心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年08月04日(木) BOX原稿

今頃皆さんの手元に渡っているBOX-916(日本AAの月刊誌・活字によるミーティング)には、僕のゴールデン・ウィークの台北行きの記事が載っています。

一応戻ってきてから、台北でのミーティングの様子をJSOにメールで伝えてはおいたのです。国際局担当の方からメールで「なんで日本ではアラノンとAAの合同ミーティングが・・・」という定番のぼやきを含んだメールをいただきました。所長からBOX-916編集長に「原稿の依頼をしたらどうか」というメールのCCをいただきました。

実際にメールで原稿の依頼が来たのが5月後半で、時間がないので締め切りを延ばしてもらって6月10日に入校の予定でした。ただ、僕はそのころ副業に夢中で、原稿のことなどすっかり忘れていて、締め切り間際になってあわてて書き起こすことになってしまいました。
「文章は、最低限一晩寝かせた方が良い」
という経験則があるのですが、最近は「心の家路」の更新も、書いたはじからFTPするという具合で「寝かせる」どころじゃありません(日々雑記はもちろん見直ししてません)。BOXの原稿も、いけないとは思いつつ、そのままメール送信してしまいました。

BOX-916に僕の書いた文章が載るのは、おそらく5回目です。ビッグ・ブックの個人の物語の翻訳が一編、THE LANGUAGE OF THE HEARTS(心の言葉)からの翻訳が一編、「読者の声」の原稿が足りないからと言われてでっち上げたのが一編、「ビルはこう思う」私はこう思うの原稿を頼まれて一編、そして今回の「世界のAA」で頼まれて一編。

「活字によるミーティング」でありながら、自分の体験をつづった文章は一度も投稿したことがありません。いまさら書けと言われても・・・うーん。

ホームグループの人数がとても少なかった頃。どんなに深く話をしても、分かち合いの範囲は限られた人数の限られた経験でしかありませんでした。そこでBOX-916を買って、みんなでひとつの記事を読んでミーティングをしてみることにしました。BOX-916はグループ・メンバーにとって、日本のAAという外の世界を眺める窓になりました。自分たちが大きな共同体の一部であるという意識も芽生えたような気がします。

ビッグ・ブックの読み合わせとあわせると、しょっちゅう本ばかり読んでいるグループになっちゃいましたが、分かち合いは増えてきたと思います。

自分は書かないでおいて、人に勧めるのは悪いことですが、BOX-916はいつでも原稿を募集中です。メールでも原稿を届けられるし、携帯電話で何通かにわけて投稿された記事もありました。

「ミーティングで話す時間が足りないよう」と思っていたりするんだったら、ぜひBOXへ原稿を書いて送っていただきたいです。そこは活字によるミーティング。決して特別なAAではありません。いつも通りのスタンスでかまわないのですから。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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