心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2007年06月04日(月) 時計回り

時計回りとは右回りのことです。
時々、どっちが右回りで、どっちが左回りか分からなくなりますが、中心を右に見て回るのが右回りです。道路の右カーブ、左カーブと同じです。

時計はなぜ右回りなのか。
それは日時計が北半球で発明された(あるいは北半球の文明が残った)からです。地面に棒を立てた日時計の場合、中心からのびた影は、朝は西、昼は北、夕は東と、上空から見ると右回りに回ります。これから、機械仕掛けの時計を作る時も、同じように針が右回りになるようにしたのだそうです。
もし、文明が南半球を中心に発展していたら、アナログ時計は左回りだったのでしょう。

ちなみに、壁に垂直に、南へ水平に棒をのばした日時計もあり、遠くから眺めるために使われますが、この場合は投影される影は壁の上を左回りに移動します。

一日24時間の地球の回転は大変正確です。だから本来日時計も正確なもののはずです。でも、地球の地軸が公転面から23.5度傾いていたり、地球が楕円軌道を動いていたりするせいで、太陽が真南に来る間隔は、長くなったり短くなったりします。日時計が年中同じ目盛りを使っていると、最大±15分ぐらいのずれは起こります。
もっとも、日時計しかなかった時代の人が、そんなことを気にしていたかどうかは知りません。分単位で計れる時計を持っている人は、日時計を見ないだろうし。

僕は仕事の都合上、ディジタル式の腕時計をしています。同業者に鼻で笑われるのを防ぐためです。ストップウォッチ忘れたんで貸してくださいと言うのは恥ずかしいですから。腰にいつもストップウォッチをぶらさげていればアナログ式でもいいのかも知れません。

最近はディジタル式のかっこいい腕時計は少なくなりました。以前はナイキのランニングウォッチを使っていたのですが、自分で電池交換をしていたら3回目に失敗して破壊してしまいました。パソコンを使うときには、腕時計の存在はうっとおしいので外しています。するとすぐに忘れてくるわけで、高いものはなかなか買えません。
今は、忘れてもさほど痛くない4,500円の電波時計を使っています。ところが安いとなかなか亡くさないんですね。

Nike Triax Speed などを見ると、思わず物欲が沸々とわきますが、今のところ折り合いがついています。あれは、初対面の人に、走るのが趣味なんですかと聞かれるのが欠点ですね。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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