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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2007年01月04日(木) 残念なお知らせ 大変残念なことですが、冬休みが終わってしまいます。
ゆっくり休めたという感じはないですが、いくつかのことは片づきました。
年賀状も出せたし、三が日特別ホームページもやったし、掲示板に「星が見える名言100」を組み込む計画も実行できました。母の発案で、正月に子供たちと(母と)一緒に温泉プールに行ったら、妙に空いていました。
12月30日にホームグループの土曜のミーティングに出た後、1月3日に同じ会場の水曜のミーティングに出ました。それは、いつものルーチンどおりで、年末年始だから間隔が空いたりしなかったのですが、仲間の「いつもどおりの間隔でも、この31日・元旦・二日の3日間は、普段と感覚が違う」という言葉が、僕の気持ちをよく代弁してくれました。
さて、ある人が「AAの神とかハイヤーパワーという言葉は、どうも好きになれなかった。むしろはっきり言うと嫌いだった。けれど、最近その言葉を聞いてもあまり気にならなくなった」という話をしていました。
「神」とか「大いなる力」という言葉を聞いて、一歩身を引かない日本人のほうが珍しいと思います。いくらAAで、神の概念はその人の自由で、何かを信じる義務はないとは言っても、あまり気楽にできないというのが本音でありましょう。
例え「神」がハードルになってしまって、ある種の人を遠ざける結果になっているとしても、AAがそれを変えることはないでしょう。嫌なら別の方法を試してください、とAAは言うのであります。
どんなふうにAAプログラムを解釈しようとも、それは個人の自由です。でも、AAの中にいれば、他のメンバーが自分の God について語るのに、耳をふさいでいるわけにも行きません。
「神」という言葉が、あまり気に障らなくなるのも、大きな霊的な進歩だと思いますね。AAの言葉で言えば「寛容」。違う言葉で言えば、異質な他者の受容。もっと分かりやすい言葉で言えば、「心が広くなった」。
心が広くなれば、コミュニケーションも増えて、対人関係が改善し、孤独感も癒されるでしょう。ステップ、ステップと大声で繰り返さなくても、ミーティングにひたすら出続けていれば、変わっていくところもたくさんあるのでしょう。
逆に、ミーティングから離れていれば、知らず知らずのうちに心が蝕まれて孤独になる、ってこともあるんでしょう。
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