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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2007年10月15日(月) 300:100000000 初めて300bpsのモデムを買ったのは1985年だったと記憶しています。
値段の記憶は曖昧ですが、5万円と10万円の間だったと思います。それでも安くなったからこそ手が届いたのでした(bpsはビット/秒)。
ちなみに、初めて買ったプリンターは信州精器製で15万円ぐらい。初めて買ったパソコンは、本体20万・フロッピーディスクドライブ30万・白黒モニタが10万でした。だんだん年寄りの昔話になってきたので、ここらへんで止めておきます。
300bpsだと、調歩同期で1秒間に30文字。全角だと15文字伝送できます。読むのが早い人なら、秒間15文字は読めるでしょう。だから当時の電子掲示板システムには、記事を伝送表示ししている最中にスペースキーを押すと、その記事の表示をスキップする機能が付いていたりしました(つまらない記事を読まずにすますため)。
その後に1200bpsと4倍になり、2400bps、9600bps、14.4Kbps、28.8Kbps、33.6Kbpsとどんどん高速化していきました。電話回線がディジタルになって64Kbps。ADSLが1.5Mbpsあたりから始まってどんどん高速化。現在光回線を使っている人は100Mbpsでしょうか。
100Mbps=100000000bpsです。300bpsと比べるとものすごく高速で、ビデオ映像をリアルタイムで伝送できたりします。
でも、なぜかその高速回線を使って、300bpsの時代と変わらない電子掲示板という仕組みを使っていたりします。不思議と言えば不思議な話です。
疲れたので早く寝ます。
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