根性もの」でした(がそこは少女マンガなので、汗と涙と「恋」なんですけど)。

少女マンガが読めるなら、コバルト文庫も読めるだろうと、何冊か買ってみたんですが、やっぱり恥ずかしくて読めませんでした。

実際には氷室冴子の小説は余り読んだことがありません。『なんて素敵にジャパネスク』とか『ざ・ちぇんじ!』などをコミックで読んだだけです。手元に『海がきこえる』の小説がおいてありますが、一度も読んでいません。努力して技巧を磨いた人だと言われますが、やはり才能の人だったように思います。

新しい炊飯器でご飯を炊き、親子丼を作りました。休みの日に子供たちのためによく作ってあげたメニューです。

今日は子供たちが、こちらに遊びに来ました(といっても宿題をやりに来たのですが)。子供たちは僕の住んでいる場所を知らないので、迎えに行かなければなりません。アパートの三階まで一気に上ると、体がしんどく感じました。毎日そこを上っていたときには気にならなかったのですが、体はすぐになまるものです。

呼び鈴を押すと子供たちがドアを開けてくれました。ドアが開いたので、猫(くぅ)が外に飛び出していこうとしたのですが、玄関に「見知らぬ人」が立っているのを発見して、どどどっと走って奥へ逃げ戻ってしまいました。おぃおぃ、くぅよ。ほんの二週間前まで猫缶をあげていた人の顔を忘れたのかね。
「ママは薬を飲んで寝ている」そうなので、何も言わずに子供を連れ出すことにしました。話は前の日にしてありますから。

長女からは、学校の自転車クラブの大会の話、放送委員の役割の話などを聞きました。次女は太ったと言っていましたが、たしかに痩せていたのが普通ぐらいになりました。食べられるようになったのではなく、ストレスで食べているだけなのかも知れません。人間関係で悩みながらも人間関係が豊富な長女。対人関係といえば対母親がメインで、それで困ると父親に泣きついていた次女。
さて、長女のほうはさっさと宿題を終わらせて、買っておいた『ちゃお』を読み、次に少年サンデーに取りかかっていくのですが、次女のほうは相変わらず集中力に欠け、宿題が終わらないうちに、お姉ちゃんが読み終わった『ちゃお』に手を出しているのでした。

衣類がだいぶ片づいてきたので、冬のコートなどを洗いました。
美術館の展示が終わったので、母の絵を受け取りに行き、実家まで届けました。豚のショウガ焼きをごちそうになっていると、母が「すこし肥えたかね」と尋ねてきました。確かにこの二週間で1〜2Kg体重が増えているに違いありません。けれど、体重計がないのでわからないのです。

来月は体重計を買おうか。いやいや、もっと先に買うべきものがあります。子供が来たのにテーブルもなく、宿題を引っ越しの段ボール箱の上でやらせてしまいました。折りたたみのテーブルのほうが先でしょうね。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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