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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年01月16日(月) 水難? 会社から自宅のパソコンの状態をチェックしてみたら、CPU温度が90℃ぐらいありました。本来ですと無負荷の状態なら、50数℃が正常値です。そういえば最近無負荷なのにCPU温度が70℃近くまで上がったことがあって、気になっていたのですが忙しさ(?)にかまけて(というか怠けて)ほったらかしになっておりました。
自宅の室内ではアラーム音がうるさく鳴り響いていることでしょう。90℃ともなると、中を循環している冷却水の気化が始まって圧が上がっているはずです。このまま上昇を続ければ、また年末年始みたいに漏水事故を起こしかねません。とりあえずリモートから打てる手段はシャットダウンだけです。
仕事を終えて、AAミーティングに出て、夕食を済ませてから帰宅すると9時半ごろでした。
パソコンの電源を入れてみると、まったく水が循環せず、すぐにCPUが100℃を超えて緊急シャットダウンしてしまいました。また水が足りなくなってキャビテーションが起きているかと思って水量をチェックしてみますが異常はありません。
あんまりミーティングのあった夜にするべき作業じゃないなと思いながらも、ウォータージャケットをCPUから外して分解してみました。水の中を回転するローターには金属ゴミが付着し、ジャケット内の水には埃が混じっています。でも通電してみればちゃんとローターは回っています。ジャケットを水で丸洗いしてみたり、ラジエーターまで分解してみたりしたのですが、2時間半後にわかったことは、理由ははっきりとは分からないものの、なんとなく水の循環をするのに抵抗が大きくて、ポンプの力がふそくして水をただかき混ぜている状態になっていることです。
どこからか埃が入り込んで、ラジエーターが目詰まりしてしまっているのだろうと想像しますが、確信はありません。ただはっきりしていることは、購入後10ヶ月目でCPUの水冷システムは埋め立てゴミになり果てたと言うことです。自分で分解しているのでメーカー保証も効きません。
それから9月の引っ越しでどこかへいってしまった空冷のファンを探し出してきて取り付けるのに1時間。
さて寝ようと居間へ上がってきてみると、雨が降っていて干しっぱなしだった洗濯物が濡れていました。
1万円以上した水冷システムが1年持たずにゴミになり果てる。頭に来て当然なのかも知れませんが、トラブルも含めて楽しめるようでなければパソコンマニアはやっていられません。「今年は水難の年だな」と思いながらも、昨日のプールは無事済んだからよしとしようかと自分に言い聞かせるのでした。
雪で車がつぶれた仲間からは保険で修理がきくという連絡を頂きました。
NFLではピッツバーグ・スティーラーズがコルツを破っています。ロスリスバーガーはモンタナ以来の天才ではないかと思ったりします。あと2週間で野球のプレシーズンが始まります。
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