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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2007年06月21日(木) ユニーク あなたはユニークな人です。間違いありません。
いや別に、あなたが変わった人(変人)だと言いたいのではありません。ユニークというのは「唯一無二」という意味です。あなたはあなたであって、あなた以外の人が代わりを務めることはできません。だからといって、他の人より重要だというわけじゃありませんけど、ともかく唯一なんです。
僕もユニークな存在です。
その上で「アル中というものは誰も似たか寄ったか」と言いたいわけです。同じアル中といっても、抱えている事情は人様々だから、そういう決めつけは良くないと感じるかも知れません。でも「似たか寄ったか」であります。
酒を飲んで周囲を困らせることが共通なばかりでなく、酒をやめた後の思考パターン、行動パターンまで似ています。まったく同じではないにせよ、ある状況が与えられたときに、ありがちな数パターンのどれかにはまります。
最近の車は、オートマチック・トランスミッションばかりですが、人間がギヤを選択するマニュアル・トランスミッションの車を思い浮かべてください。アル中の人のパターンをギヤ選択にたとえると、ニュートラル・ポジションにいることが無くて、すぐにどれか特定のギアに入りがちです。
バランスの取れた人間ならば、基本はニュートラルで、状況に応じてどのギアにでも入れるのでスムーズに進んでいけるものを、特定のギアに偏るようでは運転は楽ではありません。
自分が分類されることを好まない人もいます。自分がユニークであることに自信が持てていないと、分類されることは恐怖です。個性が否定されるようにしか感じられませんから。自分が唯一無二の存在であることに確信があれば、他者が自分をどう分類しようと(例えば負け犬だと言われようとも)、それほど気にならないはずなんですが・・・。
「アル中は誰も似たか寄ったか」というのは理屈で学んだものじゃなく、観察によって得られた経験則です。
依存症という病気であることも、アル中的思考に偏りがちなことも、僕という人間をユニークに仕立てている大切な属性の一つですから、それを否定しようとは思いません。
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