心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」

たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
もくじ過去へ未来へ


2005年09月21日(水) 宙ぶらりん

大学病院に電話してみたものの、まだ空きベッドはできていないそうであります。これで妻の入院は来週以降が確定しました。入院するわけでもなく、かといって軽快するでもなく、宙ぶらりんの状態です。

会社に出てきてみたら、来週の会議の予定がもう入っていました。いつもだったら入っているはずのメンバーが一人かけているのでたずねてみたら、10月から部署を移動になる(物理的には移動しないけど)そうで、来期向けの会議には出席しないのだとか。そいつが移っていく部署は、僕が入社時に希望していた部署ですが、物理的な問題が壁になって、別部署(長野の事業所にある部署)に配属されたのです。僕が休んでいる間に結果を出して、希望の部署へ異動した人間がもう2人です。
なんだか自分だけが置いてきぼりをくらっているようで寂しいです。かといって、フルタイムに移行して猛チャージをかけるわけにもいかず、どうしたものか宙ぶらりんであります。

フルタイムに移行するタイミングとして「自分で勝手に」決めている時期は、妻が入院して、退院してきてきたら、それから障害年金の申請の結果が出たら。の二つがそろった時期というのを考えています。

年金の審査はまだまだ時間がかかりそうで宙ぶらりんであります。

いつものメンタルクリニックに行きまして、さんざん待ったあげくに3分診療。先週安定剤を半分に減らした影響が出ていないことを報告します。「この薬も<そのうち>切りましょう」というわけで、薬漬けの身体から抜け出せるのはまだ先になりそうです。これも宙ぶらりんであります。

子供の病気も治癒して「もうこなくていいです」と医者に言われることもなく、いったいいつまで医者通いが続くやら・・・。これも宙ぶらりんであります。

お金のことも、見通しがつくでもなく、つかないでもなく、宙ぶらりんです。

AAの関係でも宙ぶらりんのことはいっぱいあります。

どれをとっても、宙ぶらりんのことというのは苦手なのであります。「はやいところ白黒はっきりつけてくれぃ」と言いたくなってしまうわけであります。仲間を見ていても、自分の過去を振り返っても、この宙ぶらりんの状態に耐えきれなくなって極端に走ると、たいてい悪い結果がまっているようであります。だから、こつこつやるしかないわけであります。

こつこつやる。なんて苦手な言葉でありましょうか。


もくじ過去へ未来へ

by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


My追加