心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2007年06月19日(火) たまには時事問題

年金氏名 自動読み仮名ソフト導入 入力ミス誘発、システム欠陥
バイト経験者、年金入力ミス認める 「自分のせいでは」
「マイクロフィルム化」年金記録 判読困難データも

年金問い合わせのフリーダイヤルなんかを設けたところで、そもそもデータベース上にまともなデータがなければ、検索すらできないはずです。手書きの台帳をデータ化する時点で、ずいぶんいい加減なことが行われてきたのでしょう。

それは確かに大変な作業かも知れませんが、以前は台帳で管理されていた戸籍謄本や住民票も、いまではほぼすべて電算化されています。間違いを見つけて個別に訂正してもらったという話はきいても、戸籍や住民票が行方不明になった話は聞いたことがありません。

銀行も預金を通帳で管理していたものを、電算化してきたわけですが、その過程で預金が消えたという話も聞きません。

年金保養施設に無駄な金はたくさん使っても、電算化やシステム開発にかける金はなかっのでしょう。

これからどうするかと言っても、間違っているデータをコンピューター上でいじくり回してみたところで解決には結びつきません。膨大な手間がかかっても全データを人手でつきあわせるしかないでしょう。それ以外の解決策は「目くらましのための小手先テクニック」にすぎません。

年金問題:「社会保障番号」導入 安倍首相の意欲の裏は…

どさくさに紛れて背番号制を導入しようという話が出ていますが、人が「どんな病気にかかって、どこの病院で治療を受けたか、全記録が政府によって一元管理される」ってのは、アル中にとっては落ち着かない話です。

ましてやそれを、年金記録を扱ったようないい加減な連中が扱うのだとすると、ろくでもないことがいっぱい起きそうな予感です。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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