心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年12月22日(木) 大変な一日

午前中は精神科医へ。夜寝る前の薬を飲んでから10時間〜11時間ぐらいは眠いんですよという話をしました。症状の改善と共に、薬が効きすぎるほうに傾いてしまうのでしょうか。何ヶ月か前にセパゾン(クロキサゾラム)2mgを1mgに減らしたのですが、今度はそれをセパゾンの2/3ぐらいの強さの安定剤に変えてみましょうということになりました。
いつもは出してくれる「お薬情報」の紙をもらえなかったので、新しい安定剤がなんという名前なのか次回年明けの診察までわからないでしょう。
セパゾンの半減期は100時間。比較的代謝のゆっくりした薬ですから、はたしてこれを別の薬に変えることで、眠い時間が長すぎるという症状が改善するかどうかはわかりません。どちらかというと主治医が(アル中に継続投与するにはあまり好ましくない)安定剤を削りにかかったという要素のほうが強いのかもしれません。

ちょっと早いけれど12月の給料が支給され、年末調整の紙もやってきました。今年は休んでばかりいたので、給与支給額が控除額より100万円ほど低い(つまり納税額ゼロ)ということになりました。思わず「わはは」と笑って話題にしていると、年配の社員から「笑い事ではないだろう」とたしなめられてしまいました。
でも、AAにミーティングに出続けていると、どうしようもないことは暗い顔をして悩んでいるよりも、いっそのこと笑い飛ばしてしまった方が楽だということを学ぶのであります。
所得税を払わないのは12年ぶりぐらいでしょうか。確定申告の必要もなしです。

午後は半日延々と会議。
僕のようなぺーぺーは仕事の時間のうち1/3ぐらいが会議であるのがせいぜいですが、部長クラス以上になると仕事のほとんどが会議か面談であります。

夕方から忘年会。忘年会があるということは公式には一切知らされていません。社内の非公式な情報伝達網を使って広まっていた噂でありました。公式なルートで伝わってくる情報は、全体の3割ぐらいでしょうか。会社というもののやっかいなダイナミズムをこの年になって学びつつあります。

飲み助の多い会社であって、宴会は決して居心地の良い場所ではありません。でも、人的交流のためという名目で、ひとりあたり3000円が補助される(これも非公式で、机の上にいきなり現金がおいてあった)ので、逃げるわけにも行きません。

酔っぱらった年配の社員から、「君はもっと積極的に・・」うんぬんという説教をくらってしまうものの、僕は仕事中毒の面は持っていて、仕事に時間を捧げてしまう傾向はあっても、会社のために人生を捧げるつもりにはとうていなれないのであります。むろんそんなことは相手に悟られないようにと思っているのですが、きっと日頃の態度には出てしまっているのでしょう。

一次会が散会した後、前の会社から一緒の四人でカラオケへ。のどが痛くなるまで歌って解散。帰りに深夜までやっている健康ランドで風呂に入りました。セガトイズ製のマッサージ機とパラマウントベッド製のマッサージベッドで、400円を使って都合20分体を揉みほぐしました。

今週は本社出張があったりして、体が疲れていました。揉みほぐされているのは気持ちの良い者です。が、僕ももう若くはありません。翌日は筋肉の痛みに苦しむことになるのでした。

朝のニュース番組を見ながら睡眠。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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