ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
もくじ|過去へ|未来へ
2005年08月03日(水) ZIP ZIPドライブが壊れました。
ふつうのパソコンユーザーにとっては、ZIPディスクなんて、見たことも聞いたこともないものでありましょう。
どのパソコンにも(たいてい)ついているフロッピーディスクの容量は1.44MBです。大容量・高速化があたりまえのコンピューターの世界で、フロッピーの速度も容量も15年以上変わっていません。
ちなみに、フロッピーというのは愛称で、規格名はフレキシブルディスクと言いますが、そう言っても誰にも通じないでしょう。フロッピーを発明したIBMでは、相変わらず固有名称の「ディスケット」という名前を使っています。
しかし、1.44MBではあまりに容量不足で不便です。そこで「次世代フロッピーディスク」という規格がいくつか出されました。一つはLS-120(スーパーディスク)というもので、容量120MB、大きさはフロッピーと一緒というやつです。
もうひとつは、アイオメガというところが出したZIPディスクというもので、容量が100MB。大きさはフロッピーよりはちょっと厚め、大きめです。
僕はLS-120もZIPも使っているので、どちらの方が優れているというものでないことは知っています。そして、LS-120もZIPも「次世代」でありながら、なぜかフロッピーに取って代わることはなく、そんなものを使っているのは変わり者だけという世の中になってしまいました。
実は僕は21世紀になってから(つまり「次世代フロッピーディスク争い」が勝者なく終わってとっくにたってから)、ZIPにはまった人間であります。
100MBというのは、仕事のデータを入れて持ち運ぶのにちょうどいいぐらいの大きさです。自宅にも職場にもドライブを置いておけば、なかなかに便利なのであります。
しかし、内蔵型のZIPドライブというのは耐久性に乏しくて、2年ぐらい使うと壊れてしまいます。そのたびに、ネットオークションでマッキントッシュ用の中古ドライブを漁る羽目になっています。
最近では同じくZIPを使っていた同僚も、USBのフラッシュメモリーだとか、ポータブルタイプのHDDとかに鞍替えしてしまいました。それも悪くないと思いながら、やっぱりZIPには愛着があります。
自分はいったいいつまでZIPを使い続けることができるのだろうか? となんとなく思ったこのごろです。
(パソコンネタはわかんねーから書くなと言われますが、ネタがないので書いちゃいました。ごめん)
もくじ|過去へ|未来へ