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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2007年01月06日(土) ステップ一巡 9月にホームグループのビジネスミーティングで、土曜日のステップミーティングの会場係を引き受けました。
「会場係」と言っているわりには、僕が会場を開ける回数は少なく、誰かが先に来て開けているということも多くあります。30分前には到着して、会場を開けておくように、というスポンサーの教えは守れていません。
会場係がそのミーティングの司会をすると決まっているわけじゃありませんが、用事があって休んだ時を除けば、ずっと司会もやらせてもらっています。
12&12を輪読するのですが、輪番を引き継いだ時がステップ11で、それから12をやって、また1に戻り、今日また12が終わったところです。
ページ数が多いステップだと、30分ぐらいは輪読が続くことがあります。ちょっとダレるときもありますが、まあ良いスピーカーの話を聞いていると思えば30分ぐらい良いではないかと、個人的には思っています。
さすがに、ステップ12は長い(27ページある)ので、2回のミーティングに分けました。以前に、1回のミーティングで一度に読んだことがあったのですが、そのときは65分ぐらい輪読して、残りの25分で分かち合いとなりました。後にも先にもそれ1回だけです。
ステップ12を読むと、いつも気がつかされる一文があります。
「さらにすばらしいことは、(略)仲間の中で特に抜きん出た人間になる必要はないと気付いたことだ」
人の集まりの中で、常に自分が「一歩抜きん出て」、他者に優越することで、自分は価値のない人間だと言う不安を鎮め、安心を得ようとしてきた人間です。
AAに来てしまってまで、まだそこでも「一歩抜きん出て」、他のメンバーより回復し、より目立ち、より尊敬され、そうすることで優位に立ち、支配する(自分の意のままにする)ことで、安心しようとしていました。
だけれど、もうそういう古い生き方は、とりあえずAAの中では捨てましょう、ということです。優れたメンバーにならなくていい。どこにでもいるような、欠点の多い、普通のAAメンバーでいいよ。ということでありましょう。
自分より回復した人が、周りににごろごろいても、年数の若い人に追い抜かれても、そんなことは、ちっとも苦にするこたぁねぇよ。と、勝手に解釈しています。
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