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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2007年07月19日(木) 今昔 この雑記を書き始めてから、あとひと月で6年になります。
ネットで日記を書くのも初めてではなかったし、ホームページも「心の家路」以前にいくつか作ってはつぶしていました。「これもいつまで続くやら」と思いながら始めたものです。
当時と今を比べると、ネットワークを取り巻く環境は大きく変わりました。
今ではブロードバンドの24時間常時接続が当たり前になっていますが、当時はまだ電話回線にアナログモデムをつないでダイアルアップ接続するのが普通でした。回線の太さも、現在の100分の1から、1000分の1ぐらいで、ホームページに画像がたくさん貼り付けてあると、表示し終わるまでに何分もかかったりしました。
「心の家路」が極力画像を少なくして、テキスト中心にまとめてあるのは、イライラせずに読んでもらうためにはシンプルにする必要があったからです。
先日埼玉へ出かけたときには、年に何回かしか使わないPHSカードを持って行きました。パソコン用モバイル通信では、まだまだPHSに頼らねばならない場面がたくさんあります。公衆無線LANは使える場所を探すのが面倒です。都内へ行けばイー・モバイルだとかライブドアとか、選択肢もたくさんあるのでしょうが、16号の外側に出てしまうと寂しい限りです。
国立女性教育会館の宿泊棟は、市街地からかなり離れているので、PHSも何度もダイアルし直してやっとリンクが確立するぐらいの弱い電波しか届いていません。64Kbpsで接続したと表示されていましたが、実際の転送速度はアナログモデム並みまで落ちていました。それであちこちのサイトを見に行ったのですが、多くのサイトがブロードバンド接続で見ることを前提にしているのでしょう、PHSでは重くて重くて。ブログも画像部品を多用してデザインしてありますし、新聞社のサイトでも100個近い画像があったりします。でも携帯電話専用にデザインされたページは軽くできています。
パソコンでネットにつなぐ人よりも、携帯電話でネットを覗く人の方が多くなったという調査がありました。パソコンと携帯と両方持っている人でも、携帯電話でネットを見ている時間の方が長くなったという調査もありました。
「パソコンはブロードバンド接続でリッチなページ、携帯はパケット数節約のためにシンプルなページ」という流れがあって、PHSとノートパソコンなんていう組み合わせは、時代に取り残されつつある印象です。でもWiMAXより、次世代PHSに期待します。
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