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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年12月30日(金) No due or fee 「JSOの財政を支援する会」という組織からお手紙が届きました。
以前からその存在は噂として知っていたものの、入会の勧誘を受けるとは光栄なかぎり(?)であります。しかし義務的に毎月千円ずつ集めるという手法は、長いこと慣れ親しんできたAAのお金の集め方に慣れた人間にとっては違和感があるので、入会はご遠慮することにしようと思います。
今年はバースディ献金もしなかったし、個人献金も多分していないと思う。まあ所得税非課税の状態なので今年は勘弁していただこうと思った次第であります。
僕は買い物をするときに、意識的に500円玉が財布に残るようにしています。それはミーティング場の献金箱に入れるためであります。500円玉がないときは100円玉を三つ入れることにしています。三つないときはあるだけの100円玉と50円玉。献金を入れるのを忘れていることもあるので、「最近献金していないな」と思ったら千円札を入れることもあるぐらいです。
これがAAメンバーの平均より多いのか少ないのかは分かりません。
ただざっくり計算することはできます。JSOを含むゼネラルサービスの予算が四千数百万円。これを全国のざっくり四千人のメンバーの献金で支えているので、一人あたりおよそ年間一万円です。関東甲信越のセントラルオフィスの予算規模が二千万円弱。これをこの地域の二千人弱のメンバーで支えているとすると、やっぱり一人一万円ぐらいです。これに各地域・地区のレベルの活動があり、そして何よりグループのレベルではコーヒー代やらハンドブック代やら、会場費・暖房費などが必要です。地域性もあるし、グループの人数にもよるでしょうから、あとは自分の財布の中身と、霊的進歩というものと、いろいろバランスを考えて自己決定すべきものが献金だと思っています。
さて話は変わって、今日は「心の家路」のリンク集のチェックをしておりました。
たまにチェックをしないと、リンク先が 404 Not Found になっていたりするところがあるからです(案の定ACODAのアドレスが変わっていました)。
今年を振り返って思うのは、アルコホーリクの人のブログがとても増えてきたなという感慨です。ブログというのは新聞の用語によれば「日記式簡易型ホームページ」だそうですが、まあそんなものなのかもしれません。タリウムで母親を毒殺しようとした女子高生がブログを維持していたということがニュースになっていたのが印象に残ります。
HTMLだとか、FTPだとか、そういううざったい話抜きで情報を発信できるブログというのは、一過性のブームでは終わらないかもしれません。
僕の手元にも、AAメンバーやアルコホーリクの家族の人のブログが10以上リストアップされていて、精読が済んだらリンク集に加えようと思っているのですが、なかなか集中力が沸いてこないために、どんどん先送りになっていっています。
「心の家路」を始めた頃は、依存症関係のページを探すこと自体が大変だったので、どんどん情報発信者が増えてくるというのは、隔世の感があります。
この雑記の一年を振り返ってみると、10年前を振り返ってという企画を始めたものの、なんだか尻すぼみになってしまいました。多少遅れ気味でも、来年もなんとか続けていきたいです。
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