心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年09月15日(金) やっと余裕が

久しぶりに真面目に働いていました。
というか、普段から真面目に働いていれば、こんな目には遭わないんですけどね。
お盆明けから次第に涼しくなっていくにつれ、暑さで参っていた体が少しは楽になるかと思いきや、逆にしんどくなっていきました。
昼間は汗だくになる暑さで、夜になるとTシャツと短パンでは風邪をひきそうな気温に下がります。そういう気温差に体がついて行けなかったのでしょうか。脆弱であります。

一週間五日のうち二日半を休むようなことをしているうちに、仕事がどんどん遅れていきました。納期を延ばしてくださいと言い出せないまま、「その日」がどんどん近づいて来てしまいました。おかげで徹夜であります。
こんなことになるんだったら、毎日こつこつとやっときゃ良かった。毎度そう思うのですが、そのようにはならずに20年以上、この仕事をしています。

もちろん、僕以外の仕事も着々と遅れています。

機械同士を接続してみたものの、全然通信ができません。要するに、機械どうしが意思疎通できないわけです。
人間どうしが意思疎通できない時は、気持ちがギスギスします。そして、機械どうしが意思疎通できない時も、やっぱり気持ちがギスギスします。もっとも、機械は気持ちを持っていないので、ギスギスするのはそれを管理している人間どうしですが。
大切なのは、忍耐と寛容とセルフチェック。原因を相手に探し求めると、どっかでお返しをもらいます。機械が壊れていることは滅多になく、たいてい人間の勘違いです。
そういうインターフェース部分が5ヶ所もあって、さすがに時間がかかりました。

機械屋さんの工場では5時半に全員が帰ることは滅多にないです。でも、どれぐらい遅くまでやるかの流儀は会社によって違います。7時過ぎに「もう今日はこれで上がりましょう」と言う会社もあれば、8時に全員で夕食を食べに行って、さあこれからが本番だぁって会社もあります。
始めていく工場だと、それがどっちなのか、朝から気になります。やっぱり7時までと、日付が変わるのではペース配分が違いますから。

おかげで山を越し、週末はゆっくり眠れそうです。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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