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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2008年03月23日(日) 専門家の話 土曜日の教会は復活を祝う人たちで溢れていました。
最近は日系南米の人が増えて教会も賑やかですが、10年前はそれほどでもありませんでした。もちろん、AA会場のほうの人数も、今よりずっと少なかったのです。
10年前そこにいらした神父さまは、よく僕らのAAミーティングが始まる前に、会場に一緒に座って話をしてくれました。やっぱり信仰に関する話が多かったように思います。ミーティングが始まってもそのままに、僕らの話に最後まで付き合って下さったことが何度もありました。
してもらった話はほとんど覚えていません。けれど、その話が巡り巡って今の僕の栄養になっているということは、なぜか確信できます。
その頃別の会場は、クリニックの3階で開かれていました。そのクリニックの先生も毎回休日出勤?で僕らに付き合っていただきました。会場費はまともに払えた試しがなかったのですが、ミーティングが始まる前に、先生を囲んでそれぞれ持ち寄った昼お昼を食べるのが習慣で、先生のぶんのコンビニ弁当を買っていくのが、僕らの負担でした。
その昼食会(?)での話の中身は、実はあまり覚えていませんし、ミーティングの終わりに関係者の立場から話をいただいたのですが、その話もあまり覚えていません。
けれど、それもまた栄養になっているという確信があります。
それにしても「関係者」ってのは変な表現ですね。医療・保健・福祉などAAに関係ある分野の専門職の人の総称です。英語のAAではプロフェッショナル(専門家)という表現を使っていて、最初は日本でも「専門家」という言葉を使っていたのですが、ある人々から「われわれは専門家などではないよ」という意見が寄せられ(謙虚?自信喪失?)、以後関係者という表現を使うことになったのだそうです。
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