心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2007年08月20日(月) 向こう側にも人間

「すべての人に同時に役に立つことはできない」
という言葉があります。

僕の投稿を読んで納得してくれる人もいれば、不快に思う人もいることでしょう。
若いころにモデムを買って通信を始めたときから、それは変わりません。
モラルとかマナーの問題もありますが、根本は「向こう側にも人間がいる」という単純な事実だと思います。

不快な思いが嫌で、心地よい思いだけしていたい。
人は誰もそうかも知れませんが、あまりそれが強いと不幸になるんでしょう。
心地よさを約束してくれる酒にはまり、時に不快な思いをさせる人付き合いが嫌いになる。
そうやって孤独に飲んできたわけです。

自分のために例会や掲示板に来ているのに、人のやることばかり気になる・・・。
誰かのためにやっていることじゃなくて、自分のためなのを忘れないでください。

例会や掲示板に「心地よさ」ばかり求めるのは、酒の酔いを求めたのと同じ心理だと思います。誰も不快にさせたくないというのは、その気持ちの裏返しでしょう。人を不快にすると、自分が落ち着かなくて心地よくないわけです。

人の役に立つこともあれば、傷つけてしまうこともある。助けてもらえることもあれば、不快にさせられることもある。それが「向こう側にも人間がいる」ってことでしょう。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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