心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2007年02月09日(金) 強制力

AAには規則がないと良く言います。
個人個人がどう考え、どう行動するか、最大限尊重しています。

でも、まったく自由で、強制するものが何もないわけじゃありません。それどころか、考えられる限り、最大最強の強制力があります。
それは「酒ビンの中の強制力」ってやつです。

ある人が、「私のハイヤー・パワーはアルコールだった」と述懐するのを聞いたことがあります。アルコールが私たちの支配者で、私たちはその専制君主の奴隷でした。そして酒を飲まなくなった今も、その支配者の手先は、もう一度奴隷生活に引きずり込もうと、手ぐすね引いて待ちかまえています。

個人個人に、アルコールという強制力が働いていることを理解しなければ、AAの無規則主義を理解することはできないんじゃないかと思います。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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